第39話

 アリスちゃんの育成を始めて二ヶ月が経った。


 その間、異常種なんてのにも出くわしたがリズがさくっと倒し、特にこれと言って危険もなく、彼女は急成長していった。

 そして完全に慣れてきて落ち着いてきた昨日、彼女は学校へも通いたいと願った。


 当然、好きするといいよと言ったのだが、どうやら一緒に通いたいとの事だった。


 最近はスキルの授業もリズから習ってしまっていたので行く必要がなく、顔すら出していなかったので、偶には気分転換で行くかと午前中だけ授業に出て、午後はダンジョンへと向かった。


 その日は別に問題なかったのだ。


 真面目なアリスちゃんは午後も出てからダンジョンに向かうとステラと残り、魔法の授業で皆があっと驚く威力の魔法をお披露目して大いに騒がれ、その喜んでいる様を見てこっちも嬉しくなる程だった。


 だが、今日も午前中だけと頼まれ足を運んでみたのだが、登校早々に大変な事になっていた。


 アリスちゃんが登校すると同時にわらわらと人が群がり、その者らは彼女の前で膝を突いた。


「アリス様、あなたは国の宝です、是非私にも貴方を守らせて頂けませんか?」

「私はもう八階層でもやれて居ます。足は引っ張りません。どうかお傍に!」

「最も高貴なアリス様が平民などを傍に置くなど耐えられません。どうか私を!」


 平民という言葉が出た瞬間、俺の方へと視線が向き、アリスちゃんから離れようとさっとフェードアウトした。

 俺は邪魔する気はない。

 きっと『こんな騒がれちゃう私』を見せたかったのだろう。


 やだぁこまったわぁ、なんて顔をしているが、ニマニマしているアリスちゃん。

 気持ちはわかるよ。俺もアディたちにちやほやして貰った時に友達が近くに居たらきっと自慢したくなったもの。


 さあ、遠くで見てるから、ゆっくり堪能しておいで。

 そんな面持ちで彼女を見守っていれば、彼女は突然キョロキョロと周りを見渡し、彼らの輪を掻き分けて外に出た。


 そして目が合う。

 少し離れた場所から『どうしたの?』と首を傾げると、彼女はその場でヨヨヨと倒れ込んだ。


 ど、どうした!? と目を向いていれば――――


「カイトさーん! た、助けてぇ! わ、私の王子さまぁぁ……チラチラ」


 ――――などとのたまってこちらに手を伸ばした。


 待て待て待て。こういうのを止めてくれと何度頼んだと……いや、それは姉二人に向けての言葉だったか。 


 当然全員の視線がバッとこちらに向く。

 俺は両手を前に出し、必至に違うと首を横に振った。

 後で覚えてろよとアリスちゃんを軽く睨み、その場から猛ダッシュで退散する。


 即座に近場の男子トイレに逃げ込み、安心できる小さな個室で腰を掛けた。


「ふぅ。ここ落ち着くわぁ。まったくアリスちゃんまでお茶目さんになりやがって」


 と、息をついてみたものの、何もする事はない。

 もうさっさとダンジョンへと帰ろうと少し戸を開けて誰も居ない事を確認して個室から出た。

 トイレの外は流石に人が居るよなぁ、と面倒な気持ちに駆られながらもトイレの戸を開けた。


 そして俺は見た。めちゃくちゃ可愛い妖精の様な女の子を見つけてしまった。

 思わず見惚れるが、男連れだった事で我に返った。


 さーっと高揚が冷めていき帰って不貞寝でもしようかなと思い彼女から視線を外そうとしたが、何か様子が変だ。男がキレてる。


 はいはい。独占欲乙乙!


 なんて思って見ていれば連れの男はいきなり腕を振りかぶると、妖精さんに男女平等パンチを喰らわせ吹き飛ばした。


 焦りに焦った。

 女の子殴るとか……しかもこれほど可愛い子を……

 なんて考えている間にも、駆け出して受け止めていた。


 お前、何やっちゃってんのと殴った男に苛立った顔を向ければ、兄妹で彼女が悪い事をしたのだと言う。

 確かに兄妹ならガチの喧嘩をすることもあるだろう。けど、これはやり過ぎだろうと引渡しを拒否すれば、好きにしていいなんていいだした。


 好きにしていいとか、俺がエロイ男だったらどうするんだよ。

 いや、男は皆エロイってば。


 ど、どうすんだよ!?


