第11話 過去の自分

夜中に飛び出したので

まだ外は真っ暗

またみちひこが来ると思いながら街中を徘徊


飛び降りれるところを探していた


その時にビルを発見しあたしはそこに行く


そこは使われていないビルで本当ならば侵入罪で捕まるのはわかっていたが

もう死にたくなっていたあたしはどうでもよかったのだ


屋上につき靴も揃えてあとは死ぬだけだ

そう思ったとき

里佳から電話が来たのだ


「未来!!!!!!!!!今どこにいるの!!!!!!!!!!!」


ん???なんで里佳が?


と思ったあたし。


たまたま直人とつるんでいた仲間が見かけたらしく

直人に連絡していたのだ。


あたしは教えると里佳がここに来ると思い何も言わず電話を切った


もう死のう。


そう決めて目をつぶって飛び降りようとしたとき

助かったのだ


目を開けたとき

直人やほかの仲間たちが助けてくれたのだ


掴まれ!!!!!!!!


そう言われて皆であたしを引き上げてくれた


直人には怒られた


「なんであんな奴のために死ぬんだよ!」


けどあたしはあんなやつのためじゃなくて

もう生きてるのが嫌になったからだ


そしたら里佳が来て

抱きついてきた


「もうやめて。過去の未来はあたしが守るから。」


里佳はほんといい子だ

あたしを守ろうとしてくれてる


あたしは生きてていいのか疑問だった


そしたら直人もその仲間たちも里佳もみんなが

「未来は生きてていいんだよ。死んだほうがいいのはあいつだ」


そういってくれた


そのまま家に帰り

親は起きてて走って抱きついてくれた


「もう本当に怖かったんだから。。」


そう言われた。


あたしはお母さんやおばあちゃんに

「あたしは生きてていいの?」

そう聞くと「当たり前でしょ」

といってくれた。


本当にこんなことしてごめんなさい


本当に・・・・。

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