第126話 新カード的なお話
ダンジョン探索を終えて家路に着く。
戦利品に関しては明日ギルドに行こうと思う。
もう日が暮れてきてるしね。
あ、そういえばCからギルドカード変わるんだっけ。
結婚のやつでテンパっててまだ、受け取ってない。
それも時間がかかりそうだしやっぱり明日ギルドに行こう。
家に帰るとアカネがすごい勢いで詰め寄ってきた。
「私もダンジョン行きたい!」
「うおっ!急にどうした?」
「これ、すっごく面白くていても立っていられなくなって。」
そう言うアカネが持っているのはダ◯まちだ。
そういうことなら仕方ないか。
俺もけ◯おん! のアニメ見てギター始めたクチだから、その気持ちはよく分かる。
「でも、明日ギルドに行かないとだし。それにアカネの装備も……」
「私も登録したいし丁度いいじゃない。」
「それはそう…かな。」
「そうだよ。そのままダンジョンに行けばいいじゃない。」
というわけでアカネに押し切られる形で明日はギルドに行って装備買ってダンジョンに行くことになりました。
セフィアは明日は家でのんびりするそうだ。
リリンは俺と一緒に来てくれるとのこと。
レイダさんが凄く来たそうにしてたけど仕事があるからとなくなく諦めていた。
というかそこまで強くなりたいのか?
この後は冷蔵庫代わりのストレージから食材を取り出して、それをセフィア、ルリエ、アカネにレイダさんが調理をして俺とリリンがお風呂の準備だ。
そしてそのままお風呂に入る。
今日はセフィアと一緒で、リリンはセフィアの代わりに料理をする。
というか俺と一緒の風呂って交代制なの?
まあ、別に嬉しいからいいんだけどね。
そうしてみんなが今日の汚れを落としてから夕食を食べる。
みんな心なしかサッパリ&ほっこりといった顔をしている。
やっぱりお風呂はいいな。
夕食を終えて暫しのんびりしているとルリエがこっくりこっくりと首を上下させている。
まあ、初めての戦闘なんだろうししょうがないか。
というわけで俺はルリエを寝室に運びセフィア達は食器を片付けている。
今日は何もせずに寝るか。
◇
そして翌日。
今日になるとルリエが筋肉痛を訴えている。
まあ、慣れないことをしたわけだしね。
幸い家にはセフィアもレイダさんもいる。
今日はのんびりしててもらおう。
以前買った英雄譚とかを渡してあるから暇だということはないはずだ。
セフィア、リリン、アカネ、レイダさんが作った朝食を食べて俺達はギルドに向かう。
ギルドに着いてセラさんの所に行く。
アカネの申請では頑張ってね、応援してるよ! と言っていた。
知り合いなだけにやっぱり気になるようだ。
俺達はギルドカードをそれぞれ受け取ってから買取もしてもらう。
それにしても、新しいギルドカードはメタリックコーティングみたいな感じで凄くかっこいい。
ついつい掲げてしまうし、顔がにやけてしまう。
これがいけなかったようで先輩冒険者に絡まれてしまう……なんてことは無かった。
そういうのはテンプレなんだけど、メタリック……つまりはCである事の証明なので手を出す輩はそういないのだろう。
そのまま無事にアカネの装備も揃えて再びダンジョンに突入する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます