S4 ヒナ「え!?みんな授業中テロリストが立て籠もるみたいな妄想したりしない!?!?するよね!?!?」2月8日
スーパーチャット ゴールデンバット 3000 ひなは脅せばすぐ言うことを聞いてくれるのでおすすめ
ヒナ配信定期
安定のやべーやつ
このタバコの人いつもいるな
ヒナ:
うん、秋斗くん。こっちも大丈夫。こんばんわ!今日もヒナの雑談配信に来てくれてありがとー。今日はみんなの質問に答えていくコーナーだよ!ということで、最初のやつはこれ!『この間放送に乱入してきたナツノちゃんという子がかわいいです!ファンになりました!また出てください!』だって。えーっっと……、言っていいの?いいんだ……。えー……夏乃はあれだよ、えーっと……秋斗くんの彼女ですね……。日頃私の配信の裏方やってるのに嫉妬して出てきちゃったみたいですね!!そんなに私と秋斗くんイチャイチャしてたかなあ……。してたってことで!ということで次!『最近のナツノさん乱入配信の時から思っていたのですが、アキトさんとヒナさん、ナツノさんは昔からの知り合いなのですか?』んー……、そうだなぁ。2人共同級生だよ。なんだっけ、クラスにテロリストがやってきて占拠された時に一緒に学校解放した仲というか……いやいや!テロリストいるから!!そんなやばいもの聞いたみたいな反応しないで!!え!?みんな授業中テロリストが立て籠もるみたいな妄想したりしない!?!?するよね!?!?いや実際テロリストに立て籠もられたことあるんですよ!ニュースには……なってないんですけど……ホントなんだって!!!ホントだから!!!むぅ……、知らなーい……秋斗くん見てる人がいじめるーなぐさめてー……イチャイチャしてない!!!!いつもやってる!!いやいつもやってるのもどうかと思うけど……
三角関係プレイが捗る
百合供給までしていくスタンス
使える
せめてナツノの立ち絵をくれ
公然といちゃつくなこいつ
Vtuber思い出してくれ
――光綿市:光綿支部紅葉――
帯刀「次は~どうしよっかな~」
瀬川「一応ですが……十六夜くんは何処へ……?」
帯刀「青い悪鬼で耐久プレイしてる。生き残るためにはサバイバル必須だよね」
瀬川「――ところで、稲生くん。毎日毎日結構際どいコスプレをしていますが、平気ですか?嫌なら言ってくれていいんですよ」
▶今日の衣装は絶対領域の眩しい制服ですね。動くだけで見えそうなスカート丈です
稲生「あまりにアレなやつなら拒否するけど、これくらいなら全然大丈夫ー、むしろソラに似合う服探ししてる気分でちょっと楽しいし」
瀬川「それなら良かった。紅葉は伝統的に際どいコスプレをしないといけなくて、マイクロビキニとかもあるらしいので、なんとか露出の少ないものを選んだつもりなんですよ」
稲生「おーぅ……。それは流石にちょっと恥ずかしいかも……、けど誰にも見られないなら……いや、ないかな……」
夕宙「そんな伝統絶対どこかで断ち切るべきだと思うんですけど」
瀬川「僕もそう思ってるんだけど、上からの指示はどうにもね」
夕宙「成り上がるしかない……、上に立つしか……。」
元木「……っす。――ぅゎ……、風紀委員長かよ……」
稲生「あ、いらっしゃいませー、元木のおにーさん」
元木「っす……。おにーさんは勘弁して欲しいっす……俺まだ中坊なんで……」
花園「あー腹減った……何か腹膨れるもん頼むー」
浅倉「あっ皆さん……こんにちは」
宇佐木「ふわぁ~おはようございます~~」
早乙女「あ”ー。夜勤開けラストは辛いー。眠いー」
稲生「えー、悪鬼だとあんなにかっこいいおにーさんなのに」
百瀬「こんにちはー!」
元木「……!も、百瀬さん……!!こん、こんにち……っす!」
百瀬 「おお、バイクのところの、だよね。いつもありがとねー」
元木「あ、や……。も、もせさん……、いつも……どもっす……」
花園「露骨にも程があんだろ……」
稲生「おー、見知った顔が続々と。いまお水持ってくるねー」
元木「ぃや!違っ……!っていうか、よく覚えてねぇーっつーか……悪鬼の中の事あやふやとしか覚えてねーっすよ、ほんとほんと、てゆーかみんなそうじゃねーんすか?俺はそうなんすよ俺は!」
浅倉「あ、あの……百瀬さんに、そ……稲生さん。先日はご迷惑をおかけしたみたいで……その、助けてもらって、ありがとうございました……」
百瀬「紬さん……ほんと、元気で良かったよー。迷惑だなんてそんなそんな。持ちつ持たれつ、ってやつね」
稲生「いいのいいの、おねーさんが無事でほんとに良かったよ。それとソラで大丈夫だよー」
元木「――俺も助けたんじゃなかったっけかな……。いや……、きにしてねーし……ぃや、覚えてねーし」
花園「美人に浮かれる気持ちは分からんでもないが、程々にな」
元木 「ばっ!ちげーし!そんなんじゃねーし!顔とかただの頭のパーツでしかねぇし!?あと俺そんなとこでパートナー選ばねぇし!人間中身っていうしさ!――は?パートナー???違っ違う!!」
瀬川「青少年に年上のきれいな人は魅力的に映るものだよ。僕の場合はもう年下になってしまったけど……」
早乙女「コウくーん。ランチまだやっているよねー?――野菜ジュースとランチお願ーい……zzz」
四季「しょうねーん!!!依頼だよ依頼!!!早く受付してほしいな!!」
▶中学生になりたてくらいの女の子が飛び込むように入ってきますね
瀬川「また若くなりましたね……ご無沙汰してますおねーさん……」
帯刀「依頼かぁ……。じゃあ今日は臨時閉店ですね。立て札変えてきまーす!」
▶帯刀はくるくると外に出て立て札を切り替えました
