第37話

 アイネアース記念公園の中にあるダンジョンへと赴き、そのまま真っ直ぐ十一階層まで降りた。リズがよく足を運ぶダンジョンだったのでエマさんが地図を持っていて、中の道もすんなりわかりスムーズに移動ができた。


 本当は十二階層へ行くつもりだったが、ここもゴブリンで変わらないそうなのでアリスちゃんの育成としてここを選んだ。


 面子はソフィ、ソーヤ、アレク、リズ、エマさん、アリスちゃん、ステラの八人だ。

 正直こんな人数でやっても非効率だから斑を分けようと提案した。


「ソフィ、ソーヤ、アレク、ステラの四人でパーティ組んで別行動な?」

「ちょっと待ちなさいよ! 私が姫様と離れるわけがないでしょうが!」

「アホ。お前はどうせ狩りが始まれば夢中になるんだから居ても意味無いだろ。

 戦力的にはリズが居れば十分だし、俺が居れば回復してやれるだろ」


「ならば、エマと私を交換でも良いでしょ?」と言われ、確かにそうだなとチラリとエマさんに視線を送る。


「エリザベス様ならここで後れを取ることは絶対に無い。

 構わんと言えば構わないのだが、こいつが一緒では違う意味で不安だ。

 ステラをこちらに入れてお前が他所へ行け」


 うん。俺は全然いいけど……流石に変えるにしてもアリスちゃんをサポートできる面子じゃないとダメだぞ?

 リズが居れば平気な気もするが、格上なのだしシールドとヒールは欲しいだろ?

 と腕を組み頭を悩ませていれば、エマさんがおどおどしていた。


 どうしたんだと思えば、めっちゃリズに睨まれている。

 思わずニマニマと眺めて経過を伺う。


「エマぁ? 余計なこと言わないでくれる?」

「うっ……ですが……『エマぁ?』うっ、わかりました」


 彼女達が話を付けて居る間、ソフィから少し抗議の言葉をもらったが、リズが居るだけで過剰戦力だ。これ以上こちらに人員を持ってくるわけにもいかない。

 強くなる為にそこは割り切ってくれと話を進めた。 


 そして全員にヘイストとシールドを掛ける。


「ちょ、ちょっと、なによこれ……聞いてないわよ?」


 と、エリザベスが準備運動なのか綺麗な演舞を見せて驚愕している。

 エマさんも「これは凄いですね……」と珍しく俺を褒める言葉を放った。


「これも売りつけたから、心配いらないぞ」と前もって断りを入れて、アレクたちには狩りをスタートして貰った。


 さて、こっちはアリスちゃんを戦えるようにする所からだな。

 シールドは掛かってるからゴブリンくらいなら攻撃を無効にできるんだけど、毎回喰らってたら流石に魔力がもたないし、そこまで甘えさせるつもりもない。


 その事を告げつつ「かなりしんどいと思うけど、付いて来たからにはやってもらうからな?」とアリスちゃんに強めに宣言した。


「はい! 頑張ります!」と元気欲答えるアリスちゃんに、とりあえず魔法からだと俺が知っている魔法を全部レクチャーしていく。

 ポンポン魔法を放つアリスちゃんをステラがポカンとした顔で見ている。


「いや、お前も覚えろよ!」と半ギレで彼女を輪に入れて覚えさせた。

 だが、彼女は魔法の適正が無かった。悲しいくらいに。彼女が放つロックバレットは小さな石がコーンコーンコーンと転がって行くほどだった。

 その代わりに物理特化になっているのだろうな。スキルの方は凄い威力だったし。

 逆にアリスちゃんはすべての魔法にある程度高い資質を持っていた。


「なら、アリスにこれを覚えさせてあげて」とエリザベスが火の範囲魔法を教えてくれた。


「我、女神アプロディーナの加護を賜りし者なり、我が魔力を糧に炎の嵐を巻き起こし、敵を焼き滅ぼさん『ファイアーストーム』」


 エリザベスが実演して見せた魔法は、言葉の如く、渦を巻いた炎が扇状に広がり、前方に炎を撒き散らした。


「これ、ヤバイな。敵を釣りたくなるわ。ルンベルトさんに頼んで騎士団のダンジョン使わせて貰えないかな……」

「あら、それなら王家のダンジョン使えばいいじゃない。あそこならつり放題よ」


 マジか……折角ここまで来たのに。けどアリスちゃんを育成するならそっちに行くべきだな。


「よし、予定変更。ちっとアレクたちに言ってくるわ。待ってて」


 と、彼らに伝えにいけば、エマさんだけはそこまで離れる訳にはいかないとの事でこっちに入って貰った。

 一応、三人にヘイストが切れたら速度が落ちるからそれを見越した計算で難易度調整するように言ってダンジョンを移動した。


 そして到着する頃にはかなりなタイムロスを喰らってしまった。

 だが、敵を集められるという要素はかなり重要だ。次からは真っ直ぐここに来ればいいだけのこと。そうして逸る気持ちを落ち着けて、リズ、エマさん、ステラの三人に釣りをして貰った。


「私の所為で無理をさせてしまってすみません……」としょぼくれるアリスちゃん。


「ほら、そんな事はいいから詠唱して待機して。魔法名を言えば発動出来る状態にしたらもう喋っちゃダメだぞ? 最初からになっちゃうからな」

「は、はいっ!」


 深く考えさせないようにやる事を与えるが、流石にまだまだ戻ってくるはずもないので悪戯を行う。

 耳にふぅっと息をかければ「ひゃん」と声を上げてしまうアリスちゃん。


「もうっ、カイトさん!?」

「ほら、ダメだろ! もう一度詠唱!」

「ダメなのは私じゃありません! もうっ!」


 と、遊んでいればリズが遠目で戻ってくるのが見えた。群がるゴブリンを蹴散らしつつ、ゆっくりと戻ってた。後ろからエマさんとステラが走ってくるのも見えた。


「二人とも、走り抜けなさい!」とリズが指示を出すと、彼女達は当然の様に駆け抜ける。

 そしてリズにすべての敵が群がると『衝戟波』としゃがみながら声を上げた。その瞬間、ゴブリンたちがドミノ倒しに倒れ、その間にリズが優々とこちらに戻る。


「はい、アリスちゃん詠唱。まだ撃っちゃだめだよ?」

「はいっ!我、女神アプロディーナの加護を賜りし者なり、我が魔力を糧に炎の嵐を巻き起こし、敵を焼き滅ぼさん――――――――」


 我先にと百近い数のゴブリンが殺到する。おどおどとしたアリスちゃんがまだかまだかとこちらに何度も視線を向ける。

 もうちょっと、もうちょっとと焦れる彼女に声を掛けつつ、頃合を見て声を掛ける。


「今よ!」

「ハイ撃ってぇ!」

「『ファイアーストーム』」


 とリズとの声が被りつつも声を掛ければアリスちゃんは即座に魔法を撃った。

 もう目と鼻の先まで来ていたが、最前列が炎の嵐に足を止められ、リズの衝撃波によって詰まっていた密集度合いが更に上がり一発で大半のゴブリンが光となって消えて行く。

 その残りを俺たちで殲滅すれば十秒と経たずにすべてのゴブリンが魔石と変わった。


「どう? まだ魔力は平気?」

「はい。一つも減った気がしていないので、全然問題ありません」


 という彼女の言を聞き、再び敵を集めに移動する。俺とアリスちゃんも釣りやすいようにある途中までは一緒に移動してそこから帰ってくるのを待つというサイクルを繰り返す。

 そしてとうとう十一階層制覇という所まできてしまった。

 だが、アリスちゃんはケロッとしている。もう十発は撃ってると思うんだが……


「アリス、無理はダメよ。本当にまだ撃てるの?」

「ええ、本当に大丈夫です。減った感覚はありません」


 ならばと下に降りて釣りを開始する。数が増えたので釣りから戻ってくるのが早くなり、もういい加減切れるだろと何度か首を傾げた頃アリスちゃんからお声が掛かった。


「あっ! やっと減ってきました!」

「……なんで無くなって嬉しそうなのよ。これ、かなり凄いことなのよ」


 小首をかしげるアリスちゃんにリズが一生懸命説明する。このまま続けていけば、彼女も戦姫と謳われ、大魔導師と言われるようになれる素質を持っているのだと。

 確かに俺がアリスちゃんくらいのレベルの時はヒール十回程度で底を突いていた。

 消費魔力が遥かに多いファイアーストームを二十発くらいは撃っていたのだから、恐ろしいほどの才能と言えるだろう。


 しかし、その選択をすれば、戦場に出て人を殺すことになるのだとアリスちゃんに突きつけた。


「確かに怖いですけど……敵兵に撃つのは特にためらいはありませんけど……?

 我が国の民を殺すのだから魔物と変わりませんでしょう」


 キョトンとした顔で結構怖い事を言ったのだが、彼女にとってはその言葉が響いたみたいだ。


「そう……ね。確かにそうだわ。魔物より許し難い存在だったわね……」


 そして「じゃあ、私たちが強くなって勝利に導くわよ」と勇ましい事を言っているが、流石にお前らは戦場に出ないだろ?


「せめて目標は後方支援にしておけよ。流石に今から一年で最前線なんて普通無理だぞ?」

「そうね。普通は無理ね。普通は……」

「ええ。普通ではありませんものね?」


 いやいや、確かにお前らは凄いがそれでも厳しいだろ……

 てか魔力量チートとか普通俺に与えられるものじゃね?

