第34話 「赤いドア」の正体

「それで、『赤いドア』って、なんなんです? あそこから現れ、病院をさまよっている赤いドレスの亡霊は、先生のお姉さんなんですか?」

「神出鬼没に現れ、人を吸い込み、消えていく謎の赤いドア。それがこの世の常識でない異常な力を持っているのは、想像できるだろう?」

 ヒロはうなずいた。ただのお化けの類とも違うように思う。幽霊だって元は人間だ。あんな未来世界の秘密道具のような反則技、でたらめすぎる。そんな物理世界を超越する力が、普通の人間の幽霊にあるとは思えない。

「あれは、一種の妖怪だよ。

 …………姉が自殺して、病院が閉鎖されてから、女の幽霊が目撃されるようになった。

 わたしも当然それを姉の幽霊だろうと思っていた……当時はまだそんな非科学的なもの、馬鹿げた作り話だと取り合わなかったが…………。

 病院再開の動きが具体化し、その視察団が病院の建物を訪れ、そこで死者が出た。事故だと言うが、どうも不可解な事故らしい。しかも、死んだのがわたしもよく知っている前の医師部長だ。彼は…わたしたちの手術にも立ち会っていた。危険な手術に反対していたが、彼の協力なしではとても秘密裏に行えるものではなかったから父が根気強く説得したのだ。……その彼が、不可解な謎の死を遂げた。さすがにわたしも姉の幽霊を信じる気になった。そして、2年ぶりに行ってみたのだよ、病院に、姉の霊に手向ける花束を持参して。

 わたしは彼女に会った。だが、

 それは姉ではなかった。…………

 恐れをなしたわたしは逃げ帰り、そこで出会った者を忘れようとした。…………

 その当時のわたしはまだ今より幾分女らしく、かわいげがあったらしい。

 どういう物好きか、わたしをひどく気に入った殿方がいてね。わたしに熱心に交際を申し込んできたものだよ。……悪い人ではなかったよ。むしろ、とても良い人だったよ。わたしがまともな女だったら好きになっていたかも知れないな。

 あんまりしつこいので、わたしは自分に女性としての器官がないことを教えてやった。ガンを患ってすべて摘出してしまったと嘘を言ったがね。それでもわたしが好きだ、愛している、と熱っぽく言われたのには参ったね。子どもは養子を取ればいい、二人で、いや子どもたちといっしょに、あなたと家族になりたいと、まったく、とんだお人好しで、困ってしまったよ。あははははははは」

 先生はさも可笑しそうに笑ったが、ヒロの耳にはそれはとても悲しく響いた。

「ああ、そうそう、君は知っていたか。その彼というのは大学の同僚の助教授君だよ。行方不明になったという。……そう、彼が最初の『赤いドア』の犠牲者だよ。彼だけは、犠牲者と呼ばれるにふさわしいだろう」

 先生は意味深にヒロを見た。

「クリスマスをいっしょに過ごそうと誘われたのだったな。場所は、ご存じのわたしの研究室だよ。あの頃わたしはこれから先どうやって生きていこうか決めかねて、ひどく中途半端な状態だった。女ではなくなったものの、男になれたわけでもなく、ずっと体調も優れずに、それがわたしの心を弱くしていた。変な話だが、熱心に愛を訴える彼に、ホモセクシャル的に惹かれていたのかも知れない。だからわたしは……彼に正直に自分のことを告白しないではいられなかった。こんなわたしを、ちゃんと受け止めてほしいと願ったのかも知れない……。彼にすべてを告白した。女であることが嫌で、自分から進んで子宮を摘出したことを。……

 ……その時の、彼の顔……。

 今でもまざまざと思い出す。裏切られた失望、冷め切った愛、汚らわしい物を見るさげすみの目。

 彼は言ったよ、

 『馬鹿なことを』

 と。

 至極ノーマルで、道徳的な理想の強い彼には、自分で体を傷つけ生まれ持った性を捨て去った人間など、許されるものではなく、軽蔑すべき変態としか思えなかったのだろう。世間一般のわたしたちのような人間に対する理解など、そんなものではないかね? しかし、

