第2話 ボクにマカセテ

しかし図書館とはどういうルートで何処にあるんだ?ラッキービーストさんに聞いてみるか……

「ラッキービーストさんはパークガイドロボットなんだよね?」

「そうだよ」

「実は……図書館までの道を案内してもらいたいんだが……いけるか?」

「分かった、図書館までのルートを検索中……検索中……」


よし、これで図書館までは大丈夫だな


「図書館まで距離はかなりあるから」 徒歩はおすすめできないよ」

「徒歩はきついと……ラッキービーストさん近くに乗り物はあるかい?」

「分かった探してみるよ、検索中…検索中…」


あれ?近くに乗り物が無かったらどうするんだ……?

「検索完了、近くに動きそうな乗り物があるよ少し歩くけどいいかな?」

あぁ、よかった近くにあって……

「あぁ問題無い、だけど……」

「だけど?」

「なるべくフレンズがいない道で頼みます」

「分かったよ」

____________________

数分後……


「あった、あった!これだよ!」

「これがラッキービーストさんの言う乗り物かぁ……」

それは見た目はバイクに近かった、だけど後ろは2輪だし普通のバイクに必要のない部分もあったからだ


「ラッキービーストさん、このよく分からないものはなんですか?」

「それは盾だね」

「盾?でも盾に見えないけど……」

「正式には盾じゃ無いんだけど、これに乗り決闘デュエルをしてた人達は盾と読んでいるんだよ」

バイク?に乗って決闘デュエル………なんかどこかで聞いた事あるな………


ぴょこ……ぴょこ……


「………」

「?」

「ちょっと壊れかけてるね、充電も空だし」

「それって……直せますか?」

「大丈夫、ボクにマカセテ」

「じゃあラッキービーストさん、自分は周りを見てきますね」


修理はラッキービーストさんに任せて……


「あ、ちょっと待って」

「え?あ、はい」

?どうしたんだろう

「これを」

そう言ってラッキーさんが渡してきたのは一定間隔で光る機械だった

「これは?」

「マーカーだよ、もし迷子になったらこれを持ってじっとしてて、修理が終わり次第迎えに行くから」

あぁ……確かに自分はここをよく知らないから迷子になるな……

「ありがとうラッキービーストさん」

「問題無いよ」

それから自分はラッキーさんを後にして周囲の探索に出た……

正直、周りの探索に出て正解だったよ……

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