竹内まりもという生き方・その4(終)

無事にそのシナリオを納品し、声が付いた事で

私は漫画家を志していた頃みたいなワクワクを覚えた。

私の書いた文章に!音と!声が付いてる!

なんかすげえ!!

みたいな(こういう時急激に語彙力下がるよね)


更に私をそちらの道に後押ししたのは


圧倒的に地下アイドルより金になる


事だった。


だって考えてごらんなさいよ

重い荷物背負って東京行って着替えて歌って

ほとんど物販売れなくて帰ってくるんですよ

プラスマイナスで言ったら限りなくマイナスに近いどころかマイナスしか無いんですよ。


そこで、私は地下アイドルを引退し

「ライター」という生き方を選んだのでした。


覚えてる人だけが覚えてればいいし

これからも繋がりたい人は繋がってくれればいい

そう思ったのであまり他人に引退しますとは言いませんでした。

でも、これで良かったと思います。

そしてここからが、シナリオライターもどき「竹内まりも」という人生のはじまりはじまり、なのです。

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