 その時のわたしのショックは、自分でも驚くほどだった。

 わたしはひどい犯罪者で、極悪人のように思え、そもそも自分が生きているのが間違いなのだと思った。

 わたしは死にたいと思った。いや、

 最初からこの世になんかいなかったことにしてほしかった。

 わたしは自分という全存在を、なかったことにしたかった。

 わたしのような者の存在は、人の不幸にしかならないのだ。

 わたしはね、だから、分かるのだよ、彼らの気持ちが。

 『赤いドア』をこの世に出現させたのは、他でもない、このわたしだよ。

 わたしが自分を消したいと思ったときに、それは現れたのだ。

 本来そこに入るべきは、わたしだったのだ。だが、

 突然の出現に呆気にとられている彼の前でドアは開き、彼を、連れ込んでしまった。

 ドアは現れたときと同じように突然消えてしまった。その時、わたしは頭の中で声を聞いた、『来て』と。

 わたしは、光済病院へ向かった。

 そこで彼女に再会した。そして、

 解体されて別の物になってしまった彼を見せられた。

 彼女は言った、

 『わたしには創造の力がある。そのための材料を集める手伝いをしなさい』、と」

 その時のことを思い出しているのか、先生はなかなかその先を話そうとしなかった。ヒロは堪らずに訊いた。

「『彼女』って、誰なんです?」

 先生は物憂げな視線を投げかけて言った。


「彼女は、わたしの、切り捨てた子宮だった」


「え…………」

 ヒロもサオリも意外すぎる答えににわかに信じることが出来ず、先生の顔を強張った顔で覗き込んでいた。

「わたしも最初姉だと思った幽霊は、姉ではなかった。もっと若く、ちゃんとした女の体をしていた頃のわたしによく似ていた。だから最初わたしは自分の幽霊に出会ってしまって、驚いて逃げ出したのだ。

 だがそれは正確にはわたしではなかった。わたしの、子宮、わたしが切り捨てた女のわたしだ。

 あり得ない、と思うか? わたしだってびっくりしたさ、まさか切り離した肉体の一部が、幽霊として、自己主張するなんてね。しかし、考えてみれば、彼女にはかわいそうなことをしてしまった。わたしの頭が生まれ持った肉体を否定するのは頭の勝手で、否定された肉体の方は堪ったものじゃないだろう。彼女だって、自分の性を主張する権利がある。自分の性を否定されて悔しい思いがある。それが、子宮という、命をはぐくむ器官なら、尚特別だろう。

 彼女はわたしに思いを寄せていた助教授を殺した。…そうだ、そこで

 わたしは彼女から驚くべき事実を聞かされた。視察のさい事故死した元医師部長は、義兄の不倫相手だった看護婦の起こしたあの事件の協力者だったのだ。あの女は、盗聴で手術の計画を知ると共に、医師部長がそれに反対していることを知った。あの女は院長家族を崩壊させれば次期院長はあなただと医師部長をたきつけて協力させたのだ。実は彼も事件の真相を知っていながら、手術失敗後、殊勝らしくわたしたち家族を気遣うふりをしていたのだ。悪党め。しかし彼としては、危険な移植手術を決行して傷口を広げるより、元々わたしの望んでいた女性を切り捨てる手術の段階でやめさせる方が結果的にわたしたちのためだと考えたのかも知れない。考えが浅かったがね。そして、医師部長の思惑は外れて病院は閉鎖されてしまったが、2年を経て、新院長として凱旋してきたわけだ。


 彼女……子宮の幽霊は、自分を殺したわたしを恨んでいた。わたしも当然殺されるだろうと思い、それでもかまわないと思った。だが、彼女がわたしに言ったのは自分の手伝いをしろということだった。

 わたしは彼女に何をする気か訊いた。それに対する明確な答えは、彼女自身まだ持っていなかった。

 自分には特別な力がある。それを元医師部長を殺したときに感じたそうだ。その力を使いたくてうずうずしているところで、わたしに呼ばれたのだ。

 彼女とわたしには特別の結びつきがある。元々同じ物だったからね。それがわたしたちの間に特別の力を生み出した。空間を飛び越え結びつける力だ。その力が形となったのが『赤いドア』だ。

 なぜ『赤いドア』なのかというと、不倫女に握りつぶされ、血塗れで死んだ彼女が、恨みに思いながら女の出ていく後ろ姿を見送ったのが手術室のドア。血に濡れた彼女がそれを『赤く』見ていたのだろう。その時の悔しさが、後に怨念の力に成長したのだ。…………

 彼女は自分の実験を進めたがった。そのための材料の調達をわたしに求めた。わたしが協力しなければ彼女は無差別に人を殺して材料を得ようとしたから、わたしは彼女をなだめ、協力することにした。

 わたしと同じように、自らこの世界から消え去りたいと思っている人間を、材料提供のボランティアとして募る方法だ。

 ネットで『赤いドア』の都市伝説を創作して流したのはわたしだ。わたしは人権侵害問題のエキスパートだ。現代の人権侵害がどのように行われるか、特にネット社会にも詳しい。わたしはどこにどのような情報を送ってやればターゲットにそれが伝わるか、かなり的確に把握している。悪用されてはいけないから教えてやらんがね。

 ボランティアの希望者は思った以上に多かった。中でも特に熱心な人間が、わたし同様、自ら『赤いドア』を呼び出し、喜んで、中に入ってきてくれた。『赤いドア』を出現させるのはわたしたちの力ばかりではない、それを望む人の思いの力が大きいのだ。

 困ったのは病院の方でも『本物の心霊スポット』という噂が立ってしまって、物好きな馬鹿な若者の侵入者が絶えなかったことだ。彼女は、わたしと違って、材料になれば提供者は誰でもいいというスタンスだったからね。勝手に狩って、材料にしてしまった。わたしは彼女の秘密が暴かれるのではないかと冷や冷やしたが、幸い世間では『心霊スポット』なんて言う怪しげな物はまともに取り合おうとしないし、実際人が消えているわけだからよほどの馬鹿でなければ中まで入ってこようとはしなくなった。そこまでの馬鹿なら消されようが何されようが、わたしも痛くもかゆくもない。そういう体験をしたかったのだろう?自業自得だ。

 ああ、そう、わたしは君たちにいかにも自分に霊能力があるように言ったが、嘘だ。わたしが知っている幽霊は彼女だけだ。死んだ人間の魂がどうなるかなんて、知らない。

 さて、そのように材料が集まって彼女は着々と彼女の実験を進めていった。そして、その成果の実践を行いたくなった。その候補を尋ねられたわたしは、トモを推薦した」

 ヒロは戦慄し、お化けの生体実験にトモキを提供しようと言う先生の精神を疑った。

「トモキ君に、何をする気です?」

「だから、

 性別適合手術だよ。

 彼女は元々は自分を再生するつもりだったのだが、それよりも、自分の特殊な能力を使って人のために創造的な仕事をしてやりたいと願うようになったのだ。天晴れな心がけじゃないか?」

 ヒロは呆れる思いがした。さんざん人の命を犠牲にしてマッドサイエンスに突き進みながら、何を言っているんだ、と。そんなヒロの顔色を読んで、先生は皮肉に言った。

「医療とはそうやって発展してきたのだよ。医療ばかりじゃない。そもそも世の中なんて、そういうものだよ。人は常に人を食い物にして自分がいい目を見ているものさ。まして、こちらは希望者の希望を叶えてあげて、その残骸を廃品利用させてもらっているだけだからね。ずいぶんと良心的じゃないか?」

 先生は自嘲して、悪魔的に笑った。ヒロは訊いた。

「それで、それは本当に可能なんですか? トモキ君は……本当にちゃんとした女の子になれるんですか?」

 ふううーん……、と、先生は少し考えた。

「彼女は自信満々だよ? 実験室で色々やっているようだからねえ? ただ、まだ命のある肉体で試したことはないらしい。これはさすがに被験者を慎重に選ぶ必要があるからねえ……。それに、目的を果たしてしまったら、彼女は消えてしまうんじゃないかなあ? なにしろお化けだから。成仏しちゃうんじゃないか?」

 先生は乾いた笑い声を上げた。

「つまり、チャンスは一度きりと言うことだよ。一度きりしかないのなら、わたしは是非ともトモにそのチャンスをあげたい」

 先生はシリアスな顔で考え考え、言った。

「わたしは自分の行為を正当化するつもりはない。それで地獄に落とされると言うなら落とすがいいさ。思いっきり地獄の閻魔に悪態をついてやる。だが、

 自分がどうだろうと、あの子だけは幸せにしてあげたい。女の子になったあの子が、もうわたしのようなモンスターに見向きもしなくなったとしてもだ」

 先生は自分の言葉に満足し、フフッ、とニヒルに笑った。

 ヒロを見ると、指を2本立てた。

「あと2人。あと2人分材料が揃えば、彼女の手術装置は完成するそうだ。もう、今夜にでも、あの子の夢を叶えてあげられる」

 ヒロはギロッと目を怒らせて先生を見た。

「僕も前に彼女から『あと2人』と聞かされました。じゃあ、石田はその数に入っていないんですね?」

 カーテンを引かない窓の外はすっかり真っ黒になっている。ずいぶん長々と話し込んでしまって、そもそもの目的は石田の安否だったのだが、それを握るのは先生に違いないと思い、こうして話を聞いてきた。もし石田に何事も起こってなければ、もうとっくに鈴音から連絡が届き、こっちにもどちらかから電話があっただろう。それがないところを見ると、やはり何かあって、それは先生の話を聞くに、病院の「彼女」の仕業と見るべきだろう。

「どうなんです? 石田は無事なんですか? 先生は、それを感じることは出来ないんですか?」

「石田か……」

 先生は不快そうにチッと舌打ちするように言った。

「トモと君の関係者には手を出さないように言ってあるんだが、彼女は…何しろ頭がないものだから少々エキセントリックでね。ついわたしの言葉を軽んじて困ったことをしてくれる。……君たち、ちょっと向こうを向いてろ」

 先生に嫌そうな顔で命じられ、ヒロとサオリは顔を背けた。背けた先の窓ガラスの反射をそっと盗み見ると、先生は自分の下腹部に手を滑りこませ、何か探るような様子をしていた。自分の分身とテレパシーを交わしているのだろう。

「石田は無事だ。一応感心にわたしの言いつけを守っているようだ。が、いつまでもというわけにはいかないな。装置は完成間近なんだ。生ものだしな。彼女は早くそれを使いたくてうずうずしている。早急に新たなボランティアに参加してもらわないと、彼女は我慢できずに石田を改造してしまうぞ?」

