第7話無情にも只空は曇っている

私の人生は本当に碌でも無い物だった・・今の私は川に流されているのである・・そうでなきゃ上からくる轟音に、噂で聞く爆弾の音と大きさの規模は違うけど非常に似ている


そして先程の羽搏きもしない鳥らしき物体と何かしらの関係が有るに違いない・・もしかして羽搏かずに飛んだ鳥は軍事兵器の一種と言う可能性も充分考えられる


其れだけの戦力を存在をする国が此の世に存在を・・否唯一存在をしていたなあ「浮遊大陸ゴルゴダの全ての土地を支配しているエルサレム国」が・・だけどエルサレム国は此処よりはるか南に存在をしている国家だった筈


だからこそ北から来るのは可笑しい・・もしかして北の果てには私が知らない文明国家が存在をするのかも知れない


其れが祖国を救う国家に成るかも知れない・・だからこそ私は生き残らなければ成らない「祖国の復活」を只ひたすら信じて


だけど私は辺りを見渡して見れば先程の爆撃により辺りでは森林が燃えていた・・そして所々悲鳴が聞こえて来るのである・・だからこそ私は悲鳴の方向を向い生存者が居ないか確認の為に向かったのである

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