「後でその名を聞いて、オレも思わず検索かけちまったぜ」 byロイン
「おっす、ロインだ。さて、今回のゲストは珍しく一般人との事なので、気楽にいかせてもらうぜ。えっと、とりあえず呼んでみるか。おーい!」
『はい。こんにちは、本日はよろしくお願いいたします』
「よう、お客人。突然呼びつけてすまなかったな。とりあえず、自己紹介から頼むぜ」
『はい。皆様初めまして、シロと申します。職業はデイトレーダーをしております。改めて、どうぞよろしくお願いいたします』
「おう、よろしく!とりあえず、手元の事前資料に『男三人、狂気のスイーツを食す。』なんて題が刻んであるんだが、最近そんな出来事があったのか?」
『ええ。中々に興味をひかれるようなスイーツがありましたので、好奇心で取り寄せてみまして。しかしあれは愉快でしたねぇ、ふふっ』
「狂気のスイーツって触れ込みがもう既に尋常じゃないよな。甘さの欠片もなさそうなキャッチコピーなんだが?」
『ええ。全くもって甘くはありませんでしたね』
「まあ、男三人って時点で、甘さなんて期待できはしないか。なんせ、華がねえやな」
『華……ですか。ふむ。でしたら、残りの二人に女装させて収録した方がよろしかったでしょうか?』
「冗談に冗談を重ねるなって。それより、三人ってことは他に連れが二人いるんだろ?そいつらも紹介しておいてやったらどうだ?」
『ふむ、承知いたしました。残りのお二人はわたくしとルームシェアしている大学生二人ですね。常識人ですが口が悪い
「はい、お疲れさんっと。それで、内容としては今挙げた二人とあんたが、その狂気のスイーツとやらに挑戦した記録になるんだよな?」
『ええ、その通りです。タイトルそのまま、東北の片田舎が生んだ狂気のスイーツを食す記録になりますね』
「まあ、違うといわれても困るけどな。それで、あんたとしてはどうだったんだ?そのブツを食してみた感想は」
『わたくしとしては割と気に入っておりますよ。詳細はあえて伏せさせていただきますが、普段なら絶対に出会わないような二つの食材のマリアージュと申しますか。狂気に針を振り切っているせいか、不思議とよく合うのですよね』
「案外気に入ってるんだな。てっきり、口に入れた次の瞬間には、リバースカードオープン!ってな展開かと思っていたんだが」
『ふふ、何を言っているのです。ウミガメの肉だろうがウーパールーパーだろうが調理の仕方次第で美味しくいただける時代ですよ? まして片田舎が生んだ狂気ですよ。美味しくないはずがないでしょう』
「そ、そうか。それならまあよかった。で、残りの二人は……ああいや、やっぱり聞かないでおく。そっちは原文の方を確認させてもらうさ」
『ええ、それをお勧めいたします』
「ちなみに、食べた瞬間口から炎を吐いたり、突然奇声を上げたりといったグルメ漫画的リアクションもあったり?」
『ありません。一般人にそんなこと期待しないでください』
「なんだ、つまらん。それはそうと、今度機会があったらオレにも一口相伴させてくれよ。怖いもの見たさってやつなのか、無性に興味がわいたんだが」
『ええ、構いませんよ。こういったものは試さないとわかりませんゆえ。いつでもいらしてください。歓迎しますよ』
「んじゃ、あるかないかもわからない、その機会とやらを楽しみにしていようか。えっと、それじゃあ最後に一言、何でもいいからもらっていいか?」
『ええ。カクヨムコン短編賞で一時的にTOP100にランクインした狂気の問題作、ベクトルが迷子になっている飯テロ短編を是非、一度ご覧あれ』
「その触れ込みも尋常じゃないな!?……まあいいや、締めのセリフももらったところで今回はここまで。また次で会おうぜ!」
狂気のスイーツの正体とは!?そして、それを相手取ることになった三人の反応やいかに!?続きはこちらで↓
『男三人、狂気のスイーツを食す。』
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