save14 決着



 荒れ地に。

 二つの黒の対峙が、圧力する緊迫感を漂わせている。

 いま、拳爆は止まっている。二者は距離をとって、向かい合っている。


 クロイは、はかっていた。

 彼には覚えがあった。対手のものとはレベルの違う〈攻撃無効〉と打ち合った経験が。故にわかる。

 こいつの〈壁〉は、絶対ではない、と。

 ゆえに調べた。一合一合から感じられる、厚み、硬度、耐久力、手応えを、丁寧に、丹念に。

 そして今、見極めは完了した。

 あとは切り札カードを出すだけだ。

 そいつで拳を固めれば、

 十分に、撃ち抜ける。そして、決めきれる・・・・・。と判断する。

 さて――、

 決着をつけるか。クロイがその意志を定めたとき、


『ハア・・・・』


 カルカイカが、口を開いた。


『・・・つまらん。

 ――興が無い。気分が何も・・沸き立たん。

 を相手にしている気分だ。

 虫が小賢しく追いついているだけの無様だ。その必死さには、哀れみすら覚える』


 好きに言ってろ、


 クロイは〈スキル〉発動のための集中に入る。敵が語ってくれるのなら、この時間を利用しよう。


『これは男の喧嘩ではない。

 貴様のそれは、強者に取り縋ろうとする弱者の足掻きだ。

 自らの矮小をさらけ出しているだけ。その恥ずべき事実に、なぜ気づかん。

・・無能が』


 ――実際の話。

 やはりいまいち、勝手は違う。元の自分の体とは。

 居候の身で偉そうなことは言えないが。

 体が十全に機能していない。そこは事実で、指摘されてもそうだな、という程度。


 カルカイカは、語り続けている。

 やがて ああ。そういえば。 と大げさに思い出したようにして、その記憶――相手に対して、小馬鹿にしたような侮蔑を鳴らす。

 自分とは違う向きに投げられた侮辱の言葉を、クロイはさほど気にも留めずに聞き流そうとした。


『そのようなゴミが――もう一人いたな。 に育てられたような、淫雑なが。


 、』


「あ?」


 ぞふり、と。気温が下がった。

 ジャマルの背筋を駆けのぼったのは、やべえ。という、ただそれだけを強く電流する戦慄。

 いま、あいつ、絶対に触っちゃいけないところに触ったぞ、と。確信を持って恐怖できる、絶望。


 カルカイカも、多少の反応を見せ、クロイに視線を向ける。


 はー――…。と。

 息を、吐く。

 クロイの口から漂い出すのは、真冬のように白く凍えた呼気。

 いや、

 そこに込められているのは激しい熱量。蒸気と化した身中の火。

 しかし彼の身体から立ち昇り始めた〈青〉は、さながら極寒を現出あらわすように、吐き出す息の印象を変えていた。


『・・そう、呼ぶべきだ。

 区別は、するべき。

 売女・・は、売女・・と――』


「おい。」


 ず、と、指をさす。能書きを垂れ続けようとした顔面に、突きつける。

 身長差のゆえ、下から睨めつけるような角度にて。

 青いオーラを纏いながら、指先に力を迫らせるクロイ。

 指をさされたことで、不快さを示すカルカイカ。

 腹底からの声で、クロイは言った。


「殴ってやる。

 受けてみろ。」


『ハ・・・ア?』



 言葉が意味として黒の怪人に浸透するまで、いささかの間があった。

 やがてそれが――格下からの挑発であることを理解したカルカイカは、全身に怒気を漲らせた。

 黒い体のすじが、肉の軋む音をたてて引き絞られる。

 引き攣りを首筋にも表しながら、カルカイカは挑発を返すように、顔面を前に突き出した。

 あえての前かがみである。雑魚が。やれるものならば。


『やってみろ』


 クロイは息を長く吐いた。機関が放つ蒸気音めいて、最強種が吐くブレスのように尾を引く呼気。

 地面が揺れ始めている。それはクロイが開放しようとしている力の予兆。あるいはこれから訪れる運命に怯える大地の震え。

 絶対なる破壊の意志が練り上げられてゆく。構築されるのは、人の根に潜む魔獣の根源ルーツ

 極限に到達した震源はせたる神を揺り起こす。破壊の産声を猛りと放ち、クロイは自身の青を開放した!


「【D R A G O Nドラゴン  W A R R I O Rウォーリアー!!】」


 暴風雪ブリザードが吹き荒れる。

 否、振り撒かれたのは青の意志。破壊と殺意を内包した、心胆を氷壊させる極寒のあらわれ

 ――こごえたように、

 蒼き竜の眼光まなこが激しく、音を立てて輝く。


 ごふぅっ、


 吐き出された息は超獣の響き。

 青を立ち昇らせるオーラを纏い、放つ威風は人竜の凄味。

 絶大なる伝説レジェンドの神格をもって、

 一人の竜戦士が、出現していた。



   ◇ ◇ ◇



 シザvs闇の騎士。


 互いに向ける熱い思いを、いまは鎮めて。

 極限のラインを、測っている。

 間合いをとって、対峙する。



 集積所に、超常の戦闘の爪痕は、しかし荒く刻まれた様子はない。

 おそらくAクラスの剣士が現場を見たとしても、状況を分かれないくらいに静かな景観。

 転がっている丸太の位置も、殆どは元のままに。

 石造りの小屋も、また変わらぬ姿でそこにある。


 静寂が、風の音を鳴らし――、


 疾風が、鍔迫つばぜり合う。

 斬り結ぶ。けれど再びの響きは、またお互いに軽い。

 いまは、踊るように。

 必殺の機を、伺う両者。


 状況は、戦闘の始まりから変動していないさまがある。 

 経過した時間は、あくまで平等に、両者に益の差をつけていないように見える。

 ――しかし、

 シザの大剣には、力が。

 蓄積されているのを、闇の騎士は見取っている。


 どう放つ。


 足を止めての大振りであれば、それは闇の騎士にとって確殺の機。

 あるいは未知の絶技を警戒し、けんに回るという選びもある。

 だが、

 待つつもりはない。

 奥の手・・・は、我が方にあり、機とは、作るものだ。


 唸り上げる切っ先を差し込んだのは、闇の騎士。

 後の先によって打ち合わされた大剣は、これまでであれば相殺の威力。しかし、

 鋼の悲鳴。

 金属が、跳ね飛ばされた猛犬めいて甲高い音色を放つ。握力で把持できる限界を超えた反発力に、騎士の右手から長剣が跳ぶ。

 加力かりょくされた大剣は、対手の得物を狩り取る威力をその剣身に宿らせていた。

 ぼっ、と振るわれた追撃を、ローリングでかろうじて回避。

 距離を離して、盾を構える騎士。


 シザは油断せずに、一瞬だけ、飛ばした剣に目を向ける。


 闇の騎士も同じように、飛ばされた剣の位置を確認しつつ、しかし盾の影には〈〉がある。

 右手で持った小杖。騎士は手にする得物を。そして、


 見かけ上、剣を失った今を機として、相手が大技を狙ってくるならそれでよし。

 でなくとも、

 魔法。

 直線でしか放てない剣気とは異なり、魔法が描く線は自由。

 おさめている数は多くない。しかし練度は限界まで高めてある。対象を追尾する魔力の矢。二本のそれを放ち、左右から挟み込む。

 選択の幅を狭め、限られた対応を押し付ける。

 主導権はこちらが取る。

 そして一気に押し切る。


 緊迫の空気を挟み、向かい合う両者。

 闇の騎士は、杖を振り、

 魔法を放つための、力を開放しようとし――、


 シザは左腕を前に向けて、


 ゴッ


 人の・・ 腕を・・ 飛ばした・・・・


『!?』


 戦場いくさばにあっての、驚愕。

 闇の騎士にとって、完全なる慮外の出来事であった。

 拳を固めた金属の左腕が、鳴らす鎖を引き連れながら超速で迫る。刹那が捉える視界。鎖のずる元、左腕の、肘から先は、確かに存在していない。

 闇の騎士は、許された最小の身動きでそれを躱す。杖を消し、剣を取り出し、握る。

 盾で受けるのは、悪手と判断した。身をよじり避けたが、虚をかれ、出遅れた分、二の手を打てる余地もないほどに、その動きは、荒く――、

 ガギッ、と、離れた背後に――石材の壁に、腕は衝突し――、 いや、突き刺さった、!

 巻き上げられる鎖。

 ぼっ、 剣の勇者は射出された。

 放たれたのは漆黒の一矢。竜殺しの大弓より撃ち出された大矢のごとく、自身も地を蹴り巻き上げで加速、右手のみで把持した大剣を剛速で突き込む。

 取り得る受けに、選択の余地はない。

 盾。真っ正面からの勢いを、ただの防御によって堪らえようとした試みは、当然の結果として跳ね飛ばされ、騎士の体勢を完全に崩壊させた。


 背後、

 身を翻して、石小屋の壁に着地したシザは、そこで跳躍のための力を溜めて――――、

 貫かんと構えた大剣の柄を、しっかと両手で把持し――――、

 全身を炸裂させて、返しの大矢を撃ち放った。

 石材の壁が刹那の時間を置いて、爆音を放ち吹き飛んだ。超高度な軽身による、時間差の反作用。粉微塵と化した欠片たちが、衝撃の強さを物語る。


 ――闇の騎士は、


 迫る切っ先に対して、振り返りつつも。

 無様に足掻く、こともなく。


 全ての決着に、相応しく、あるように。


 その剣を、正面から、受けた。


 高潔なる終着音は、永遠の執着を砕き割り。

 果てしなき死闘は、この一瞬に終結した。



   ◇ ◇ ◇



 慄く大気が、緊密の度合いを示している。

 揺り動かす中心には、放射する人の姿型すがた

 黒髪、黒目。眼光に、その全身から、青いオーラを吹き上がらせて。

 放たれるのは熱量。しかし白化した呼気と冷然たる青は、凍てつくような寒さすら感じさせる。


『ハア・・・・・・・・・・ッ』


 カルカイカは、蔑みを前のめりの体勢で表す。


『〈ドラゴンウォーリアー〉・・だと、?』


 怪人にとっては、既知のスキルであるらしい。

 そしてその声には、愚かさを笑う嘲りがあった。

 クロイが纏ったそのスキルの無意味さ・・・・に向けた、嗤笑ししょう


『〈魔法戦士〉になれる。

 それが、どうした。何になる。

 貴様からはまともな魔力も感じぬというのに』



 ――かつて、アルドの時代。


 一人の天才的な、剣と魔法に熟達した英雄がいた。

 単身で、〈竜〉を討った。

 かの英雄が生み出したスキル。


 “DRAGONドラゴン WARRIORウォーリアー


 極めて汎用性の高い強化ブーストタイプのスキルである。

 肉体と魔力の強度を高め、戦闘者はより完全性を備える。

 ただしこれは魔法戦士、あるいは魔法剣士向きのスキルである。魔法使いとしての素地――すなわち高い魔力も、必要になる。


 時代は下り、このスキルには様々な改良が施された。

 磨かれた術技、蓄積された経験は、やがて一つの伝説的傑作スキルに結実する。


 “DRAGONドラゴン WARRIORウォーリアー Ⅲ”


 その存在を、カルカイカは知らぬ。しかしこのスキルとて、クロイが使えばほとんど意味はないだろう。彼のスタイルに、噛み合うことはない。


『自らが扱うべきスキルすら選べぬ無能。そのざまで傲岸を示そうとする愚態。

 予言してやろう。【貴様の面目めんぼくは完膚なきまでに醜潰する】』


 それに対してクロイは、動くぞ、という雰囲気のみを出す。

 なんの捻りもない――いや、腰だけを入れた、ただ渾身の右ストレートのためだけに、身を捻り、拳を握る。

 余裕のカルカイカは、顔を突き出して。やれるものならやってみろと、挑発の態度を崩さない。


 ――そう。時の流れを、カルカイカは知らぬ。

 千年の過去に封印された闇の者には、知る由もないだろう。

 

 ――ワンスリーの間には、鬼子が潜むということを。


 こうげき


 直後の顔面に衝撃が来た。過程を吹き飛ばしたのは技工ではなく、純粋な〈ちから〉の働きによる重加速。そして、

 破裂音が爆風する。カルカイカの背後に轟乱したのは、彼を守護したシールドが砕け散った壊滅の嵐。崩壊の衝撃波が大地を削り、宙を切り裂き狂い舞う。しかし威力がゼロにしたのは盾の耐久力のみ。その拳を顔面にめり込ませながらも、カルカイカは立っていられる。わずか、一歩、後ずさっただけ。

 ――なにが起きたかも、分からぬままに。


『ご・・・・・お・・・・?』


 こうげき


 CRAAAAAAAAAAAAAクラァアアアアアアアアアアAAAAAAAAAAAAASHアアアアアアアアアアッシュ


 左の鉤突きを顔面にち込む。傾けた上半身による、全身全力の上フック。クロイの噛み締めた牙が鋼と鳴り、薙ぎ倒されたカルカイカの前歯はへし折られた高層建築ビルのように響く。極度に変形させた突きの軌道は正中を通り、進行方向に墜落する。

 叩き倒された黒の怪人の体が、超陥没を地面に穿つ。

 地の底で。影が被さる。

 腹の上に跨がられる重みを、カルカイカは感じる。

 日を遮り、二つの黒点が見下ろしている。青を纏った、凍りつく熱量。

 殺意は上方から降り注いだ。


 こうげき


 顔面に一撃。頬骨を打ち砕き、眼球の奥を豪打する衝撃。白眼を構成する液状のダークマターが、爆氾ばくはんする水音を噴き上げ奔流する。


 こうげき


 抗いに反らした顔。それた拳が喉に刺さる。声帯が歪な爆鳴を奏でる楽器となって、潰叫ひめいと共に口から黒ライフを吐き出させる。


 こうげき


 こめかみと鼻骨、顔面のど真ん中に重撃がちた。前頭骨が陥没して頭骨の内側に反響音を響かせる一撃。がなり鳴るデシベルは致命の極致に到達し、左右の鼓膜を内側より幾重にも蹂躙した。



 ――力。こそが力。

 純粋なる筋力ちからのブースト。


 絶対的な殺意。

 究極の暴力。

 灼熱の極寒。


 ただしく、戦士の、ことわりを具現あらわす。


 ――これぞ、


 “DRAGONドラゴン WARRIORウォーリアー ツー



『ぐぅうああああああああああああああああっ』


 かいしんのいちげき


 爆発によって発生した真空による一瞬の無音。完全に叩き潰されゆく黒面こくめんさまが、光景として響く。

 直後に衝撃。拡散する衝撃波が地表を舐めてジャマルを吹き飛ばす。荒れ狂う哮音ごうおんの中、爆心地では遅延ディレイした大地への暴力が地中方向への大穴を力づくで押し広げる。限界を超えてし固められた地面が弾けるように隆起、なお収まらないエネルギーがひび割れさせてゆく大地。崩壊の励起、連鎖する破壊。震源となった大クレーターの周囲には、硬土が造る無数の尖塔がそびえ立ち、その王冠めいた形状は、振るわれた暴威に〈格〉の彩りを添えていた。

 風と大地の哭声なきごえは、腹に響く重低音。収まりきらぬ余波が音を立てて広がる中で――――、

 ジャマルは、しっかと、目撃する。

 突き上がった大地の柱。割れた切片が地に落ちて、衝撃の名残が戦慄く風と吹く中を。


 男が、上がってくる。


 花道を作るように、牙門と化した土石をくぐり、王道を歩んで、現れる。


 その風格。破壊された周囲の景色が祝福する、強者の品格。


 ジャマルの――少年の胸は震えている。

 やばいものをみた。

 俺は、ヤバ過ぎるものを見た。

 伝説を、見たのだ。と。


 彼が抱いた戦慄にも似た感動は――、


 男の背後。クレーターの中に引きつけられる。

 叫ぶように吸い込む黒い渦が現れて、地の底に沈められた闇を飲み込み、消える。

 直後、解き放たれる魂。

 地の穴より飛び立ち、空に舞い上がる無数の青。

 ――見上げ――、見送りながら――。少年は思う。


 ……いるのだろう。あの中に。

 生っちろい肌の、太った身体の――――尊敬できる、男の魂が。


 そのままの敬意を、宿して。


 ジャマルは、クロイを見た。

 歩み寄ってきたクロイは、その視線を受け、返す。

 拳を差し出すジャマル。

 クロイは、打ち合わせる。


 握り拳にぶつかった、硬さ、熱さ、力強さ。それらを胸に噛み締めて――、


 剣の勇者を――師らへの想いを預けたもう一つの戦いの決着を、固めた拳に見つめながら。

 同じ一つの空へと、ジャマルは思いを馳せ、振り仰いだ。


   ◇ ◇ ◇



 闇の騎士を見送る、シザがいる。


 止めようがなく溢れているライフは、黒。

 だが、地に倒れた騎士の、その様子には高貴がある。


 闇色のオーラは消えかけている。煙のようにほつれた黒い火が、宙に溶けて薄らいでいく。

 銀灰色の鎧のみが、より強い輝きを残している。

 

「いい戦いだった」


 そばに立つシザは、胸に拳を当てて。

 地より見上げ、無言の騎士。彼――あるいは、彼女は――ただ、穏やかにいる。


「……あんた、名前は?」


 騎士は、やはり無言。けれど、無視というわけではない、沈黙。


 シザは、笑って。


「白じゃあないが、黒でもない……。

 ――灰の騎士、ってところか」


 面頬の奥に満ちた闇は、すでに消えている。

 自身を構築する妄執をすべて失い、ほどけた闇の騎士に、答えるすべはない。

 ただ――満ち足りた想いと、圧倒的な感謝の気配だけを残し。

 生じた黒い渦に吸い込まれ、この世界からその姿を消失させた。


 胸に拳を当て、最後まで礼を示したまま、見送ったシザの前に――、

 魂が、解き放たれる。


 空へ。


 青い輝きが、舞い上がってゆく。


 光を取り戻した太陽。まばゆい蒼穹が広がる上空に。



 ――強敵との闘い。その余韻を、胸に秘めながら――、


 シザは還りゆく人々の魂を追って、青い空に視線を流した。



   ◇ ◇ ◇



 勇者歴1019年 7月15日 14時18分


 最後の魂還が成就。


 その確認をもって、後に〈アブロックの戦い〉と呼ばれる戦闘は、終結した。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る