人物紹介
S1~
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16歳。人間。154cm。女性。黒の短めストレートロング。前髪に青蝙蝠のヘアアクセ。瞳は茶。
図書室に通い詰める系不思議大好き女子高生。
そこそこ裕福な家に生まれ、幼馴染の萩原秋斗というストッパーと本の世界に囚われ挫折を知らないまま好奇心のまま生きてきた。友達が多いわけでもないし、幼馴染と本がほぼ全てだった。人生をただただ消費するものだと思っていた彼女にとって、ミステリ部は刺激と喜びの塊だった。運命の歯車がミステリ部で回ったのだ。
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13歳。日本妖怪。142cm。女性。ブルージュローで腰ロングのローポニーくるりんぱ。瞳は赤黒。
未覚醒の黒狐。
2年前にグラブルをやっていたところ、急に耳が出てきて実は狐だったことが判明。親に問いただしたところ和歌山由来の純正の狐だった。が、気にせずそのまま人間として暮らしていた。
魔力によって見た目と裏腹に急速に成長した為に高校に編入。本人の知らない所で何処からか事情を知っていた生徒会で保護されるようになった。
そんな平穏な日々から2年、祓川青葉のせいで平穏は崩れ去った。
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17歳。人間。175cm。男性。黒の癖毛。瞳は黒。赤縁眼鏡。
普通の明るい陰キャオタク高校生。
朝は夏乃に起こしてもらい、昼に夏乃の作った弁当を食べ、夕方に夏乃に部屋の掃除とエロ本を見つけられ言い訳する羨ましい生活を送っていた。
夏乃と違って社交性だけはあり、欠点を補うように生きてきたが別に付き合っているわけではない。
やばいと噂のミステリ部に行かない?と何処か焦った様子の柏木緋奈に誘われ、野次馬根性で了承した時、彼もまた運命の歯車が回ったのだ。
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12歳。人間。158cm。女性。ブルーアッシュグレー。瞳は群青。
都会から田舎に引っ越してきた内気な少女。
綺麗に輝く青の瞳、人より白い肌、長い髪……。小学生にとって、彼女を区別するのには十分な理由だった。年が変わるタイミングで家族で逃げるようにやってきた新天地。まだ転入生で好奇の目に晒されているものの、生来好奇心旺盛でアイドルが好きな彼女にとって、綺麗なお姉さんに「一緒に新しい世界、見に行かない?」と聞かれて、断る理由なんてなかった。彼女もまた、人生の転換期だった。
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13歳。半身。169cm。女性。黒のロングポニーのボナバンチュール。
年齢とスタイルが釣り合っていない魔族とのハーフの少女。
魔族、と言っても日本における魔族のイメージはエルフ系のドレイクが基本となる。元のイメージの存在がいない最近の日本妖怪なのだ。――空想が力となる日本妖怪にとって、日本の魔族である父親はあまり強くない。
当然紅葉からの給料も少なく、そんな家庭で育ったのなら貧乏なのも当然だった。
本人は至って真面目で成績優秀だが甘やかされ、思考薄弱で泣き虫。ファザコンの気もあるが、魔族の誇りは失っていなかった。父親から言われた一言は今も彼女に鮮明に焼き付いていた。「ここが人生の分岐点」と。
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12歳。人間。147cm。男性。ダークブラウンアッシュのギザギザ前髪。黒青瞳。
転勤族で、姉におもちゃにされてきた女の子みたいな少年。
思えば自分の趣味なんてなかった。姉の影響で着せ替え人形にされ、姉の影響のファッション、姉の影響で気を遣う性格になった。私服も姉、というより母親の趣味のようなゴスロリっぽい服しか持っていない。
転勤が一時落ち着いて雪城に留まったとき、彼の人形の時間は終わった。歯車を動かしてくれる友人に出会ったからだ。大事にしているものが1つ増えた瞬間だった。柏木緋奈が、わざわざ自分達に声をかけて来たが宜もなく了承した。砂時計はひっくり返さないと時を刻まないのを知っていたから。
[エイリオ=スキャベナビッチ]
12歳。怪物。125cm。女性。濡烏の癖毛のストレートロング。黒瞳。茶四角眼鏡。
アイスランドから日本にやってきたダークエルフの少女。
ダークエルフの村に住んでいたが、本来ダークエルフは創作の存在だった。アイスランド近郊でダークエルフの由来とされる文献が世界中で探された結果、想像上のダークエルフの集落ができた。できてしまった。だがアイスランドではダークエルフの存在証明は脆弱だった。そこで父親は考えた。常に新しい供給があり、存在証明を施してくれるところに行こうと。そうして日本に来たが、日本に馴染んだのは娘の方だった。
放っておけばすぐエロ本の設定を吸収してしまう日本の夜叉の脆弱性に気づいた父親は男装とさらしをするのを娘に徹底させた。
運動音痴で日本語も怪しく成績も微妙だが、友達には恵まれた。人当たりの良さと物腰の柔らかさは大事な友人の影響だった。柏木緋奈が来たとき、嫌な予感はしたが断れきれなかった。友達は失えなかったから。
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12歳。妖精。133cm。女性。ダークオリーブのセミロング。緑瞳。
路地裏で生活している野良猫、だった。
飼い猫だった当時、彼女は誘拐されてしまった。一人の男の目的のための実験材料にされたのだ。リペアが出来るアンドロイドの試作品だった。適当に思いついたパッチワークをそのまま猫に概念移植して失敗したと判断されてもう一度捨てられた。気がついた頃には讃岐の紅葉にいた。人間の姿で保護されていた。
猫の常識と言葉しか知らなかった彼女に紅葉は教育を与えたが、更に正しい知識を与える為に夜叉として生きるため、夜叉教育施設でもある雪城中学に編入させた。
雪城は彼女の元いた地域でもあった。概念移植されたからか、手芸が好きで寮にたくさん飾られている。
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16歳。人間。171cm。男性。黒のツーブロック。黒瞳。
身体に火傷痕の残る少年。
幼少期、キャンプ場で不慮の事故で大怪我を負った。
思慮深く、頭も回る方だが距離感を敢えて突き放し他人に深入りすることも深入りされることも嫌う。趣味は武器を実在非実在問わず見ること。
寧ろ防衛手段として変な方向に努力は欠かさず、盗み聞きや印象に残らない話術、不快に残る話し方や手法を勉強してきて、平穏な人生を送っていたと思いこんでいた。
たまたま入った中学棟で、女の子の頭上に生えている耳を見るまでは……。それに気づかれあっという間に記憶処理を施され、飼い猫のように懐かれるまでは……。
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24歳。マスター。154cm。女性。茶髪のセミロング。黒赤瞳。
今年から雪城高校に赴任してきた新任教師。家庭科担当。実は教員免許なんぞ持っていない。紅葉の指令で12月に姿を消した紅葉所属のミステリ部を建て直すために赴任されてきた。紅葉では紅葉の若葉だの常識知らずの青葉だの天下の負けヒロインだの好き勝手言われているが、負けヒロイン以外は気にしてない。自分にできないことは何もないと心から信じており、そんな私が信じる人間もできないことなどないと信じている。捕物は巨大はハサミ。とりあえず一撃で首を雑に捕れるのが気に入っているらしい。
羅刹討伐の実力だけで言えば紅葉の中でも上から数えたほうが早いが、総合的に見ると下の上程である。
[ヒトヒラ]
1歳。ケロちゃんに似たぬいぐるみ。
青葉が生み出した使魔。――のはずなのだが、日頃の業務は青葉の家の家事全般を律儀にこなしている。青葉のことが嫌いで嫌いでしょうがないが、使魔人生で逆らえるはずもないと諦めている。
本当に有事のときにはお互い使えると信用しているので、傍目にはとても仲が良いペアだと思い込まれている。
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17歳。高校生。吹奏楽部に所属している生徒。
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17歳。高校生。吹奏楽部に所属している生徒。
S2~
[ヴィヌズ=ジョーヌ・エクレール]
見た目16歳。怪物。156cm。女性。赤葡萄色のサイドポニー。黃瞳。赤眼鏡。
フランス出身の吸血鬼。実年齢は100を超えていると思われる。
吸血鬼としてはかなり珍しい特徴で羊系の有角であり、そのおかげで日本の渡航妖怪管理協会からは長らくサキュバスだと思われていた為日本に渡航出来たとされている。
特筆すべきはその瞳で、魅了系で指示系統を乱すとされており現状紅葉では最重要危険人物として指名手配している。見かけた際は目を合わすことなく秘密裏に処理をするか、こちらの陣営に引き込むこと。
最後の目撃地は京都である為、関西圏に拠点を構える紅葉は手配書通りに対応し処理出来そうならばすること。不確定情報として件の預言によると伴侶がいるとのこと。伴侶のほうが弱そうであるならば脅迫も許可する。
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17歳。高校生。変態部の部長。他人の口調、声をコピーするのが得意。耳のみで聞き分けるのは厳しい。
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14歳。中学生。変態部の部員。最近ツンデレ要素がなくなり親しみやすくなったと評判。
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年齢不詳。登山部の顧問。
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18歳。高校生。ラブライ部の部員。
S3~
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14歳。中学生。古武術部の部長。空手や柔道、剣道で全国1位になるほどの腕前。
