FLAG 異世界で御国の旗が昇る時

第8話だから私は空を見た

私は此の自身の窮地を何とか脱却を果たした後は自分を受け入れて貰える村や町を探しながら旅を続けていた・・もし私があの時逃げなかったら今頃どのような人生を歩んでいたのだろうか

否過去を振り返って居た所で何も今が良くなるとは限らないから・・出来るだけ未来志向で生きなければ行けない

だけど今の私には先立つ者が残念ながら存在しない・・其れに未だに空から「何処かの国の空軍の軍事兵器」が昼夜問わずに爆撃をしているのである

コンナ事をすれば「ブリトン島」は焼け野原に成る可能性は火を見るより明らかに成ってしまった・・こんな状況がもしかして延々に続くんじゃなかろうか？

そうなれば多くの人間が死んで逝くのを生きている人が沢山見届けなければ成らなくなるじゃない。

此れから此の事象が何時まで続くんだろう、其れにもう「イング・ラント王国」はこんな爆撃が沢山続ければ・・イング・ラント王国も壊滅をしているのになあ・・そう私は此の爆撃が止まぬ虚空の空に呟いたのだ。