竹内、出会い系での恐怖体験
竹内、出会い系での恐怖体験・1
とある冬の事だった。
とりあえず寒かったのは記憶している。
突如私は思い立った。
「このまま男性経験が無いのはヤバくないか」
確か30くらいだったと思う。
まりもさん。それ手遅れだよというツッコミはやめて欲しい。
早く気付けよと言われたらそれまでなのだ。
別に清純派をウリにしていた訳でもないのに
彼氏もできずに客ともスタッフとも繋がらずに
売れない地下アイドルしてるからそういう事になるんだ。
ああああああ若いうちにマクラとかしとくんだったよ!!
(絶対に真似しないでください)
とりあえず未経験のまま墓場に行く前に
お付き合い出来る男性は居ないだろうか。
この絶望的に出会いが無い状況で。
ふと、そこで思いついてしまったのだ。
「…出会い系が…あるじゃないか…!!」
女性を探そうとするとサクラが多いとされる出会い系で男性を探してもやはりサクラが多いのか?
ええいサクラだろうと梅だろうとどうでもいいのだ
私は!恋愛みたいな事が!したいです!!
そして私は勢いのままに
あの映画にもなってしまった今や超有名老舗出会い系に登録してしまうのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます