第3話 ここは私に任せて逃げろ!
うーん……周り見て回るって言ったけど近くにフレンズがいたらまずいからなぁ……
「…………ぁぁ!」
ん?今叫び声が……でもどこからだ?
耳をすませば聞こえるかな?
「………」
「わぁぁぁぁ!」
!はっきりと聞こえた……こっちだ!
「うぅ……」
「………」
1人のフレンズと……あれがラッキーさんの言ってたセルリアンって奴か……
「い、威嚇のポーズ!」
「………」
………可愛い
ブンッ「………」
「うわわっ!」
あ!助けないと……でもバレるのは……
「うぅ……うぅ……」
「………」ブンッ
………見てられるか!ここで助けないと一生後悔する!
ガサガサ
「オゥラァァ!」
「!?」
セルリアンの右の草むらから飛び出し、突き出した足は見事にセルリアンに命中し吹っ飛ばした………はず
「よし!」
ドゴォン
「………???」
セルリアンは何が起きたかまだ理解出来てないみたいだ
「えっと……キミは?」
「………」
どうしようこういう場合なんて答えればいいんだろ……よし!前テレビで見たあれをやろう!
「ただの通りすがりのフレンズさ」
よし!決まった!!
「あの……助けてくれて……ありがとう」
「………あいつは私が引き受ける、キミは早く逃げた方がいい」
「あの……無理しないでくださいね」
タッタッタッ……
さて、引き受けてしまった訳だが……セルリアンってどうしたら倒せるんだ?
「(怒)」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
うわやべぇ来た!戦い方なんてパンチとキックしか出来ないのに!弱点も分からないのに倒せるか!
「えぇい!セルリアンこっちだ!」
とりあえず今は逃げないと!
____________________
その頃のラッキーさんは……
……カミラに渡したマーカー、荒ぶってるけど大丈夫かな……?
でもまず先に修理を終わらせないと……
ラッキーさんはラッキーさんで自分の仕事をしていました
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ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!しつこいなぁァァァ!
いつまでついてくるんだよ!?
「もうキレた!来い!吹っ飛ばしてやる!」
「(怒)」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
さっき蹴り飛ばした時は吹っ飛んだ……
今度上に吹っ飛ばしてよく観察してみようかな……
「えぇい!キック!」ベン↑
「(!?)」
よし!飛んだ!さて、弱点は………
「(………)」
ヒュゥゥゥゥ
ドスゥン
………弱点らしい弱点無かったんだけど
セルリアンって石があるんじゃないの…?
「(殺)」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
「誰か………助けて」
神でも天使でも悪魔でもいい、誰か……助けて……
???「その言葉を待っていた!」
正直後悔した
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