四季「やっぱ世の中ロリにバブみを感じてオギャりたいんですよね。コッコロたんのおかげでなんか最近どんどん縮んでる感じするわ」
花園 「こえー世の中だなあ……」
▶四季はニヤァと笑った後、一同を見渡した後、短めのスカートで足を組み、品定めをするような目をしますね
四季「さて、この中で中学生だよマンお返事してね」
浅倉「はい、私です」
宇佐木「はい~私もです~」
元木 「っす……」
花園「そう考えるとすげー平均年齢だよなここの面子……」
四季「あら、結構いるのね。しょうねーん……、私の若返りについて原理、説明した?」
瀬川「してないです……。というより、僕もわかってないので不確定情報は喋るべきではないと思いまして」
四季「しょうがないにゃあ……。じゃあそこのかわいい少年。のととが、読んでくれてるんだよね?一番好きな娘ってだぁれ?」
▶元木の方を見て、ケラケラと笑って話を振りますね
元木「っす先生。ちょっと負けヒロインオーラがすごい闇キャラのキリカっすね……。なんでかは分からないけど他人とは思えないところが共感できるっつーか……」
四季「キリカちゃんかぁ……。そっか。実はね、のととがって明確なモデルがいるのよ」
元木 「――フィクションであり……、フィクションじゃないすか……?」
四季「私、息子の女性関係をちょっと誇張してラノベにしたやつを送ったらそのまま採用されちゃったのよ。ちょっとバイオレンスな展開あるでしょ?あれ、だいたいノンフィクションだったりするの」
四季「Vtuberもそうなんだけど、夜叉っていうのはイメージに引っ張られるの。自分は強いって思っているからこそ悪鬼で力を使えるわけなのね。このイメージってのは自分の作り上げるイメージだけじゃなくて、周囲からの印象も組み込まれるの」
花園「ってことは、有名な武道の達人とかなら悪鬼でもかなり強くなるのか?」
四季「そんなことはないわ。周りが強いと思っているからといって、自分が強いと思い込まないと当然強くないし、やっぱ適性もあるからね。適性がないとどんだけ頑張ってもホラーのエサ枠ってわけ」
花園 「結局は適性か」
浅倉「思い込みで強くなる、ですか」
早乙女「じゃあ私も頑張って有能な看護師さんになれたら、悪鬼でも頼れるナース愛ちゃんになるってことけ?」
四季「主人公属性って言うのかな。物語には大事な適性がいるわけ。――それなりに夜叉として活動してきて、この人頼りになるな、いてくれてありがたいな……って思ったことない?そのイメージが実力に反映してるのね」
元木「自他共に認める才能がそのまま強さになる……、すか」
四季「そうね。夜叉ならイメージっていうのはとても大事なの。でも普通に生きてて、不特定多数に同じイメージを植え付けるのってとっても難しいのよね」
百瀬「同じイメージ、ですか……」
四季「だから、私が端役で出てくる小説を使って自分のイメージを不特定多数に一致させたってわけ。主人公の母親キャラが、ヒロインと一緒に並んでも遜色ないほど若く見える……っていう現象を使ってこの見た目になってるのよ。最近は二次創作でロリにさせられてるから、ロリママのイメージが強くなっちゃってこうなっちゃってるけどね」
花園「成程ねえ……」
夕宙「世の中って思いのほか便利ですねえ」
四季「それを楽に利用する為の手段がVtuberってこと。私が小説書いてた頃はまさかそんなのが流行るとは、って感じだったけどね」
瀬川「そうだったのか……。帯刀くんが強いのもある種納得がいきますね……」
帯刀「いえいいえい」
早乙女「たしかにお姉さんいてくれると頼りになるのにって毎回思うもんなー」
花園「強いのは結構だがどうにかならないのか、この性格は」
帯刀「こんな優しくてかわいいんだからちょっとの欠点くらい愛嬌ですよ」
百瀬「果たしてちょっと、なんですかね?」
花園「どんだけ美人でも刀持ったキチ……異常者はアウトだろ……」
稲生「有名人だったらそれだけ強いってことかー」
瀬川「そういうわけでもないけどね……。人間はやっぱり適性大事だから有名人でもホラーの餌枠になるようなものだよ」
四季「まあ、それはいいのよ。今日の依頼は、
宇佐木「私は~この辺りの出身じゃないので~ちょっと分からないですね~~」
浅倉 「知らないです。あまり聞いたことも……。――あれ、けどどこかで見たような……うーん?」
元木「葵……、前の……被害者、大学生でしたっけ……?それの関係者っすかね」
四季「よく覚えてたね。本業は私、探偵なのよ。――で、葵伊季には妹と母親がいるのがわかったの。父親は離婚でいないみたい。葵伊季の妹がこの街に住んでるから接触したいってわけ」
四季「それで、この見た目だし中学校に潜入したいの。それで、カモフラ用に中学生くんちゃん達連れてっていい?っていう依頼」
元木「――え?それバレたら俺たちが怒られるやつじゃないっすか……。バレる気はしなさそうっすけど……」
百瀬「え、私たちは……?」
瀬川「構わないよ。残りの子達はどうするんだい?」
四季「私ちっこいから大丈夫よ。山城公園の上の方に城跡があるでしょ?概念を通しておきたいから、登山してもらおうかなって」
百瀬「えー登山……?!――えー……」
瀬川「――あー……。なるほど。確かに闇前のこの時期に行くのが丁度いいですね」
浅倉「えぇ……四季さん?と行くのは構わないですけど、私達学校で喋ったこともないような仲ですよ。誰かに見られて変な話になるのやだなー」
早乙女「別の中学の子の友達を連れてきたって言い訳すればいいんじゃないの?」
