　あれから、例の子（フリンダ・バッチェーン）についていろいろあったので、まとめたいと思います。

　まず、フリンダと仲良くなったのは一週間ほど前です。そのあと、フリンダのことを、クララから聞いたのが五日ほど前です。そして、一昨日から今日にかけての三日間、嫌がらせを受けました。

　まず、わたしとリー、ミノリからでした。私たちは大体は三人で行動をしているので、三人で何かあることが多いですが、その日も三人で行動していました。するとガーランド先生に呼び出されましたので（三人とも）ガーランド先生のところに行ったら、どうやら、盗みを疑われてたようなのです。もちろん、私たちはそんなことしませんし、した覚えもありません。しかし、ガーランド先生は、私たちのバックや、筆箱の中を見たいそうだったので、堂々と見せてやりました。するとどうでしょう。私たちの荷物から、見覚えのないペンが出てくるではないでしょうか！私たちは、自分たちを弁護しましたが、それはもちろん通用しませんし、そもそも、誰がそんなことを言っているのか知らないので、聞きました。するとガーランド先生は被害者の人の名前だけ出しました。名前はペリーヌと言って、フリンダと一緒で、生物の時間に仲良くなった子でした。

　とにかく、その場はガーランド先生に怒られて、処置は保留と言うことになりましたが、それがきっかけで、私たちはドロボウ呼ばわりされました！！全く、頭にきましたよ。流石に。それに、それだけじゃなく、マイクたちも、評判を落とすような噂を流されたみたいです。正直いって、何も悪くないのに。マーサに至っては、乱暴で粗悪な心の歪んだ人間のような、噂が流れてました。おかげさまで私たちは、極悪人の集まりみたいになってしまったのです。しかし、ここで救済の天使が現れます。噂と言ったらクララです。

　クララは、私たちのことは信じてくれましたし、いろんな話を聞いてる時に、ある子から、フリンダが授業の合間に、ペリーヌの筆箱からいくつかペンを、抜いているとの話を聞いたみたいです。それが本当なら、そのペリーヌのペンを知らぬ間に、私たちの筆箱に入れたのだと言うことになります。他にも、噂を流したのは、フリンダが最初である話を何人からも聞いたみたいですし、クララ自身、フリンダから、私たちが盗みをしたとの話を、聞いたみたいです。ただ、男子の方の噂に関してはあまり知らないようでした。

　私たちは、クララ相談のもと、まずペリーヌに会いに行き、謝ってから釈明をすることにしたのと、クララが、フリンダが自作自演でやった可能性があることを、いろんな人に話してくれるみたいです。また、ガーランド先生にも、何か言った方がいいみたいなので、それも考えなければなりません。

　今日まで、大変でしたし、辛かったですが、これからが本番です。