面白くて一気に読んじゃいました。ドイツ語のルビのお洒落さや、息詰まるような戦闘シーンにメルヘンなタイトルからはちょっと想像できないほどバイオレンスでした。
けど一万字の短編でこれだけ密度の濃い物語が展開出来るのは凄いですね!
中編、長編で読みたいと思う人が多いのも納得です。
作者からの返信
大宮葉月さん
コメントありがとうございます!
一気読みありがとうございます!
メルヘン……『アリス』という単語が強すぎますね(笑) 『アリス』によって『無限の死』というバイオレンスさが吹っ飛んでます。
物語の密度に言及してくださりありがとうございます。
めちゃめちゃ削りました(笑)
プロット出しした段階で、絶対収まらないのをわかっていながらに無理矢理作り、それをさらに詰め込んだので。
それでも、展開を緩くして地の分を楽しませるより、展開のみで楽しませた方がこの作品は活きると思ったのでそうしました。多分あってると思います。
miyaさんとのコラボ作品で、続きやらサイドストーリーやらを書いていきましょうと言う話なので、進めていけたらなあと思っております。
世界観がまず素敵で、ルビがいちいちオシャレでかっこいい。
(ドイツ語?フランス語?)
最後のリーエの、
「それを強さと呼ぶようにしましょう」
これがめちゃくちゃいい!
ぶっ刺さりました。
初めのロイがコートを羽織るシーンで床が鳴ると表現し、暗器を隠し持っていることを示唆してるとおもうんですが、想像以上に暗器が次から次へと出てくるから思わずニヤけてしまいました。笑
そら重いわ。
これから先の二人に幸あらんことを願います。
素晴らしい作品でした。
作者からの返信
飛鳥休暇さん
コメントありがとうございます!
ルビを頑張って振った甲斐があります! ありがとうございます。因みにドイツ語です。
やった、飛鳥休暇さんに刺せたぞ! ありがとうございます!
そこは自分でも気に入ってますので、つまり私の心臓にも刺さってます!
コート羽織るシーン気付いてくれましたか!
最初は重さの説明をこまごま入れていましたが、「説明、カッコ悪い」ってなって、描写だけで表現してみました。伝わって良かったー!
暗器をめちゃくちゃ投げまくるキャラ良いなって思ってまして、今回使えて良かったです。
困難だらけの旅路ですが、きっと幸せを知ることになるでしょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
とても読みやすく、短編ならではの展開の速さが魅力的な作品でした。
リーエとロイのキャラ設定もしっかりしていて、多くの方から評価されているのも納得です。
「これを中編に書き直したものも読んでみたい」そう思いながら読み進めてきましたが、エンディングを読んで「この続きを長編で読みたい」に変わりました。
期待しています。( ̄ー ̄)ニヤリ
作者からの返信
流々さん
コメントありがとうございます!
キャラ設定について褒めてくださり嬉しく思います。本作はキャラクター原案のmiyaさんに協力して頂いて作り上げたものなので、喜びもひとしおです。
続きを、という声が多くてとても嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
素敵なお話でした。
最終エピソードの「素晴らしき災厄のはじまり」というタイトル、世界を蹴飛ばす力強さを感じて好きです。
ロイくんが暗殺術を忘れてしまったのは、暗殺者であったはずのロイくんがリーエちゃんという命を生かしたご褒美かなと思いました。
「もう闇の世界で生きなくていい。これからは光の中で生きて」というメッセージに取れました。
もし続編があるならとても楽しみです。
リーエちゃんとロイくんがいちゃついているところをもっと見たいです(真顔)。
作者からの返信
ハルカさん
コメントありがとうございます!
エピタイまで褒めてくださり嬉しいです。
世界を蹴り飛ばす力強さって言葉いいですね。
光の中で生きて。そう言う願望はあったかもしれません。
しかしながら「ご褒美」という考え方は、素敵ですね。私は非力になってしまって、リーエを助けてあげられないかも知れないという不安材料くらいにしか考えてなかったので、そういう素敵解釈が読者の方から生まれるのは、本当に嬉しいです。
miyaさんからも同じこと言われましたね(笑)
後日談とかはかなり緩い、いちゃいちゃを見たいそうです。多分絵師としてもそういうシーンを描きたいという願望もあるのかなあと思います。
わたしには絶対書けない重厚な物語をありがとうございます!