元木「俺学校じゃ一匹狼なんで……。一緒に居たら逆に怪しいって思われそうっす……」
四季「私見た目だけは若いから、幻の彼女ってことにしてくれていいよ。写メ取る?あ、それともこっちのお姉さんたちのほうがいい??」
▶百瀬の肩に手を回します
花園「写メって今時言わないんじゃねーか?」
元木「彼女とかそんなん一匹狼の俺には必要ないっていうか邪魔にしかならねーっていうか……。いや別に、とにかく学校に入れたらいんでしょ!?別に普通に入れるっしょ!なんなら普通に見学でって申請して入ればいいじゃないっすか」
宇佐木「というか~みなさん同じ学校だったんですね~私も通い始めたばかりですけど~全然気づきませんでした~~」
元木「――気付かなくて当たり前だろ……。影の住人である俺が堂々としてるわけねぇしな……」
浅倉「そのキョドった早口だけはやめてよね……。あーこの状態で誰にも会いたくない、休みの日だからきっと大丈夫、大丈夫……だよね?」
元木「ちっ……。誰のおかげで……、ぃーやもう‥行くなら行きましょ……」
四季「あー思春期してるわー。じゃあこの子たち連れて行くから」
瀬川「こっちも登山が終わったら城跡で僕に連絡してほしい。必ず頼むよ」
▶四季は元木と浅倉の腕を強引に引っ張っていき、出ていきました
浅倉 「あぁ!ちょっと!ひっぱらないでー自分で歩けますー!」
宇佐木「じゃぁ~私も行ってきますね~」
早乙女 「ほいほーい。気をつけてなぁ」
百瀬「で………………登山ですよね……?――あれ?」
▶瀬川の空気が少し変わりますね。少しシリアスな顔をします
瀬川「――行ったか。子供には聞かせにくい話をしようか」
瀬川「さっきおねーさんが夜叉はイメージに左右されるっていう話をしたね。これは、自我の確立をしている場合の話なんだ」
瀬川「自分が自分である確固たる自信のことだね。日頃シャナやキノ、イリヤとかの思い出の品を悪鬼に入る前に置くのもそうだが……。自分が自分じゃなくなる時、夜叉ではなく羅刹へと変貌する」
早乙女「あのボスみたいなのことけ?」
稲生「ああなっちゃうのは嫌だなぁ……」
花園「――正気を失って適性が悪化した状態、って考えていいのか?」
夕宙「まるで魔法少女の宿命だあ」
瀬川「そうだよ。そして、一度羅刹になると二度と夜叉へ戻ることはない」
花園「もし……、この中の誰かが羅刹になったら戦う可能性もあるってわけだ」
早乙女「えー!そんなん嫌やん!」
瀬川「僕の友人も……、いや話が反れたね。自我の確立を確固とするには、過去現在未来の自分自身を殺し、折り目をつける必要がある。紅葉ではこれを、『闇』と呼んでいる」
瀬川「この『闇』は、いつ発現するかわからず悪鬼を独自展開で自分の領域に書き換え、自我の確立の為に向こうも本気で殺しにかかってくる。昔は闇が一番致死率が高い悪鬼だったんだ」
稲生「あー、それが前に帯刀さんが言ってた自分自身を殴り飛ばすってやつかー……。なるほど……」
花園「昔は、ってことは今は対策がされてるのか」
瀬川「2年前にね。とは言っても乱入されることがなくなっただけで、危険度が低くなるわけじゃない。結局、思いの強さで負けるとそのまま命はないものだと思っていいくらいだ」
花園「ああ、――任意のタイミングでその闇を発生させる事ができるようになったのか。それなら事前準備ができるからな」
早乙女「その闇って一人で戦うん?――私、闇が私だとしてもあんな殺意満々のと戦って勝てるとか思えんけど……」
瀬川「思いの強さには絆も含まれるから全員で殺しにかかってくれていいよ。先に現実を直視する必要があるけどね。――さて、山城に行くのには理由があってね。全員に侍の概念をインストールするためなんだ」
早乙女 「なんやぁ……よかったさー。みんな居れば勝ったも同然やけぇ安心やん」
稲生「侍……?強そうだけども……?」
瀬川「悪鬼の性質は土地によって大きく別れ、日本でも北海道とかだと属性も違ったりする。ここだと火、氷、風が基本属性だが、北海道だと氷、雷、水が基本属性になったりする。長野なんかは殆どの場所で属性がバラバラらしい」
百瀬「天気の影響っぽいですね、属性って……」
瀬川「外国だともっと違う。特に日本にしか願い属性というものはないし、他の国の殆どで聖という属性がある。でも、個人が受け取れる概念は一緒なんだ。外国の人が、日本の夜叉がお城に常勝祈願でお参りするって聞くとどう思うだろうか」
早乙女「外国の人だと城に、っていうか教会とかお寺とか神社とかじゃないんけ?」
瀬川「ただでさえゲイシャニンジャサムライのイメージが強いお城という場所で、戦勝祈願なんて聞くとジャパニーズサムライってイメージがきっちり固められる。それだけで、夜叉としての属性が一つつき、自我の確立の一つになるわけなんだ」
夕宙「いやあ乱世乱世」
瀬川「闇に打ち勝つ為にやれることはやっておこう、ってことだね。紅葉もお城やお城の趾の近くに建設されることが多いくらいだよ」
花園 「はー、仕方ねーとは言え面倒臭い話だな」
――光綿市 中学校:1F廊下――
▶土曜日の昼頃、授業をしているクラスもある中、悠々と四季は歩いていますね
四季「うーん、カモフラ必要なかったかな。警備員さんも余裕ですり抜けれたわ」
元木「警備員は背の丈程度しか見てねぇっすからね……。先生に見つかるのはちょっとマズイっすよ……、多分……」
浅倉「けど私達知らないんだし、先生に聞くしかなくない?」
宇佐木「私も~誰が先生なのか分からないから~お願いしますね~」