 違う違う。


 先ずは彼女の治療だ。しかし学校では拙い。これ以上騒がれたくない。

 もう遅い気もするが、これだけ注目を浴びたのだ。

 隠れて魔法使っちゃえってのは危険だろう。現時点で皆めっちゃ見てるし……

 そう言い訳すれば家に連れ込める。いや違う。人助けだ。


 そんな事を考えている間に家に着いていた。

 ソフィとソーヤはアレクとダンジョンに籠もっているので家には誰も居ない。

 俺はせっせと彼女を俺のベットへと寝かせて、ヒールを掛けた。


「我、女神アプロディーナ様の加護を賜りし者なり。

 我にお力の一端を貸し与え給え。聖なる癒しを『ヒール』」


 俺は彼女の意識の覚醒をドキドキしながら見守る。

 出会う前に意識が飛んでしまっていたのだ。今から初対面を迎えることになる。

 どうか騒がれませんように、と祈りながら彼女の目覚めを待つ。

 そして、彼女はゆっくりと目を開けた。


「あ、れ? ここは……?」

「大丈夫? キミの兄だって名乗る人に殴られて意識を失っていたんだ。

 本当に兄妹かもわからなかったから治療を俺が引き受けたんだけど……」


「うぇっ!? 何で寝起きにイケメンが!?」と視線をこちらに向ければ突如そんな事を言って飛び起きた。


「えっと……イケメンじゃないけど、体は大丈夫?」


 この国ではモテる部類って言ってたあの言葉は本当だったんだな。

 リズが俺を担いでいる訳じゃなかったのか……ヤバイな。モテ期きた。


「は、はいっ! 大丈夫です! とんだご迷惑を……あわわわ」

「大丈夫だよ。ここは俺の家だけど学校のすぐ近くだから、心配しないでね」

「おうち! 連れ込み!? 代金は体で!?」

「ちょちょちょちょ! ちょっと待って! 治療の為ね?」


 だ、ダメだ。テンパっていらっしゃる。

 どうやって落ち着かせたらと頭を悩ませて居れば、彼女のお腹がキューとなった。

 ああ、これだ。ちょっと怒らせてみれば違う方向に転ぶだろ。


「可愛い鳴き声だね? そのお腹、何か飼ってる?」

「~~~~っ!? 飼ってますよぉ? 私じゃありませんからね!」


 あー、そっちを認める方向で行っちゃうんだ?


「じゃあ、そのお腹の虫に何か食べさせて上げようか。ちょっと待ってて」


 リズが準備してくれた調味料を使い肉を焼いたり、適当な野菜を細切れにしてぶち込み味を見ながら調味料をしゃかしゃかしまくった。

 こっちに来てから初めての料理だが、こっちの世界の物はどれも素材の味からして旨い。

 小学生のころは母ちゃんと料理するのに嵌まっていた事もあるし、切った張ったはお手の物だ。


 そんな表現をするレベルでしかない腕の俺でも結構美味しいのが出来た。

 悪いが、ソフィよりも既に上手いぜ?

 と、意気揚々とお盆に並べて持っていく。


「はい、ただいま。有り合わせで適当に作ったやつだから期待しないでね?」

「っ!? て、手料理ですか!?」

「うん、手料理です。はい、あーん」


 イケメンと言われた俺は調子に乗って攻めてみた。

 これはかなりな攻めだ。死と隣りあわせと言っていい。もしここで『はぁ? お世辞なんだけど、超うける』なんて言われたら、俺は一発で撃沈するだろう。

 調子に乗ってごめんなさいと土下座するまである。


「あむ。ん~~っ! おいひい!」


 だが、この俺の行為は許された。名も知らぬ美少女によって。


「じゃあ、次はお肉だ。ハイ、あーん」

「あーん」


 凄いな俺。いや、凄いのはこの子のノリのよさか?

 などと思いながらもスープではフーフーしたりなんかもしちゃったりして、ラブラブカップルの看病の如く食事を与えていった。

 彼女のノリのよさは留まる事を知らず、瞳の奥にハートマークを幻視するほどだった。俺はまるで如何わしいお店にでも来ている気分になりながら彼女の相手をしていたが、いい加減このままという訳にもいかない。


 せめて事情だけでも聞いてしまわなければ……


「さて、そろそろいいかな?」

「……おいくらですか? 金額次第でまた来ます」

「ん? 料理? タダだよ?

 いやいやそうじゃなくて、事情を聞かせて欲しいんだよ。

 何であんなに派手に殴られてたの?

 それ聞かないと心配で帰せないでしょ?

 キミのお兄さんは『好きにして構わない』くらいに言ってたし」


 そう問いかければ、彼女は小さく「――えっ!?」と顔を上げて目を合わせた。

 いやいや、無理やり拘束する気はないよと弁解するが「さ、作戦から外された? もう……見限られたんだ。早すぎでしょ……そっか、終わったんだ私……」と彼女は呟く。

 その言葉に首を傾げていれば彼女は突然ホロリと涙をながした。

 突然の事に驚いて「ど、どうしたの!?」と手を取って目を見詰めてみたら「どうやら私は死ぬか逃げるかしか道がなくなったみたいです。ははは」と涙を零しながら笑う。


「そ、その、言わなければ帰せないって、黙ってればここに居させてくれるってなったりしませんか?」

「いや、言った上でここに居れば?」

「――ホントですかっ!? わかりました! じゃあ言います! 