 俺、今の時点でアリスちゃんより魔力少ないんだけど……


「てか俺も釣りやりたい。エマさん代わって」

「そこはエリザベス様かステラだろう?」

「いや、リズは外せないだろ。彼女が居るから最後の仕上げが余裕で出来てるんだし。それにステラはお預けさせてたら暴走しそうだし」


 うん。釣りでも楽しそうにしているしこれがベストだと思う。

 

「ふん。エリザベス様の凄さをわかっているのならいいだろう。

 では、私がアリス様の護衛に付こう」


 そうして十二階層まで進んで釣りを再スタートさせた。それから六回ほどで魔力が尽きてしまったが、アリスちゃんの育成は、俺がヘレンズでやったものよりも余ほど早いと断言できる効率を出した。


「じゃあ、ここからは俺たちだな。道のルートを考えて即効で殲滅していくぞ。

 アリスちゃんは後ろから付いて来てね。今日のキミの戦闘は終了」

「はいっ! 後ろで応援していますね?」


 そうして俺とエマさんとステラの三人で殲滅し十二階層の制覇が終わった。

 

「そろそろいい時間よ。帰りましょ」


 と終始暇そうに眺めていたリズが帰還を促したのだが、まだ夕方になったばかりだろう。


「おう。お前らは帰っていいぞ。俺の戦いはここからだ」

「はぁ? 馬鹿じゃないの!? どれだけやるのよ!」

「いやいや言っておくけど、そんな温い事言ってたらたった一年じゃ戦場で役に立てるようになんてなれないぞ?」


 そう返せば、リズは顎に手を当てて真剣に考え事を始めた。


「いいわ。エマ、二人でアリスを守り城へ送りなさい。

 私はこいつのやり方を学習してから戻ります」


 これは命令よと強く言って渋るエマさんを帰らせ、リズと二人で十三階層へと降りる。

 魔物の種類は変わらない。三階層連続でなんて初めてだ。流石ゴブリン存在感を植えつけてくる。

 だが戦い始めれば、武器を持った個体がちらほら見える。少しは変化がある様だ。

 先ほどと同じで後ろから付いてくるだけのリズとちらほら会話しながらも、高速で狩りを続ける。


「ねぇ、そろそろやり方変えてもいいんじゃない?」

「はぁ? 何言ってるの? 俺、アリスちゃんほど魔力ないよ?」


 皆に支援掛け続けてるのに、範囲殲滅なんてやろうとしたら即効で尽きるわ。


「え? じゃあ、どうやって一年で戦場に立てるようになるつもりよ」

「いや、厳しいからこうして時間使ってるんだろ? 何言ってるの?」

「そ、そう……じゃあ、私も闘いに参加するわ。いいわよね?」


 いや、最初からそのつもりで居たんだけど……

 なんてジト目で返したが、リズを参加させたらもの凄い勢いで俺の討伐数が減った。

 こいつ……取りすぎだろ! とリズの方へと向かったのを奪う。


「ふふん、いいわよ? 私に戦闘で勝てるつもり?」


 とリズも俺のほうへと向かったのを倒す。

 そうして奪い合いになれば、早歩きから駆け足に変わり続いていく。

 こっちは必死だってのに、ニマニマしながら苛めやがって……絶対いつか追い越してお返ししてやる!


「はぁ……はぁ……

 十三階層も終わったし、お前はもう帰ったらどうだ? やり方はわかったろ?」

「……何がやり方よ。ただ倒してるだけじゃない。まあ、早い事は認めるけど」


 いや、だから帰れよ。俺の取り分が減るだろ。と素直に言ったら絶対小馬鹿にしてくるに決まってる。

 俺は「気をつけて帰れよ」と声を掛けて十四階層へと進む。

 だが、リズは帰らない。ジト目を送って帰れと言外に伝える。


「帰らないわよ? 今日は終わるまで付き合うわ」

「ほう、言ったな? 絶対に付き合えよ? ずっと一緒だぞ?」

「え、あ、うん。付き合ってあげる……」


 ふん、何をモジモジしてやがる。俺はな、継戦能力だけは高いんだ。絶対にごめんなさいもう無理ですと泣かせてやる。


「ここからは戦闘に集中するから黙ってやるぞ」


 ふふふ、無心モードに入ればいつの間にかこいつは泣いているはず。

 俺はぼぉっとしながら狩りを始めた。のだが……


「ねぇ、これからもずっと一緒って事でいいのよね?」と、始めて早々に話しかけてくるリズ。


「んな事言ってねぇよ。それは今日の話し!」

「もうっ、どうしてそう意地っ張りなの?」

「ちげぇし。変な事言ってるとおっぱい揉むぞ。ちっと黙ってろ」

「あらぁ~、できるならやってみればぁ?」


 と、彼女を黙らせようと色々言ってみたが、逆に楽しそうに言葉を返してくるリズ。

 こいつがドMなの忘れてたわ。これじゃ無心モードに入れねぇ……

 まあ、いいか。こいつ弄ってればそこまで苦痛は感じないし。


 てか、やってみていいのか? やっちゃうぞ?


