第3話  一人だけ変わらないよな・・・

仏壇を前に、線香を供えて、手を合わせる

横の写真を見ると、30年前のニヤけた写真がある。

自分自身は白髪頭、老眼鏡。

ずるいな、一人だけ歳をとらないなんて・・・



一人で行くのにはかなり勇気がいった。

もう還暦を迎える歳なのに・・・どういうことだろう。


もう少し、あの時、仕事を任せて病院に行っていたら・・・

後悔の念は尽きない。

事故かあってから、足を切断したけど1週間ぐらいは生きていた、話も出来たようだ。


とりあえず、年末に電話をかけ

結局、仲のいい同級生の仲間を3人集めて家に来てみた。


その同級生とは、彼の好きだった岩崎宏美や松山千春の唄をカラオケ店で歌ったりした仲である。

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