人物紹介
川原 航(カワハラ コウ)
28歳
トーレスアーク:二八式改
戦災孤児。幼い時香織の家のご近所さんだったが、親の仕事の都合で転居。八歳の時転居先で両親を相次いで亡くす。十歳の時に軍人崩れの男に捕まり、少年兵として仕込まれ十三歳までその男に使い捨て同然に扱われるが、耐えきれずにその男を殺害し逃亡。その後ある仕事の時におやっさんに発見されて保護(というか捕獲)される。以降おやっさんと沢田の二人掛りで色々と仕込まれ現在に至る。
基本的に人間不信の塊だが、一度身内と認めると信じ込む所がある。
香織は兄妹くらいにしか思っていない……と自分では思い込んでいる。
トーレスアークの操縦の適性は元々普通程度の腕しかなかったが、おやっさんと沢田の特訓によりレベル的には相当のモノになっている。その上コウの身体の運動時のGに対する耐性が一般人よりもかなり高い為、それを活かして高機動型の機体での戦闘が得意。ただ最近は耐性の限度を越える事が多々あり、身体にダメージを受ける事も。
177cm72kg。
谷口 香織
28歳
コウの幼馴染。食堂の看板娘だが、物怖じしない性格。皆に恐れられている沢田やおやっさん達にぞんざいな態度を取れる香織に手を出す勇気のある人間がいない。
コウとは生まれた時からの付き合い。小さい頃から女の子らしく精神的な成長が早かった為コウは子分か弟の様に扱われていた。
167cm??kg。出る所はガッツリ出て引っ込む所はガッツリ引っ込むグラドル体型。
沢田 義信(サワダ ヨシノブ)
43歳
トーレスアーク:二八式
自衛隊第一空挺団の出。当時の上司がおやっさん。
トーレスアーク部隊創設時に適性試験で高得点を出して転属。その後トーレスアーク関係の部隊を転々とさせられる。政府が崩壊した後所長にスカウトされて『街』に。そこでおやっさんと再会した事をきっかけに街に落ち着いた。
コウと違いトーレスアークの操縦適性が非常に高い。耐G適性はそう高く無いが、レンジャー訓練で鍛えた身体で耐えている。指揮能力も高いオールラウンダー型。
173cm75kg。
おやっさん
谷口 志郎(タニグチ シロウ)
51歳
トーレスアーク:アグニ改二型
第一空挺団からトーレスアーク部隊創設時の隊長に抜擢。内戦状態時の戦闘で隊員を庇った際膝下から右足を切断。それをきっかけに自衛隊を退職。街で食堂を開く。
妻と娘には頭が上がらない。
トーレスアークの操縦適性はトップクラス。操縦時には右足が義足の為に若干右足のコントロールが鈍るが、それすらフェイントに使う程の操縦センスの塊。
料理は趣味が実益を兼ねている。定番料理は苦手だが、ある物を組み合わせて美味いモノを作るのが得意。
182cm92kg。見た目はヘビー級のレスラー。
おかみさん
谷口 美夜(タニグチ ミヤ)
4?歳
おやっさんと結婚する前は実家で定食屋をしていた。そこでおやっさんと知り合う。
おやっさんが退職した後、家計を支えようとコネを最大限に使い店を出す。定番料理はおかみさんの担当。
四十代にはとても見えない美魔女だが、中身は肝っ玉母ちゃん。店にくる人々は所長ですらおかみさんには頭が上がらない。
166cm48kg。
所長
松山 拓哉(マツヤマ タクヤ)
40歳
元々『街』の市長秘書だった。事なかれ主義の市長に様々な提言を行っていた。内戦状態になった際市長及び副市長が死亡。仮にという事で『街』の指揮を執る。その際の手腕を認められ『自治体』の長となる。
基本的には冷静沈着だが、気を許した相手には感情を見せる事もある。
179cm67kg。トーレスアークにも乗れるが腕は大した事はない。
加藤 圭一(カトウ ケイイチ)
36歳
『街』でなんでも売る店を経営。儲けは少ないらしいが、商売をしているのが加藤しかいない為食いっぱぐれは無い。
どこから仕入れてきたかわからない様な物をコウに売り付けるのが趣味。とはいえ、結果的にはコウの戦力増強になっているので、コウは重宝しているが……
いつの間にか街に住み着いて店を開いた為前歴不明。所長が問題視していない所を見ると、とりあえず害を与える存在では無い様だ。
163cm65kg。
堀田 賢司(ホッタ ケンジ)
45歳
沢田の部下。副官とまではいかないが、沢田からの信頼も厚く、面倒見のいい気性で部隊員は元よりコウを含めた他部隊や街の住人からも慕われていた。その性格は嘘では無かったが、実際には『暴徒』の『虫』で、『暴徒』の『隊長』からの指示で潜入していた。
『隊長』に心酔している為に『虫』として選ばれた。連絡手段として使っていた鳩のせいで所長に『虫』だと見抜かれ、コウの仕掛けた爆薬でタコを無力化された上で捕縛される。
この後情報を吐かされた上で厳しい処置を受けるモノと思われる。
172cm81kg。
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