竹内、出会い系での恐怖体験・2
顔写真とハンドルネームと自己紹介を登録すると
メールはそこそこ来た。
ちょwwwおまwww通知止まんねえwww
とまでは行かなかった。
とりあえず一通り読んで、顔をちゃんと晒しているかを重点的にチェックする。
これ今も居るんだけど飼い犬とかでプロフィール画像作られると怖いからやめて下さい。
ちなみにまりもさんは猫派です。
そして悲しいかな、私は無類のイケメン好きである。
これが非モテに拍車をかけていると言っても過言じゃない。
なので必然的に見てくれが目を閉じれば満天の星とお前が居そうな歌を歌いそうなコワモテとか
首にタオルかけてヨロシクとか言いそうな渋い人は除外されていく。
そして残ったのがどっかのバンドのボーカルに居そうなイケメンだった。
とりあえずメールのやり取りをして、気が合いそうかな、大丈夫かな?と思い始めた頃
「今度会いませんか」
的なメールが送信されてきた。
多分納期3日くらいの早さだったと記憶している。
そこで警戒すれば良かったのだが
私は肝心なところがアホなので、それにOKしてしまったのだ。
多分食事とかで済むだろうと。
その後の「会ったらいっぱいイチャイチャしようね」という今考えるとシンプルきめえメールで察すれば良かったなと思っている。
そしてその日はやってきてしまい
私は心持ちしっかりしたメイクとカラコン、そしてちゃんとした感じのまあとにかくフェミニン?フェミニンってこんなん?みたいな感じの
所謂「デート服」らしきものを装備して
戦場へと赴いたのだった。
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