第8話 連想ゲーム



 姫乃の場合 連想ゲーム


 未利「ズバリ、姫乃といえば!?」


 なあ「ふぇ、えーと、えーと女の子なの」


 ルミナ「可愛いわね」


 未利「真面目」


 なあ「うーんとうーんと、スカート履いてるの」


 ルミナ「いい子! とってもいい子」


 未利「頭が固い」


 なあ「むむむ……お馬さんのしっぽの髪型なのっ!」


 ルミナ「つついて遊んだりしたいわね」


 未利「人に気を使いすぎ」


 ルミナ「ミリの……何だか聞きようによっては悪口言ってるように、聞こえるわよ」


 未利「あ」





 ルミナリアの場合


 ルミナ「なるほど連想ゲームって言うのね、それ。じゃあ今度私でやってみて」


 未利「何か光ってる感じ」


 なあ「とってもぴかぴかなの」


 ルミナ「……? なにそれ……?」


 未利「雪菜先生みたい」


 なあ「雰囲気さんがとっても似てるの!」


 ルミナ「誰なの? ……知らない人を引き合いに出されても」


 未利「姫乃好き好き病にかかってる」


 なあ「ふぇっ! ルミナちゃま病気なの!? 心配なの!!」


 ルミナ「何か思ってたのと違うような気がするわ、このゲーム……」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る