 聞いてくださいよ、酷いんです!」


 話を聞いて行けば、彼女はソフィアに無礼な態度を取ってしまった事で兄に殴られたらしい。

 元々暴力を振るう男で気分次第で殴られてきたと彼女は口を尖らせて言う。


 随分と軽く言うが、多分キミ、顔の骨が折れるレベルで殴られてたからね?

 正直洒落になってない。打ち所が悪ければ死んでたまで普通にある。


 だと言うのに、酷いと言いながらも「いいんですいいんです」と受け入れている彼女にもっと自分を大事にしてあげないとダメだよとお説教をした。


「いいんですよ。

 失敗した私なんてどうせ殺されるか政略結婚でおじさんの慰み者にされて一生を終えるんです。

 せめて奴隷扱いされなきゃいいな、なんて思ってるくらいの女なんで……」


 何それエロイ。

 じゃなく、奴隷扱いってこの国の貴族ヤバくね?


「まあ、本当に奴隷として売られるよりはマシだろうからいいですけどね。

 あはあはあは……同情して私をここに置いてくれたら嬉しいなぁ……?」


 うーん?

 なんか引っかかるけど、これほどの美少女が置いてくれというのなら大歓迎だぜ?

 あの兄貴も好きにしていいとか言ってたしな。


「うん。一杯同情したから部屋をタダで貸してあげよう。

 けど、悪い事はしちゃダメだからな?」

「やったぁ! って本当に良いんですか? 見ず知らずの女を……」

「ああ。そっちもいいの? 見ず知らずの男の家で……」

「あ、はい。全然おっけーです! だってお金払うレベルのカッコよさですもん!」


 え? いやいや、そこまでじゃないでしょ?

 リズがモテる部類には入る方だと言って居た程度だし。

 いや、好みなんて人それぞれだし、この子はそう思ってくれてるのかも?


 これは……いっちゃって良いんじゃないでしょうか?

 いや、待て待て。流石に出会って数十分でゴーは無いだろ!?

 馬鹿なの?


「そ、そうだ。自己紹介もまだだったね。俺はカイト。カイト・サオトメ」

「あ、はい。私はリディ・オルバ……じゃなくてロザムです……」


 うん? どうしたんだ? めっちゃあたふたしてるけど……


「ほら、何も心配はいらないよ。家名が変わったばかりなの?」

「そ、そうなんです! あは、あは、あはは……」


 うーむ。人にはそれぞれ事情があるから根掘り葉掘り聞くものじゃないなんて言うけど、こうして好意を持ってくれた相手だからか気になるな。


「困りごと? 俺で良ければ相談に乗るよ?」

「……言わないと追い出されますか?」

「いやいや追い出さないよ。

 けどリディちゃんの事を知りたいなぁ? 聞かせて欲しいなぁ?」


 なにやら先ほどからスキンシップに目に見えて喜んでくれている。段々と止まれなくなってきた俺は、つんつんと色々な所を突きじゃれ合いながら問いかける。


「じゃあ、ハグしてくれたら言います」


 彼女は恐る恐る手を広げてぎこちない笑みを浮かべた。俺は当然構わず飛びついた。ギュッと抱きしめて首筋に顔を埋める。


「――っ!? ああ、ビックリするほどのイケメンにハグされてます。

 もう、何かキュンキュンしておかしくなりそうです……

 決めました!

 もう貴方に賭けて全てを相談します。なんだって貢いじゃう! 命もあげるぅ!」


 え? 重いな。いや命が軽すぎる? なんて言ったらいいんだろう……


「実は私、この国の王女を攫いに来たんです」

「はぁ?」

「で、ですよねぇ……やっぱり私死刑ですか?」

「ちょ、ちょっと待って。オルバってキミ、もしかしてオルバンズ家の人?」

「はい。側室の娘で、父上に王女攫ってこいって言われて密入国してきました……」


 マジかよ……

 どうして俺の所にはこんな厄介な子ばかりが……何故普通な子が来ないんだよ!

 下手気に仲良くもなれないじゃんか!


「そ、そっか。悪いけど王女、俺の友達なんだわ」

「そう……ですか。残念です。どうか苦しまないようにお願いします」


 ええぇぇ!!?


 座っていたベットにパタリと倒れるリディちゃん。

 これ冗談じゃないんだよな?

 かなり震えちゃってるけどガチで覚悟決まっちゃってんの?

 けど、他国の間者が王女誘拐未遂となれば確かに普通に考えれば死刑か。


「てかさ、未遂なんだろ? そんな事止めて無かったことにしない?

 リディちゃんみたいに可愛い子を告発するなんて後味悪すぎて嫌なんだけど……」


「えっ? そ、そんな事が許されるんですか?」とバッと起き上がり目を見開く。


「うーん。俺の功績使って許してって言ってみるよ。どうかな? こっち側に来ない?」

「でも、このままじゃこの国負けますよね? 二人であっちに逃げませんか?

 あははは、なんて無理ですよね。調子に乗りました。ごめんなさい」


 あー、そうか。彼女からしたらそう思うのか。

 けど、こっちからしたら王を暗殺して魔物嗾けて挙句これから戦争吹っかけようってところに行く訳がない。


「えーと、ごめん。俺はオルバンズが嫌い。そこは伝えておくね。

 でもリディちゃんは可愛いしいい子そうだから好きだよ」


 どうやら彼女は本気でぶっちゃけてくれたみたいなので俺も本心を伝えようと簡潔に想いを伝えた。


「す、好き? それは……どこら辺がですか?」

「顔」


 うん。この世界の人たち綺麗な顔立ちしてる人ばかりなのに、その中でも取り分けって感じだわ。


 明るい茶髪でカールの掛かった長い髪を肩まで下ろしている。

 切れ長の瞳、付け睫毛してんのって問いたくなるくらい長い睫毛。まるでお化粧して居るみたいに決まっている。

 一見キツそう瞳でありながら全体的には幼くもあり、この明るく甘えん坊な性格が中和してドンドン引き込まれていく。 

 清純派のソフィちゃんやアリスちゃんのタイプとは違い、小悪魔系。もう既に俺の中の美少女ランキングトップスリーには入っている。


「顔!? ああ、お世辞でしたか……」

「いやいやホントに違うから。

 俺、異国の出身なんだけど、俺の国では超絶美少女だと認められる外見してるよ」


 と言っても素直に信じてはくれなかった。必死にマジだと伝えれば漸く信じてくれた様子。


「そ、そんな所が本当にあるなら、その国に逃げましょう! 二人で!」と、彼女は鼻息を荒くして連れて行って下さいと土下座する。


 ……この子、俺と同じくらい迂闊で物欲が強いな。


「どこにあるかもわからないくらい遠いんだ。誰も知らないって言うんだよね……

 リディちゃんは俺の故郷の日本って国知ってる?」


 まあ、知ってるはずが無いんだけど、もしかしたら皇国では知られてたりしないかをさり気なく聞いて見る。


「わかりませーん。けどそこに行きたいです!

 もうブスだカスだとぞんざいに扱われるのは嫌なんです……お母様にイケメンがちやほやしてくれるお店に連れて行って貰ってから、もう私は知ってしまったんです。

 顔が良ければこんなに幸せに生きられるんだって事を!」


 ちょっと! こんな若い娘を何処に連れてっちゃってるのお母さん!?


「はいはい。解ったから落ち着いて。いい子いい子。リディは可愛い可愛い」

「はにゃーん。もっと一杯触ってぇ……」


 彼女はもう好感度限界突破しましたと言わんばかりの蕩けた顔で体を預けて来た。


 やばっ、何この子人懐っこい猫みたい! 凄く……最高です。

 この完全受け入れ態勢の美少女、どうやっても抗えないんですが……


 俺は、どう考えても厄介な相手のはずのリディに吸い込まれていった。

 これ、ハニートラップじゃないよね? そうだったら終わるんですけど……


 と、とりあえず安全の確保だな。ベットに押し倒して拘束だ。危険が危ない。

 何っ、足が絡み付いてきた! 俺が拘束されるだと!?

 負けていられん。えい、えいえいっ!


 そうして絡み合っていれば、いつの間にか口付けを交わし、体を撫で回し合っていた。

 もう止まらないと極度の興奮状態に陥った時、部屋の戸が勝手に開いた。

 そんな事はどうでもいい。今はこの体を堪能してやる。その事で頭が一杯だった。


「カイトさん! 何をなさっているんですかっ!!」

「ひゃっ! ひゃいっん! あ、アリスちゃん!?」


 俺は、突如怒鳴られた事に驚き、負け犬の遠吠えを上げながら降参ですとお腹を見せた。

 拙い拙い! いや、大丈夫まだ服は着ている。


 ちょっと待て、俺は何故焦っているんだ? 合意の元だぞ?

 なんだ。ビビる必要無いじゃん。


 てかそれにしても、カミラ様よ。あんた躾けがなってねぇよ。人の部屋、勝手に入っちゃダメだろ!?

 後ちょっとで、後ちょっとで俺も立派な大人の男になれたってのによぉ……


 だが、こうなってしまってはもう遅い。すべてを説明せねばなるまい。

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