小学生あるある
誰でも好きな人が居るわけじゃない・1
もうすぐクリスマス。
だけどそれを通り越して今回は忘れもしない小学5年のバレンタイン前のお話。
小学校高学年あるあるだと思うんですけど
クラス内外問わず、絶対好きな人が居なきゃならんみたいな風潮がありませんでした?
私の学校はありました。
そして
私は…居なかったんすよ…。
しかしクラスの女子は恋話で盛り上がりたい。
「まりもちゃん、好きな人居る?」
私「居ないよ〜」(真実)
「いやいや、隠さなくていいよ〜!」
隠してねえんだよ!!!
私はありのままの姿見せてるのよ!!
少しも寒くないわ!!
くっそ…このピンチをどう切り抜けるっ…!
考えろ考えろ考えろ!
突如藤原竜也となる私。
このゲームに勝つには一つしか方法が無い。
「クラスでそこそこ人気のある男子の名前を出してお茶を濁す」
うわこすーーーーい!!
まりもさんこすーーーーい!!
しょうがねえじゃん居ないものを錬成する錬金術なんか身につけてねえんだよ!!
そして私は手札から「ウエダくん」のカードを生贄にして
「まりもちゃんの好きな人」を召喚しました。
そしてその見返りとして
バレンタイン前に何をあげるか?というよくある会話の流れで
私はマフラーを編むというミッションを課せられたのでした。
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