誠桜流剣術という流派で師範代でもある。顔もよく、地元のテレビや新聞で度々注目されており、結果も残す為次世代の若手として脚光を浴びている。
兄が魔法少女モノばかり見せてくるが、深夜アニメばかりなので少し歪んだ価値観を持っている。
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18歳。高校生。生徒会長。女性。前任が11月退任なので、12月から新生徒会長になっており実績は多くない。黒髪のロング。黒瞳。
生徒会長の公務として、多すぎた部活を潰すというのがあり即座に実行。
主にラブライ部などに恨み言を言われており、律を持って律を制するTHE生徒会長という感じのキャラを意識しているが、実態は適当おちゃらけお姉さんである。
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28歳。現高校3年C組担任。男性。ゲーム研究部顧問。国語担当。ボサボサの茶髪。世にも珍しい文系オンリーの天才型。青葉の夜叉としての元上司で、夜叉の育て親。青葉と一緒に期限付きで先生としての役目についた。
詭弁を弄しつつも発明が得意で、詭弁を何故か実現できる力を持っており紅葉全体の幹部でもある。
人間の可能性や夢には興味があるが、人間そのものには興味がなく悪用されても死ぬのは人間で生き残るのは人外だな、と思っており特にプロテクトなどもかけていない。戦術として人間を実験台として使う為に、理想主義の青葉で遊ぶのが趣味。
好きなのは希望や愛とかいう生緩い陽の要素だけでご都合主義のように勝つ王道展開の本。
S4~
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17歳。高校生。生徒会書記。男性。地毛茶髪のオールバック。
髪質も硬いため結構ツンツンで、口も悪いが成績は悪くもなく品行方正ではある。見た目にはそぐわず、通信を担当しており前線に立つことは少ない。
前線に出ると盾として周りの防御に撤し、攻撃することは少ない。
柏木や戸田、大郷と相次いで自分の周りが覚醒していくことに焦りを感じており、守りきれなかった自分の責任と感じている。高城川とは腐れ縁で幼馴染。
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16歳。高校生。生徒会庶務。女性。茶髪のサイドポニー。
139と高1にしては非常に小柄で非常に尊大不遜。ただ、実力を認めた相手に対しては礼儀正しく外面もいい。
高1で夜叉としても一番若輩の為周りのサポートを行うことが多く、あらゆる呪文を片手間に勉強している。最近の悩みは毎日カードを枕元に置いてるため思考が偏り、二次元のような性格に寄せられていく恐怖。高城川と黒川は付き合っていると思っており、良い雰囲気になると出ていこうとする。
S6~
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16歳。高校生。生徒会会計。男性。黒髪の坊ちゃん刈り。ドリアード。変身すると緑髪。
色白で、中性的な見た目をしている為ラブライ部からは男女共にファンクラブがある。未覚醒の状態で自分がドリアードだとは知らずに入学してきており、校長の独断で生徒会に入れられることになった。本人は自分が良くも悪くも目立つからだと思っており、特別扱いしない生徒会の面々に感謝している。鷲見の性格が日に日にわかりやすいツンデレになっていくことに疑問に思っているが、生徒会長のラブコメを毎日のように見せつけられているので、そういうものと納得している。
S7~
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12歳。中学生。ミステリ部所属。女性。黒のセミロング。戸田康信の従姉妹。
幼い頃から霊媒気質があり、紅葉だと思念体と表現される幽霊に答えを教えてもらうことで、100点以外取ったことがない。周りから天才と持て囃され調子に乗っているが、母や祖母にはバレているらしく思春期特有のものとしてスルーされて生きてきた。戸田家は基本的に女系に夜叉適正があり、元夜叉の母や祖母から裂け目(悪鬼)には絶対入るなときつく言われてきたが、好奇心で入ろうとしたところを青葉に見つかりスカウトされる。生来の思念体を見つける精度のいい目や、無駄に頑丈な身体に伊良原に目をつけられ現在は裏方の調査を中心にやっている。素材集めの才能もあるが、一番才能があるのは解呪と本部の夜叉適性テストで判明した。
S10~
[アンナ・クロンメリン]
16歳。高校生。オランダの夜叉組織、デハール所属。赤毛のショートカット。
紅葉とデハールの交換留学に選ばれた少女。日本語は勉強中。
伊良原の作った機械で日本語を無理やり喋っており、ペンダントを外すとカタコトにしか話せなくなってしまう。
歌をうたう事が趣味で、戦闘でも主に歌を歌って概念を具現化して戦う。
まだ駆け出しでもあり、駆け出しだからこそ日本行きが決まった。
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