元木「じゃああんたが聞いて来いよ……。みんなで一人づつ聞いても同じことしかきけねぇだろうしよ……」
浅倉「何よその言い方、分担して回ろうって言うならそうやって言えばいいじゃない!いちいちイラつく言い方する必要ないでしょ!」
元木「キーキー喚かなくても聞こえるんだよ……。そっちこそいちいち叫ばなくても聞こえるってわかんだろー」
四季「――ごめんね。入れてしまえばこっちのもんだから。放課後も近いし、葵朱音ちゃんに関してはそっちで調べてくれる?もう一つ気になることがあって」
▶四季は口論してる裏でそそくさと消えていきました
▶宇佐木 世間話で判定
成功
女生徒「うーん、知らないなぁ。クラス多いしなぁ。――今日来た転校生ちゃんじゃない?今質問攻めされてると思う」
宇佐木「転校生が来たんですか~その人って~今どこに居るか分かります~?」
女生徒「1Bだよ。部活あるからじゃね」
▶廊下を駆足で去っていきました
宇佐木 「どうも~~二人とも~1Bに~今日来た転校生が~居るらしいので~行ってみましょう~~」
元木「――っだから聞きに行くなら聞きにいけよな……。名前解ってるんだからすぐだろすぐ……。四季先生いつのまにかいねぇしよ……」
浅倉「はー?そんなわけ無いでしょ、仮にも大人なんだし自分で言いだしたんだから居ないわけ……マジで居ないじゃん」
宇佐木「そういえば~1Bって~どっちに行けば良いんでしょう~」
元木「居なくなったからって俺らのやることは変わらねぇし、そのうち合流すんだろ……。んで?1Bの場所だろ……?」
▶元木 ナビゲートで判定
成功
元木「こんなとこでボサっとしててもコトは進まねぇんだ、行くぞほら……」
▶手招きをして先に歩いていきます
宇佐木 「ああ~そっちだったんですね~」
浅倉 「ちょ、ちょっと!私だけおいていかないでよ!」
――光綿市 山城公園頂上――
▶低山で舗装もされている為、スニーカーで体力のないオタクでもすぐ登れました。景色だけは綺麗で、ピクニックコースにもなっていますね。今は人もいないようです
花園「登りきった事は無かったが、なんかあっという間だったなあ」
稲生「登山って言ってたから大変だと思ったけど、案外楽に登れたねー」
夕宙「はー、結構景色いいですねえ。家出とかしたときこういうところに来たら青春なんだろうなあ」
百瀬「ふう……普段乗り物に頼ってると良くないと痛感……」
早乙女「おー! 町が一望やーん!」
百瀬「夕方に来るとまたきれいなんですよ……」
花園「そのうち愛……あー、妹も連れてきたいもんだな」
早乙女 「愛ちゃんも体調いい時にゆっくりなら登れるんじゃない?」
花園 「そうだな、具合見て連れて来るか……」
稲生「おっと、そーだ、瀬川さんに連絡しないと…………もしもーし、全員登頂成功しましたー」
▶稲生が瀬川に電話をかけると、応答の代わりにスマホ画面からセグメがせり出してきます
セグメ「これがデンワープや。トイレワープと一緒に覚えとくんやで」
稲生「わっ、びっくりしたー……」
早乙女「セグメおじさんやん! 久しぶりじゃん!」
▶早乙女は撫で回そうとしますが、くるりと躱し、何やら結界のようなものを張りますね。バリアのようなものが周囲に見えます
花園「トイレでワープは……大丈夫なのか?色々と」
夕宙「ただの通話じゃだめなのかな」
百瀬「えっAR……じゃなくて本物?――そもそもトイレワープってなんですか……」
セグメ「線と線が繋がっていると理論上はどこでも移動できるらしい。風水やーって言ってたが、わいもわからん」
花園「適当だなあ……」
セグメ「人払の結界は張ってあるとはいえ魔法陣書くから、そこでじっとしとき」
百瀬 「魔法陣……ここで……?」
▶セグメが魔法陣を書き上げると、女の子が出てきます。和服で、周りを見てキョロキョロしていますね
▶百瀬 アングラ[啓示]
成功
▶この娘はハコベにそっくりだな、と気づきました。寧ろ現実にいるとこんな感じなんだろうな、とも思いますね
百瀬 「あーハコベちゃんだー!」
???「あれ……?私、ハコベっていうんですか?」
ハコベ「――私、気づいたらここにいたんです。どうしようかなって思ってるとみなさんが来て」
早乙女「え、違うんけ?」
セグメ「やめんかい!」
▶懲りずに首のところをさわさわしていると頭をはたき落とされます
稲生「んー……?あれ、もしかして……、初めて巻き込まれた時の悪鬼……の元ネタさん……?」
百瀬「──おおぅ? ううん? これは……?」
ハコベ「私、どうしたらいいんでしょうか。ここが何処かわかります?」
早乙女「おじさんモフモフだけが魅力なのにいけずやんな。ここは山城公園さー」
百瀬「ここは……光綿市っていう栃木県の田舎……の公園だよ……」
ハコベ「光綿市……ですか。聞いたことあります」
花園「これは……本人?なのか?」
稲生「えーっと……こうして呼び出したからには何かしらあるんだろうけど……どうしたらいいんだろう?」
百瀬 「詳しくお話を聞いてみたいですね……」
ハコベ「えっと……?」
花園 「どの道、連れて帰って相談した方が良いと思うが……どうする?」
▶衣装なども配信そのままですね
百瀬「ところで……、ここで魔法陣使った理由は……?――セグメさん」
セグメ「ご主人の話聞いてなかったんか?この嬢ちゃんが出るとは思ってなかったが、概念をインストールしただけやで。ジャパニーズサムライ属性を取得しただけや」
稲生「えーと……、なにか、こう……。ここに来る前の……記憶に残ってることとかってあったりする?」