こういう戦闘シーン、すごいですね! まるで映画のように目の前に迫ってくる感じがしました。リーエちゃんがかわいらしくて花を添えていますね。魅力的なキャラクター作りも作者の力量によるものだと思います。
素敵なお話をありがとうございます。
作者からの返信
月波結さん
コメントありがとうございます!
恐縮です。でも、本当なら私も書けないはずなんですよね。原案に携わったmiyaさんに感謝です。
戦闘シーン。1万文字に三人も相手にすべきではないと思ったんですけど、書きたい衝動のままワクワクを詰め込んだらこうなりました。あとアリスなのでチェシャ猫、ハンプティダンプティ、帽子屋は出しておきたかったのです。好印象のようでほっとしております。
リーエを褒めて頂いて本当に嬉しいです。キャラ原案として彼女に関してはほとんどmiyaさんがビジュアルから性格まで担当していますので、彼女が考えてくれた魅力的なキャラクターを小説の中に落とし込めていたのだなあ。と、安心しました。
こちらこそ、最後までお読みくださりありがとうございました!
おお!こういうのもお書きになるんだ、というのが読後、最初に思った事でした。
「アリスに選ばれました」
最初の一文、僕はこれだけでこの物語が面白くそして美しい世界なんだという事を確信しましたね、ええ。
もちろん、アリスに選ばれるというのがどういう事か、どういった意味を持つのか、それは一文ではわかりません。ただその意味を知りたい、続きを読みたい!と強く思わせる名文だったと思います。僕はまんまとやられました。
他にもドイツ語の世界観は少年心を刺激し、ああこのルビカッコいい!なんて興奮してましたよ。
そして最後はハッピーエンド!良かった、エピタイからちょっと心配だったけど、いやぁ、みんな生きてて良かった。
これから二人の新しい旅が始まるかと思うと、わくわくしますね。
以上、相変わらずの素敵な小説をありがとうございました。
作者からの返信
浅田千恋さん
コメントありがとうございます!
そうなんですよ! と言いたいところですが、これは1人では書けなかったですね。miyaさんからメルヘンというキーワードと、好きな曲と好きなゲームを聞いて、そこから着想を得たので。
出だしはいつも気にかけているところなので、気に入って頂けて嬉しいです。これからも気を付けていきたいです。
ドイツ語カッコイイですよね!
メルヘン発祥の地はドイツらしいので、ドイツ語でやらせて頂きました。
このエンディングも、誰かが犠牲になって終わるのは嫌ですとmiyaさんから言われまして、話し合った部分でもあります。本人に言ったら喜ぶと思いますので、ぜひ伝えさせて頂きます!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
言葉のセンスが秀逸です。タイトルが既にかっこいい!そしてルビがひたすらかっこいい!
「扉の向こうの虚界に降る雨」でも同じことを思いましたが、この文量にこれだけの物語が収まるということに驚かされます。必要最低限の記述で読者の想像を掻き立てる。これが素晴らしく巧みです。詩一さまの作品はいつも、読者に綺麗なパスを投げますね…!憧れます。
ストーリーもとても素敵でした。ロイが暗殺術を失って、二人の旅はとても厳しいものになりそうですが、そんな不安を携えつつも幸せいっぱい!素晴らしいエンドでした。
ハラハラドキドキ、そしてほっこり。楽しませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
ふづき詩織さん
コメントありがとうございます!
ありがとうございます! タイトルセンスは唯一自分でも褒められるところなんじゃあないかと思っているので、褒めて頂けて嬉しいです。
物語は、いったん1万字を超えていまして、それをとにかくシェイプアップしていったので、「収まっている」というのは嬉しいですね。
長編でもそうですが、特に短編は「シーンの切り取り」感が強まりますので、そのシーンの前後左右奥行きを想像できるのは、読者様のレベルが高いおかげだと思っています。私は本当に良き読者様に恵まれております。
エンディングに関しては、今回合作での制作と言うことで、miyaさんからのご意見を反映しました。ハッピーエンド……に見えて実は完全なるハッピーではない。というような。リーエを守れて、暗殺の依頼も無くなって、でも失ったものは大きい、待ち構えているものも大きいと言うように作らせて頂きました。褒めて頂けたことは、miyaさんにもお伝えしたいと思います。
最後までお読みくださり、また素敵なレビューまでくださり、ありがとうございました!
