07 エピローグ
警察に送り届けられたあとは、無事に帰宅。
事件にはまきこまれたけど、今回も無傷ですんだ。
あのおじさん達にまた借りを作ってしまった。
非情にしゃくだけど、貴重な時間をつかって家庭科の時間でならったばかりの、「しょうがくせいでもできる! ぱぱやおじいちゃんをねぎらおう! かんたんおりょうり」を実践する事にした。
対象はぱぱでもおじいちゃんでもないけど、男なら皆だいたい一緒。お母さんもそう言ってたし。
それに飴と鞭は使いよう
男をコントロールする時は、一個の飴で99の鞭が必要なくなるなら、積極的に使うべきだって言ってたし。
翌朝、いつも通り周囲に気配がある事を感じて、適当な木の枝に「しょうがくせいでもできる!(以下略)」をくくりつけておいた。
わざわざ自分から渡すまでもない。
嫌いな食べ物を好物とすり替えておく担当のおじさんが、回収していってくれるだろう。
「くりすたーん! 一生ついていきます」
「はあはあ、我らの女神に万歳!」
「僕等の命はもうくりすたんのものだお!」
あんな感じに。
愛され体質の私は大勢の紳士達から影で見守られているようです 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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