ハコベ「すいません……。覚えてることは、何も」
夕宙「連れ帰るってそれこそ鳴月さんと同じ気もするけど、急に出てきてこのままほっぽっておくのも寝覚めが悪いかなあ」
花園「アレは拉致、コレは保護だ」
早乙女「記憶喪失ってやつなんけ?」
セグメ「で、どうするんや?記憶もないし、負も弱い。――ワイでもこれを殺るくらいは出来るで」
ハコベ「ひっ……」
早乙女「お姉さんじゃないんだしまず殺そうとするのやめーやー。怖がらんでいいけぇよ」
夕宙「いや、いかんでしょ……。それこそ寝覚めが悪いわ……」
稲生「いやいや話通じてるから少なくとも悪鬼じゃないしそれはダメでしょー……」
セグメ「せやったな……。わいも常識失ってたわ」
百瀬「この子はENOKIのVTuberにそっくりなんです……。――多分、ここに召喚?されるからには意味があると思うんです……」
夕宙「どうする?行く宛無いならついてくるかい?無理強いはしないけど、便利そうな人紹介できるよ」
ハコベ「はい……」
稲生「保護は確定事項として……。どうするー?も一回瀬川さんに連絡取ってみる?」
セグメ「それならわいが連絡入れとくわ。嬢ちゃん、帯刀のねーちゃんじゃなくてよかったな」
夕宙「本当に運が良かったな……」
百瀬「ほんとね……」
――光綿市 中学:2F1B教室――
▶放課後のチャイムが鳴りますね。1Bの教室では、女の子の机の周りに男女が群がるように囲いができてますね。女の子本人はチラチラと見える程度です
女生徒「へー緋奈ちゃん香川から引っ越してきたんだ!やっぱうどん??」
緋奈「そうだねー。うどんは美味しいよ。香川以外じゃもう食べれないかも」
陽キャ「やっぱゲームやりたいから引っ越してきた感じ?」
緋奈「いや……それはたまたまだよ」
女生徒「好きな有名人っている?私はねー」
緋奈「尊敬してるのは市姫さんかな……、うん」
▶制服で確証は持てませんでしたが、Vtuberの柏木ヒナにそっくりですね
浅倉「転校生……っぽいけど名前が違うのかな?緋奈とかよばれてたよね」
宇佐木「あれって~Vtuberの緋奈さんですよね~」
元木 「はぁん……、芸名ってやつか……?真名を聞いてみたらわかるんじゃねぇの……?――ほら……いけよ……」
▶浅倉に向かって首を向けて、指差します
浅倉「ちょ、ちょっと無茶ぶりすぎ……!――でもないか……。この中なら私が一番まだましなのかなぁ。はぁ……」
▶そうこうしていると、緋奈と呼ばれた少女の周りの囲いになっている生徒が円形に対称的に位置取りますね。その途端、生徒がバタバタと倒れ始めます。教室に悪鬼独特の感覚が肌をつたい、急速に部屋の椅子が魔法陣のように組み上がり黄色の螺旋が黒板に筋通ります
元木「――待て!」
浅倉「えっちょっと、入れっていったのに……えっどういうことこれ?」
緋奈「えー?うんそうだね。好きな人は、いるかな。可能性は……どうだろう」
緋奈「そういうわけじゃないよ?かなわない恋ってわけでもないかな」
緋奈「いや、ごめん。タイプじゃないから無理」
緋奈「あはは……そうかも。ごめんね、隠し事出来ないから」
▶緋奈は周りに人が倒れ、話す人間など誰もいないのに1人でにこやかに返事していますね。かなり不気味さを感じます
宇佐木「あれは~この前のこのはさんと~同じ感じなんですかね~~」
浅倉「ねえ、私この間も似たような騒動に巻き込まれたんだけどさ。――なーんとなく、その時と同じような感じしてるんだよね。どう思う?」
元木「会話が出来てるようで……、そうじゃねぇ……。ちっ……、面倒だな……」
緋奈「あ……敵。殺すのが仕事だもんね」
▶緋奈はなんともないように立ち上がると、蛇腹剣のようなものを取り出し身体の周囲を彩るように回します。全身が黒ずんでおり、身体が少し溶けていますね
元木「この感覚は悪鬼の中……。だけど今突っ込むのは……、まじぃぞ……」
浅倉「よし、逃げよう。というかお店に連絡しないとやばいでしょこれ」
元木「こういう時の判断ははえーのな!」
▶その間にも緋奈は印を組み、緋奈の周りに鬼火が浮かび始めます。そのうち蛇腹剣の他に空中に短剣のようなものが浮かびだし、机の上で中腰で構えますね。逃してくれなさそうです
浅倉「あれじゃあどうもダメそうだけどね。あーもうやだやだ」
宇佐木「ヒナさんって~ああいう風に戦うんですね~。――殺気って言うんでしょうか~すごいですね~~」
帯刀「あれ?ヒナちゃんじゃん。――っていうか……、んー?3人だけ?」
▶帯刀が窓から蹴破るように入ってきますね。ワイヤーや鬼火などを全て片手間に刀で弾き飛ばし、何事もなかったかのように話しかけます
宇佐木「四季さんは~気になる事があるって~どこか行っちゃいましたよ~~」
浅倉「頼りになるけど頼りにならない人じゃん!襲われてるので助けてください!」
元木「――心の準備もできてねぇっての……。やるしかねぇか……」
帯刀「なるほど……。そのヒナちゃん、昔見たのより雑魚だしこの子達でも勝てそうか……。2人ずつだけど連れてくるから!なんとか耐えててね!」
▶刀を振り払って短剣を斬り刻み、腹に蹴りを入れて緋奈の顎に鍔で殴った後窓から出ていきました。緋奈は長めの短剣を口に咥え直し、姿勢を整えていますね
元木「――増援は心強いが、倒してしまっても構わんのだろう?」
▶前髪をゆっくりとかき分け、闇のオーラを纏って正面に立ちます
浅倉「その切り替わり様……。あぁそうか、思い込みで強くなれるんだっけここ。――だったら私も、やってやろうじゃん!」
▶戦闘前行動 元木 橙
戦闘開始!