 と、先生は薄情に薄笑いを浮かべた。ヒロはカッとなった。

「いずれ石田がこうなることは予想してたんじゃないですか?」

「わたしは彼にも嗅ぎ回るなと忠告したぞ? 余計な好奇心を持ったのが自業自得だ」

「石田を解放させてください。あいつは、ボランティアなんて絶対望まない!」

「そりゃそうだろうね。…困ったなあ、彼女、わたしの言うことを聞いてくれそうにないよ? ま、しょうがないよね? トモのためだ、石田なんか、どうでもいい」

 ふっふっふ、と先生は馬鹿にして笑った。石田が先生を嫌っていたのと同様、先生も個人的に石田が大っ嫌いだったに違いない。

「よくありませんよ」

 ヒロは立ち上がった。もう聞くべきことは聞いた。

「手術室に彼女と、石田がいるんですね?」

「行くのかね?」

「行きますよ。あいつを助けなきゃ」

「彼女は怖いよ? 怒らせたら、君だって、解体されて材料にされちゃうよ?」

「あんな奴でも一応友だちです。みすみす見殺しには出来ません」

「トモの夢を踏みにじっても、か? あんなつまらんガキにそんな価値があるか?」

「それを決めるのは先生じゃない!」

「やかましい!」

 先生も立ち上がった。

「じゃあ勝手に行くがいい! わたしは元々君も嫌いだ! 君もいっしょにトモのために体を捧げてくれればいい。それで材料が揃う。あの子の夢を叶えてあげられる!…」

 先生の視線がさっと動いた。怖い顔をして、ヒロがその視線を辿ると、部屋の入り口のドア枠に半分隠れてトモキが立っていた。

「トモキ君……」

 苦しい顔をするヒロを後目に先生がさっさとトモキに向かって歩き出した。

「嫌だ!」

 トモキは泣きそうな顔で拒絶した。

「僕はそんな化け物になってまで……女にならなくていい……」

 先生は甘いあやす声で言った。

「化け物なんかじゃあない。君は本来の姿になるだけだ。他の人間の目なんて気にしなくていい。わたしを信じなさい」

 トモキは首を振った。

「僕はもう、嫌だ……。ヒロ君にも嫌われた。みんなから気持ち悪いって思われてる。僕だって、こんな自分、もう、嫌だ……」

「だから、トモ、ね?」

「もう……、嫌なんだ!」

 トモキは叫ぶと、さっと姿を消した。

「トモッ!」

 追って走り出た先生が、

「あっ!」

 と慌てた声を上げた。ヒロが走り、サオリが追って廊下に出ると、

 奥の突き当たりに、赤いドアがあり、今、トモキの目の前で開かれた。

「やめろ! トモッ! 由布子!」

 先生は手を伸ばし、しかしその場から前へ足が進まないようだった。ヒロもサオリも同様で、重い空気が詰まっているようで、壁となり、トモキの元へ行くことが出来なかった。

 開いたドアの向こうは、真っ赤な光が溢れていた。ぷーんと甘ったるい匂いが吹き付けてきて、瞼が重くなり、頭の中身まで桃色の空気に包まれたようにぼうっと、思考があやふやになっていった。

 トモキが振り返り、

「今までありがとう。さようなら」

 と悲しく微笑み、光の中に入っていった。すると、ひょいと、赤いワンピースの女…先生の分身が現れ、ニッと笑うと、手を伸ばし、開いたドアを閉めた。途端に、ふっとドアは消え、三人はガクンと前のめりに倒れ込むと、ハッと、夢から覚めたように意識が覚醒した。

「先生!」

 ヒロは噛みつくように言った。

「トモキが入ってしまった! 彼女の準備している装置はまだ完成してないんでしょう? その中に入って、トモキはどうなるんです!?」

 先生も苦しそうな顔で言った。

「分からん……。彼女にとって被験者がトモである必要はない……。わたしはトモが入学してくる前からふさわしい被験者を物色していた。彼女もそれを知っている。トモが自分が手術を受けるのを望まないなら、彼女はトモを材料として装置を完成させ、別の候補者を選ぶかも知れない………」

「どうするんです!? 先生は自分で『ドア』を呼べないんですか!?」

「彼女の方が圧倒的に力が強いのだ、向こうから拒否されればドアは呼び出せない」

「じゃあどうするんです!? トモキをどうやって助け出したらいいんです!?」

 先生はギロッとヒロを睨んで言った。

「行くさ、直接、彼女の実験室に」

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