第十一話 主人公はいつでもヒーローでは無い
俺は主人公だ、主人公になってしまったんだ
舞と事実を殺した奴は絶対に許さない
忘れてたんだ
俺にとって大切な人達を、失ってはいけない人達
失ったら失わせた奴は何としても倒さないと行けない事を
新地球対抗軍の本部前
「おいおい!あのエクスカリバーを使ってる奴がその程度とはな」
「ちっ、なんて強さ……」
「もう終わらせるぞ?お前もあの三人みたいに死にやがれ!」
「すまない、劍」
神麗封魔が剣を振り下ろそうとした時、
「待ちやがれ!」
劍は、ギリギリ神麗封魔の剣を止めはじき返す。
香は驚いたように劍を見る。
「なんで、劍がいるの?」
「母さん……」
「お前、俺が殺したはずだろが!」
「すまないが死んでないんだよな。さぁお前を今から地獄に落としてやるよ」
「調子にのんなよ?やってみろや!」
神麗封魔は速攻をかけて劍の隙を狙い攻撃しようとする。
だが、
「なんだ、遅いな」
神麗封魔の速攻を、劍は瞬間移動の様なもので止める。
そして、そのまま劍は
「おいおい、お前いつからそんな力を……」
神麗封魔が戸惑っている間に劍は更に
「
そう言うと劍の攻撃を思いっきり弾き劍の腹に剣を突き刺そうとする。
くそ、このままじゃ終わる。
せっかく貰ったチャンスなのに
絶対に勝つんだ、諦めたらそこで終わりだ……
劍はどうにかしようとするが攻撃が当たりそうになる。
だが、そこに思いもよらぬ自分が現れる。
「劍君!」
剣を弾くような音がする。
目を恐る恐る開けるとそこには、中平瑞希がいたのである。
こうして中平瑞希と協力し、無事に神麗封魔を倒す事に成功する。
そして元の世界を戻ると、
「お前ならやれると思っていたよ」
「ありがとうございます。というか貴方は誰なんですか?」
剣城は元の世界に戻ってある男に喋りかけるとその男はこう言った。
「俺は、Fg(ファイナルゲーム)と言って政府が考えているある計画を破壊するために作ったゲームの責任者だ」
「政府?破壊?」
「まだ分からなくていい、また時間がある時に話そう」
そう言うと、男は目の前の椅子に座り
「俺の名前は
「俺と同じ苗字?」
「まぁ気にするな、俺の事は
ここから主人公である
《あとがき》
Fg(SDSL)の物語は終わらない、この物語の続編決定。
掲載日は、物語の進み具合でいつか発表
この続編の意味は、のちのち物語に関わってくるためまずは次の章を期待してください。
あと赤坂舞ファンの皆様、舞ちゃんはこれからもでます。
是非見てください。
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