編集済
はじめまして、Twitterでみかけたので読ませていただきました。
はじめてこのサイトを使うので、もし応援コメントで書くべきことじゃないことを書いてたらごめんなさい。
ロイ君がリーエちゃんに対する健気さと依頼主に対する忠実さ(不器用さというべきでしょうか)の狭間で揺れている描写が非常に可愛くてドキドキしました!
リーエちゃんについては自分の出自や立場を幼いながらも理解した上で恐らく心の中は不安と悲しみでいっぱいなんだと思いますが、そんな中で(信用できない親が差し向けた)従者であるいロイ君を信用して頼るしか無い境遇が垣間見えて「がんばれ!」と応援したくなりました!
ストーリーについても「なぜロイ君が使命者を殺さなければならないのか」というお話の結の部分はなるほどー!!と思い、本当に面白かったです。
また書かれる予定があるとのことで、もし書いていただけるのであれば後日談だけでは無く、アリスズュステームが儀式として成り立った経緯なども興味があるので掘り下げていただけると嬉しいです!
このお話もイラストを担当されるmiyaちゃん先生も好きなので、なにか形にされた際には必ず買わせていただきます!
頑張ってください、応援してます!
作者からの返信
nagisanazoさん
コメントありがとうございます!
Twitterから、miyaさんの絵を見て読みに来てくださったんですね。ありがとうございます。
コメント内容は書いてはいけないことなどは書かれておりませんでしたのでまずはご安心ください。
ロイとリーエの二人の物語に、深く感情移入して頂き大変嬉しく思います。
そうですね。設定も表に出てない部分がとても多いので、アナザーストーリーとして書くときは、読者の方にその点をよりわかりやすく書けるように、気を付けてみたいと思います。
そういった御意見を頂けるのは、作者としてとてもありがたいです。
コンテスト期間がありますので、形にできるのは先になりそうですが、その際には是非ともご贔屓によろしくお願いします。
応援ありがとうございます! 励みになります。
面白かったです!
リーエちゃん可愛いです〜!(これ大事)
設定が練られていて、世界にすっと入り込めました。やっぱりルビの使い方カッコいいです。
リーエちゃんとロイの今後の旅路が幸せなものになるといいなぁと妄想を膨らませております。
作者からの返信
聖願心理さん
コメントありがとうございます!
やった! 聖願心理さんからコメント頂くまでたくさんの方にサイレントで見られていたので、ちょっと不安になってました(笑)
ルビ褒めてくださって報われます。今回ルビは相当頑張りました。ルビだけで200文字超えてましたからね(笑)
因みにアリスはイギリスで創られていますが、メルヘンという世界観はドイツで生まれているので、ルビはすべてドイツ語です。
どんどん膨らませてください。作者冥利に尽きます。
後日談とか、書きたいなあ(描きたいなあ)とmiyaさんと話していたので、実現するかもしれません。
読み終えて、この話が8話で完結していることに驚いています。
どうしてこれ程の話を8話に抑える事ができるのか。
しかも最後の部分が何はさておき良い!
彼は力を使ったが為に大事な記憶を失った。
それは初めて人を愛したと感じた彼の全てであった過去。
こんな物語の描き方があるのだと改めて驚いています。
だから言葉がストレートに刺さってくるし、状況が見えてくるのですね。
彼の失ったものは大きいけれど、これからはリーエとともにまた作っていくのだろうと思うと、嬉しくなります。
彼の人生はこれからなのだと……
読んで良かった!ありがとう詩一さん!
作者からの返信
森嶋あまみさん
コメントありがとうございます!
私も驚いております。初稿ではあんなに長かったのが1万文字で収まるんだなって。
言葉がストレートに刺さったのは、あまみさんの読解力のなせる業でしょう。それと、これまでの経験などなど。
今回の作品は『とにかく詰め込んだ』ものですから、状況一つ一つに割く文章をとにかく減らしています。それゆえ、人によっては説明不足、走り過ぎと感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。しかし、読解力のある人は、その1の文章で10も20も得てくださるので、この作品はそれに賭けている部分もあります。
彼のこれからの人生にも思いを馳せていただけるなんて、作者冥利に尽きます。
最後まで読んでくださり、また、レビューまでくださりありがとうございました!