元木「覚悟を決めろ!ゆけ!ヤイハ!」
緋奈「さて、先手必勝!!」
▶緋奈 ワイヤーチェーン(自分を起点に50m範囲1人に回避不可物理3d4。一時的にそのマスとして判定する)狐術:鏈縁の槌(ワイヤーチェーンの対象+1人に回避可物理4d7ダメージ。ワイヤーチェーン対象は回避できない)通常攻撃 元木 宇佐木
▶宇佐木 浅倉 戦闘回避
成功 成功[ファンブル][冷静な助言] 10ダメージ 15ダメージ[元木:オンリーイベントカタログ]
▶緋奈はワイヤーを元木に打ち込み、そのまま回転するように元木に斬りつけ、逆回転にワイヤーを炸裂させ印字を切って地面に元木を叩きつけた後、回転しながら周りを切り刻み、最初いた位置に戻りますね
元木「くぅぁ!代償は高くつくぞ……!」
浅倉「避けれた!なら次はやり返す!」
宇佐木「あのワイヤーは~当たると死んじゃいそうですね~速すぎて目で追えませんし~困りましたね~~」
緋奈「うーん打ち漏らし。次はちゃんと斬り刻まないとね!」
▶浅倉 特攻魔法 フォトン
15ダメージ
▶浅倉は縦横無尽に動く緋奈の影を捉え、大きめのライフルで打ち抜きます
浅倉 「飛び回ってないで大人しくしてなよ。そこだ、落ちろ!」
緋奈「おっと。油断してたかな」
▶元木 セージ リリーホワイト 緋奈 元木
▶宇佐木 フィールドプロテクト 浅倉 元木
▶タイムカード 元木 ヒール 元木
7回復
元木「控えていろルヒ!貴様の爪を剥がせてもらうぞ!リキヒ!」
宇佐木「自然よ~この者たちを~良い感じに~守ってくださ~い~~!――こんな感じですかね~」
元木 「まぁまぁだなルヒ!」
▶帯刀が花園と稲生を小脇に抱えて、窓を蹴り飛ばして入ってきますね。緋奈の攻撃を居合で捌き切った後、机を蹴って空中にいた緋奈を落とします
緋奈「何人増えても問題ないよ!」
花園「い、いきなり運ばれたかと思ったら……よくわからんが、敵ってこったな?」
稲生「ひえーっ、急に拉致られたと思ったら!いきなり悪鬼!?勘弁してよー……!」
元木「随分早い到着だな。まだパーティーは始まったばかりだ。」
帯刀「オラァ!よっしゃ連れてくる!」
▶帯刀はそのまま窓から飛び立っていきました
▶緋奈 断空剣(自分を起点に5mの範囲全体に物理2d6+落下3M)絶影(自分から一番遠い対象に魔法3d7。ワイヤー)狐術:鏈縁の槌(投げられたらそのままもうひとりの対象に強制移動)浅倉ソラ花園 宇佐木 宇佐木花園
▶花園 戦闘回避
失敗 6ダメージ 16ダメージ 17ダメージ
▶緋奈は蛇腹剣をぐるっと回して風を起こし、そのままテコの原理のように花園の鎧首にワイヤーをくくりつけ、必殺仕事人のようにワイヤーで移動しますね。そのままワイヤーで叩きつけ、沈めました
宇佐木「げほっ……やっぱり~避けるのは無理でしたね~」
花園 「いててて……ちょこまかと……」
ソラ 「わわわっ、痛ーい……!」
浅倉「あいつ、一人だけ飛び回ってぇ!お前も同じように叩き落とす!」
▶浅倉 特攻魔法 フォトン
41ダメージ
▶飛び回っている緋奈に威嚇射撃をし、近寄ってきたところをパイルバンカーで突き飛ばします。教室の壁が派手に壊れます
浅倉「捕まえた♪――消し飛べええ!」
▶元木 セージ アングラで判定[青娥] エタニティラルバ 緋奈 花園
失敗
▶花園 キュアシャワー
▶宇佐木 リリーホワイト 緋奈 宇佐木
元木「ゾキノ!いや、お前は頑張った!まだまだ剥がさせてもらうぞ!チム!」
花園「おっと?なんか変な感じがするな……」
▶花園の鎧の兜の顔の部分が開き、癒やしの雨が味方全員に降り注ぎます
花園「ぬおあ!?これどうなってんだ!?」
宇佐木「あ^~生き返ります~」
花園 「よくわからんが……、皆の怪我が治ってるっぽいからヨシ!」
宇佐木「避けられないなら~威力を落とせば問題ないですね~」
ソラ「きらきら煌めけ!今日もお願い不死鳥さん!一気にもやせーっ!」
▶ソラ サモン鳥
▶不死鳥 ファイア
18ダメージ
ソラ「今日の火の具合もいい感じ!いけーっ!」
▶タイムカード 緋奈 ファイア[フレイムドライブ[火のみ追撃、ファイアの効果]][フォトンブレイズ[指定追加攻撃:自分を起点に5mに火属性魔法4d8]][イラプション[指定追加攻撃:敵が一番多いマスに火属性魔法4d8]]元木 ソラ花園
19ダメージ 12ダメージ 21ダメージ[花園:携行食(回復薬G)]
▶鬼火を蛇腹剣に宿し、そのまま鞭を振るうように教室に叩きつけます。見る見るうちに青い炎が教室中に包み込み、教室が燃えます
緋奈「むう……まだまだ!狐火、燃えて!」
元木「くぅ!――燃えてきたのか?結構なことだが……、ご一緒は勘弁願おう」
ソラ「あちちっ……不死鳥さんの炎みたいに優しくないー……!!」
浅倉「あぁもう、次は炎!うっとおしい奴!」
▶窓から百瀬と早乙女を小脇に抱えて帯刀が入ってきますね。部屋を見た後、刀を居合抜きし、教室の炎を全て消して窓から出ていきました
帯刀「あっとひっとりー」
百瀬「よくわからないけど呼ばれたってことはピンチなんだよね、きっと!――私が援軍だよ、倒すよ!!」
早乙女「ちょちょちょちょーっ!まだ着替えている最中やけぇー!」
元木「ヒートアップしてきたところだ、急けねば遅れるぞ!」
百瀬「まさかのヒナちゃん……!――今日はそういう日なのかな」
▶緋奈 メギド(全体に魔法4d8)通常攻撃[羅刹浸蝕]
14ダメージ[百瀬:蚊雷][元木:薄い本] 15ダメージ
▶[羅刹浸蝕]緋奈 通常攻撃[羅刹浸蝕]
18ダメージ
▶[羅刹浸蝕]緋奈 ファイア 早乙女
16ダメージ
▶緋奈の身体が更に黒ずんでいき、綺麗な顔が溶けていき、黒く濁り見えなくなります。溶けた黒いものが緋奈を作り出し、死角もなく斬り刻みますね。全身の7割程が溶け、ほぼ黒い水のようなものに見えます
元木「チィ!少しばかし、おいたが過ぎるなぁ?」
▶浅倉 特攻魔法 フォトン
15ダメージ
浅倉「いい加減落ちなさいよ!」
▶百瀬 麻黄湯 夜桜×2 特攻魔法×2 気力充填の御札 転移石 アングラで判定[啓示]盾殴り[闃然]通常攻撃[闃然]夜桜[フォトン]
成功[人間振り直し] 成功 35ダメージ 13ダメージ 19ダメージ
▶盾を持ってそのまま闇雲に緋奈に近づいていき、そのまま盾で突き飛ばした後、荊棘を展開して緋奈を串刺しにしました。緋奈は足を斬りおとし、バックステップで脱出し、鬼火で傷を塞ぎます
百瀬「よし。私は殴るだけしかできないから! これでもくらえ!!」
緋奈「ううぅぅぅぅぅぅあぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁああああああああ……………………!!!!!」
▶気力で立ち上がろうとしますが、そのうち身体の全てが黒く溶けていき正面から倒れ伏します。黒い霧が立ち昇ります
緋奈「勝てなかったよ……。ごめん……みんな……弱い私を、許して……」
▶そのままさらさらと消えていき、急速に裂け目が砕けていきますね。金色の光が出てきます
百瀬「倒した……!!」
浅倉「流石百瀬さん!」
稲生「ふー、倒したー……。あっ……そういえば拉致られてきたから思い出置いてない……やっばい……」
花園 「おおおお!?や、やべーぞ!全員とっとと逃げろ!」
宇佐木「これは~走って逃げないとだめそうなやつですね~」
▶花園 脱出判定
失敗 成功 成功 20ダメージ
▶百瀬 脱出判定
失敗[ポーション] ファンブル 失敗 15ダメージ[蚊雷・薄い本] 15ダメージ[蚊雷] 22ダメージ[蚊雷]
▶何もなかった
▶宇佐木 脱出判定
成功 失敗[回復薬G] 失敗 14ダメージ 14ダメージ
▶稲生 脱出判定
成功 成功 成功
▶早乙女 脱出判定
失敗[啓示][治癒絆創膏] 失敗[啓示] 成功 6ダメージ 19ダメージ 22ダメージ
▶元木 脱出判定
失敗[青娥][ヒール] 成功[青娥][ヒール] 失敗[青娥]14ダメージ[縁故縁故]
▶浅倉 脱出判定
失敗 失敗[シャープ] 失敗 26ダメージ[薄い本×2]17ダメージ[林檎の板・縁故]28ダメージ[縁故][絆庇う:稲生]
元木「フン、さいごまで迷惑な奴だ」
百瀬「――――ぐぅ……。抜けきった……、っ!」
花園「おおおお!?これ生きてる!?生きてるのかこれ!?」
▶具足だけでガチャガチャ動いてますね
早乙女「みんな待ってぇー><」
浅倉「この間も抜けれたんだから、今回だって……うそ!間に合わな――」
稲生「この調子なら抜けられ……ッ!?浅倉さん!うぅ、間に合え……っ!」
▶机を蹴って三角飛びをし、狭くなっていく空間の方に椅子を蹴り込み、浅倉を空中でキャッチし、落下しそのまま不死鳥に乗って空間から出ていきました
――光綿市 中学:2F1B――
女生徒「あれ?転校生がいたような気がしたんだけど……」
男生徒「気の所為っしょ」
女生徒「ヒナちゃんの配信見てたからなぁ……」
