空想は友達、不思議ちゃん。
私に限らず物語を作っている人は空想家なのだと思っています。そうですよね? 違うかな。
子供の頃から空想することが好きで、1人でいても全然平気。
誰かと一緒に遊ぶことが嫌いなわけじゃないけど1人でも大丈夫。だって、空想している間は夢中になってるから1人で淋しいとは思わなかったんですよね。
最近では子供にスマホゲームで遊ばせたりDVD見せたりして大人しくさせる親もいますが、私はマイセルフで脳内DVDを観賞していたわけです。
移動教室なのも忘れて空想に浸ったり本に没頭してたり、チャイムを聞いて我に返れば教室に自分一人って事もありました。慌てて音楽室や理科室に走ったこともしばしば。
友達曰く「声をかけても返事するだけで動かないから先に行った」と言うことです。
うんとか分かったとか返事してるらしい( ̄∇ ̄;)
新聞読んでるオヤジみたいですよね。
お絵かきしている間も頭の中では物語が進行中。多分、先の話から察するに絵を描きながらぶつぶつ言っている可能性あり。流石に今は黙っているはず・・・ですが。
あぁ・・・ここまで書いて、寺子屋的なゆるい学習塾に通っていた時の事を思い出しました。
小学生から中学生までがひとつの教室で学ぶスタイルで、先生の出した宿題などの分からない部分を先生に教えてもらったりする塾でした。
たまたま先生の直ぐ前の席に座っていた私は、視線を感じて顔を上げると先生と目が合いました。
先生はただじっとこちらを見ていました。先生が目をはずし添削を始め私も勉強の続きをしているとまた視線を感じる。顔を上げると先生とまた目があった。
先生は私の顔を見てくすっと笑って、また仕事を続けます。
あれ? 何だろう?
と思ってよくよく思い返してみると・・・私、鼻歌歌ってました(爆!)
いや~、恥ずかしかった。
きっとずっと鼻歌歌ってたのよ。で、先生は音源を探して私を見つけて・・・笑うよね。そりゃ、笑いますよ。
先生の真ん前の席で鼻歌歌いながら勉強してるんだもん。
クリスマスの頃だったか運動会前だったか、同じ様な曲を耳にする季節だったと思う。いつの間にかBGMが鼻から漏れてたぁ~~!
生徒からは何もいわれなかったから、音漏れは小さかったんだと思いたい。
天猫は子供にしては珍しく寝付きが悪くて真夜中になっても眠れないことも多かった。
寝る頃になって学校での言動を思い返して恥ずかしかったり後悔してた。会話しながら会話の内容を膨らませてトンチンカンな事を言うのもよくありましたからね。
眠れぬ不安を消してくれるのも空想でした。
楽しい空想をして明るい気分で寝落ちする。それが天猫の子供時代、いや今も多少は・・・・・・(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます