幕間2 ――いと高き五柱の歓談――
『……はい。』
『はぁい(笑)』
『いやー、いいねえ。いいですね。いい旅立ちだねえ、これ』
『激しく同意ですな。思った以上に私これ、わくわくがとまりませんぞ(笑)』
『ですよね。いやー、なにかこう、冒険が始まった! 感があるなあ』
『ワwクwwワwwクwwがwwwwとwwまwwらwwっうぇw』
『うるせぇんだよヤクボケ』
『おもしろい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
『黙ってろチビカス』
『ああー、あとはこれで、最初のイベントがあんなのでさえなければなあ、って』
『オウフ(笑) んー、でもですねえ、それはそれで、盛り上がるのではないか、と私などは考える次第(笑)』
『つーか、べつに負けると決まった訳でもねえだろ。つーかおい、イッチ』
『ん?』
『おめえがそういう調整はするんじゃねえのかよ』
『いや、僕はあくまで向こう側との繋ぎ役、ってだけでさ。そういう要望なんかを通す権利は――そもそもこちら側にないよね。いやまあ僕も、権能的に、こっち側が名前負けしているんじゃないか、なんて思わなくもないんだけどねぇ』
『ないんだけどねぇ、じゃねえんだわ』
『なwwんwwでwww なwwんwwでwwセwwカwwチューwwきwwれwwとwwんwwのwwww』
『うるっせぇんだよカスボケ』
『なwwまwwえwww はwwいwwっwwてwwねwwえwwww』
『アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!』
『チビも死んでくれ』
『はいはいはい。まあね。こう、せっかくですからね! 私たち一丸となってね。楽しみましょう! 楽しもうじゃないですか! この旅路を! おー!』
『ですね。なんといっても、旅は始まったばかり、ですからね』
『おwwきwwづwwかwwいww あwwりww サwwムwwさwwんwww』
『ボクたちの冒険はこれからだ!!!!!!!!!!!!!!!!』
『いえいえ、私もね、一応ね、年長としてのね(笑) このね(笑) ただの賑やかしにね、納まるわけにもね、いかないっていいましょうかね(笑) 危機感(爆) ドプフォ(笑)』
『………………。ああ、おい、なあ、イッチ』
『なに?』
『あの爺さんはなんだよ』
『――、……ああ。いや、さあ。誰だろうね』
『仕込みじゃねえのかよ』
『いや……、少なくとも、僕は知らない』
『私も』
『しwwらwwんww』
『しりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
『じゃあ、誰だよ』
『さあ。 …………誰だろうね?』
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