男生徒「Vと一緒の学校に行くとか夢見すぎやろ。いやまあヒナちゃんとかいたら絶対毎日楽しいだろうけどさあ」
――光綿市:光綿支部紅葉――
帯刀「はい復唱!この人はご主人様!」
ハコベ「ご主人様……」
夕宙「いやいやいや、毎度毎度せめてもうちょっと犯罪に寄らない言い方にできないんですか」
▶帯刀はドヤっと手に腰を当て、瀬川の方を見ます
帯刀「私にとってもご主人様だから何も問題はないよ!」
瀬川「まあ、そういうことだよ……。慣れてるから」
帯刀「はい復唱!ご主人様の言うことは絶対!」
ハコベ「ご主人様の言うことは絶対……」
夕宙「訂正しないからそのまま進行してしまうのでは……?」
瀬川「もう諦めたんだよ……。女装もすっかり様になってるじゃないか」
夕宙「嫌だったら断っていいんだよ、いや本当に。今とか……。――まあ、確かに僕も断れてないですけど……」
ハコベ「大丈夫です。ご主人様がいるって、ちょっと安心します」
夕宙 「まあいいっていうんならね、いいんだけどね……」
帯刀「ふふん!奴隷ランクだと私が最初だから先輩には敬意を払ってね!2番は紬ちゃん。3番は十六夜くんだからね!!」
ハコベ「はい……先輩……」
夕宙「洗脳じゃないのかなあ、これなあ……」
花園 「はあはあはあ……ある!?身体あるよなこれ!?生きてるよな俺!?」
百瀬「えーと……ただいま」
早乙女「や、夜勤明けの身体には全力ランニングは辛い……けぇ……zzz」
元木 「……っふーーーーー!俺もう依頼受けた時点で楔置いて行きますから……!決めたっす……」
瀬川「みんなボロボロじゃないか……。大丈夫なのかい?」
宇佐木 「葵朱音ちゃん、いませんでしたね~」
花園「上半身が吹っ飛んで死ぬかと思った」
浅倉「私、また死にかけて……天さんごめんなさい、私のせいで。私が足を引っ張って……」
稲生 「うぅ……、間に合ってほんとよかった……。大丈夫?おねーさん……いつつ……」
瀬川「――なるほどね。帯刀くん、9番を許可するよ」
帯刀「よっす!てい!!」
▶帯刀は刀の鞘で浅倉の頭を振り抜き、気絶させます
浅倉「あぅ……」
元木 「――どういうつもりっすか……?」
稲生 「って、ちょっとちょっと……!?せっかく助けたのに!?いつつ……」
夕宙「ああ、奴隷ランク2番が……」
花園「おっと……おい!いきなり何の真似だ!?」
瀬川「メンタルが弱ってる子に反省会なんて見せられないからね。次第を報告してもらえるかい?」
元木「そりゃ合理的っす……。キーキー喚くわりに打たれ弱いっすよ……ピーピー泣かれでもしたらたまったもんじゃねーっすもんね……」
花園「それならそのへんで普通に寝かせてやればいいだろうに……」
百瀬「ええ……」
瀬川「万が一意識があって自殺でもされたら困るんだよ。夜叉が羅刹になると帯刀くんでも勝てるか怪しいからね」
元木「四季先生と学校で別れて……、目標を捜索中それらしき人物を発見したっすけど……それは悪鬼でしたーって感じっすね……」
瀬川「成程。こちらは上に申請して、このハコベくんを養子縁組として登録した。名義上は
帯刀「全く……、2番は打たれ弱いね!!十六夜くんはもう悪鬼にポイして2日目だよ!」
瀬川「――――今すぐ連れ帰ってきなさい」
帯刀「はーい!行ってきます!」
花園「せめて一日数時間とかにしてやれよ……」
夕宙「聞き分けはいいんだけどなあ……」
花園「聞き分けだけ、いいんじゃねーか、アレ」
元木「――四季先生はまだ帰ってない感じっすか……?」
瀬川「そうだね……。あの人は勝手に調査して勝手に真実にたどり着いて北叟笑むのが好きなんだ。ほうっておいていいよ」
ハコベ「よろしく、お願いします」
稲生「えーと、ハコベさん、だっけ?さっきはゴタゴタしてたからあんまり話せなかったけど、これからよろしくね」
早乙女 「zzz」
稲生「――ひとまずおねーさんをどこかに寝かせなきゃ……。ささえ続けるのもちょっとつらい……」
瀬川「椅子に横にしておくといい。浅倉くんは僕からヒーリング術をかけておくから」
花園「ああ、じゃあ俺が運んでおく。人を運ぶのは慣れてるからな」
元木「寝て起きたら全部忘れてました、なんていわなきゃいんすけどね……コレ」
瀬川「――みんな、よく頑張ったね。今日はゆっくり休むといい。お金の話とかはまた今度にしようか」
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