 と、手をワキワキさせながら追いかけてみたが、何故かこいつは逃げやがった。

 くっそ、嘘つきめ。

 いつか隙を見て揉んでやる。


 そうしてリズと遊んでいれば、とうとう最終目標の十五階層まできた。


「ねぇ、まだやるの?」

「ああ。ずっと一緒だぞ?」

「う、うん……」


 よっし! 弱ってきたぜ!

 ほれほれ、もう泣いて懇願してもいいんだぜ?


 ニヤニヤしてリズを見ていればいきなり「だ、誰っ!?」と言って後ろを振り向いた。

 ど、どうしたんだ? 幻覚が見え始めたのか? 流石に早いぞ?

 と、彼女の視線の先をうかがえば、エマさんが壁の影からこちらを覗いていた。


 こえぇよ! 普通に声掛けろよ!


「エリザベス様、流石にもう遅いのでお帰りください」

「なによ、エマじゃない……それで、今何刻なの?」

「陰の三の刻です。一応二度様子を見に来て報告を入れているので問題にはなっておりませんが、カミラ陛下もそろそろ帰らせなさいと仰られていました」


 うはっ、様子見に来てたのかよ……変な所見られてないよな?

 いや、大丈夫だ。見られてたら切りかかってきてるはず。


「じゃ、お前らは帰れよ。俺も適当にやって帰るから」

「「はぁ!?」」

「お前が苛めの様に敵奪うからもうちょっとやりたいんだよ!」


 馬鹿じゃないのという視線にイラっときて本音を零したら、リズがニマニマと楽しそうにしていて余計に腹が立つだけだった。

 いいからもう帰れよと帰れコールを連発して二人を追い出して、俺はやっと一人になれたと息を吐く。

 そして狩りをスタートして無心モードに入れそうになった時、再び人の声が聴こえて意識が覚醒した。


「カイト様! 夜は帰ってきてください!

 人は睡眠を取らなきゃ居られないのですから、睡眠時間は普通に取ってください!」


 振り向けばソフィとソーヤが立っていた。

 何故か、両側から腕を拘束してきた。


「わーったわーった。帰るから離して」


 と言いつつ、離した瞬間「引っかかったな!」なんて走って逃げたりして遊べばもう離してくれなくなった。

 俺は再びドナドナされてダンジョンから引き離された。

 家に着き、居間へ入ってみれば、料理が並べられていた。

 ソフィちゃんが作ってくれたそうだ。

 朝に続いて夜までも……しかも違う女の子に。モテ期過ぎだろ! なんて思いながら飯をパクつく。

 うーむ……普通? だがソフィちゃんが作ってくれたと思えば感動も一入だ。


「美味しいよ。ありがと」


 と、頭を撫でるが彼女は自分の料理を口にして悔しそうにしている。

 確かに、この世界に来てから二番目に酷い料理かも知れん。一番はやっぱり保存食だ。あれはあれでまあいいのだけど、ずっと飯が保存食の干し肉なのはキツイ。

 だが保存食とはいえ、元が良いのか古びたスーパーの惣菜コーナーの飯よりは美味しい。

 お腹も空いていたし、普通に全部食べてご馳走様と告げてお風呂に入った。

 ちょっとだけ『お背中お流しします』なんてソフィちゃんが入って来てくれる事を期待してみたが、そんな事はなくお風呂を上がりお休みタイムとなった。


 そして漸く、幸せタイムが訪れた。


「カイト様は一人にしておくとダンジョンに行ってしまうので一緒に寝ます。

 拒否しちゃダメです! これは決定事項です!」


 いやいや、拒否なんてしないから。俺にとってそれはご褒美だからと彼女を布団に招き入れた。

 自然と息が荒くなる。

 きょ、今日は起きてるしイイよね? 

 なんて言い訳を浮かべつつ後ろから抱きしめた。しかし、ここからどうしたらいいのだ?

 このまま体を撫で回せばいいのだろうか?

 いや、ムードというものが大切らしいし、がっつくのは嫌われるなんてよく聞く。


 そう思っていたら、彼女の寝息が聞こえて来た。これは演技じゃなさそうだ。

 なるほど。タイムリミットを過ぎたか。

 けど、今日は抱きしめられているし、ここで満足しておこう。なんかここから先進むの怖いし。


 食事を終えてお風呂にも入り、今は深夜だ。そう一瞬でも考えれば意識を手放すのは簡単だった。


 そして今日のダンジョンライフの一日が終わりを告げた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る