第8話
放課後、アリスちゃんに誘われ、食堂へにて話の続きをすることになった。
ここはお昼が終わるとカフェに変わるようで、飲み物がセルフサービスで置いてある。
ぽつりぽつりと他の生徒も見受けられ、ジュースを片手にまったりしながらも和気藹々な空気を感じる。
授業終了後の交流の場でもあるのだろう。
それをステラさんが持って来てくれた。至れり尽くせりだな。
「それで、先ほどの話しなのですが、ここでならばお話を聞かせて頂けますね?」
「別に、大した話では無いよ?」と前置きをしてエヴァンの言って居たことを再度話す。
「なるほど。カイトさんとお付き合いしていれば、王妃になる道が閉ざされるかもしれないからと、私の為を思って下さっていたのですね」
う、うん。まあそうなんだけど、面と向って言われるとちょっと恥ずかしいな。
自分で言ってるときは割かし平気なんだけど……
「わかりました。では明日からも一緒に授業を受けましょう。
王位なんて継ぎたくない。それが私の望みです。
叶えてくださいますか?」
ご機嫌な顔で問いかけるアリスちゃん。この表情を見るに本当に嫌だったのだろう。
けどごめん。俺には帰る所ができたんだ……
こればかりは美少女相手でも譲れない。いや、デートとかなら譲るけども。
「その……魔法の授業はお休みしてダンジョンに籠もる予定なんだ。
一発も魔法が撃て無いくらいの魔力じゃ受けても仕方が無いって思ってさ……」
「そ、そうでしたか。ではダンジョンの方にご一緒させて『それはなりません!』」
ずっと静観して聞いて居たステラさんが強い口調でアリスちゃんの言葉を遮った。
まあ、そうだよな。姫様をダンジョンに向わせるとか狂気の沙汰じゃね?
「いくらソフィア様やエリザベス様がお籠もりになっているからと言ってアリス様までその様な場所に行かれる必要はないのです」
えぇ!? 他の二人は行ってるのかよ。
ああ、そうだ。エヴァンがエリザベス王女は戦姫だとか何とか言ってたな。
名前は出てこなかったけど第一王女の事も言ってたわ。戦争始めそうとか……
てかアグレッシブ過ぎだろここの姫様。王女を戦場に出すとかどんな文化なんだよ。
「でも、護衛にステラが付いてくれれば浅い階層であれば行けるでしょう?」
「それは当然行けますが……その……私も戦いたくなってしまいますし、そうなると姫様が危険に晒されるわけですし」
「うはっ、お前が駄目な原因なのかよ!」と俺は思わず吹き出してしまった。
そしてまたもキッと睨まれてしまう。だが頬を赤くして怒る様は大変お可愛らしいぞ。
もうステラちゃんって呼ぼうかね? いや、怖いから止めて置こう。外見は幼いのに妙に燐としてるからな。
おおっとまだ怒っていらっしゃる。弁解せねば。
「いやだってさ……流石に姫の護衛を忘れてってのはさ?
確かにステラさんが戦えば絵になりそうだけども」
うん。活発な外見で見た目も悪くないし、絶対に似合うわ。
「そうですよぉ。ステラは戦っている時が一番素敵なんです。
まあ、気持ちが舞い上がりすぎてお話を聞いてくれなくなったりもしますが……」
「へぇ、それは機会があれば見てみたいな」と呟けばアリスちゃんは「では一緒にダンジョンに行くしかありませんね」と話を戻す。
「あなた、態とやっているの!
姫様をダンジョンに連れ込んで何をするつもり!?」
「いや、別に俺はステラさんと二人きりでもいいけど?」
「「えっ!?」」
あ、ヤバイ。なんか勘違いされてる!?
アリスちゃんからも可愛いジト目を貰ってしまった。ご馳走様です
「なにニヤニヤしてるの……姫様、やっぱりこいつは油断なりません!」
「カイトさん……」
「いや、強い人の戦いを見せて貰いたいだけだからね?
なんで二人してそんな残念そうにこっち見てんの!? 止めて!!」
そう言って視線を外したときだった。入り口の方にエヴァンの姿を発見した。
これは好機、緊急回避だ。
「おーい、こっちこっち」助けてとエヴァンを呼び寄せる。
まるで示し合わせたかの様な声掛けに彼はぎょっとしたがすぐに表情を改め、此方に向ってきた。
「アリス王女殿下、お久しぶりでございます」
「あらエヴァン、お話は聞きましたわ。
大変興味深く貴方の口からも聞きたいと思っていましたの」
その言葉にエヴァンは冷や汗を浮かべる。
「いや、大丈夫だぞ?
お前がアリスちゃんの事を考えて行動して居ることもちゃんと伝えてあるから。
んで、たった今了承を貰ったところだよ」
「あ、あなた、姫様に向ってアリスちゃんですってっ!?」
目を釣りあがらせたステラちゃんにそう言われて口を滑らせた事にはじめて気が付いた。
焦りに自然と「あっ」と声が漏れてアリスちゃんの顔色を伺う。
「と、とても新鮮な響きです。もう一度呼んでみてくださいませんか?」
「いけません! もし言って欲しいのであれば私が二人の時に……」
「まぁ! それもいいですわね!」
どうやら彼女的には問題なかった様だ。あぶないあぶないと汗を拭っていれば「キミはチャレンジャーだな」とエヴァンからもジト目を送られた。
そして彼は咳払いを一つすると「本題に入ってもよろしいですか」と問いかけた。
先ほどの話を続け、女の子二人でキャッキャしていたが佇まいを整えてから「どうぞ」と返事をする。
「私は今のソフィア王女殿下では王妃の座に座る事ですら危ういと感じております。
その点はアリス様はどうお考えでしょうか?」
ああ、戦争を始めちゃいそうな程に皇国を恨んでるって姫の話しね?
「……そうでしょうか?
ソフィアお姉様は私と違って頭が良いので上手くこなしてくれると思うのですが」
「確かに正常な状態であれば、あの方が王妃ではなく女王として君臨するべきだ、と私も考えております。健常なお心の状態であればですが……
しかし今の状態で皇国との友好な外交を交わせるとお思いですか?」
「それは……無理でしょうね」とアリスちゃんは目を伏せた。
それ程に彼女は怒りを露にして居るようだ。
唯一の隣国で相手は大国。女王とて関わらない事は不可能だと彼は続ける。
「であれば、エリザベス王女殿下に託すほか道が無いと思っております。
王位の継承にて揉めた場合、国が割れ多くの血が流れるのは世の必定。それを阻止する為にも徹底した足固めを行わねばなりません」
「ですがソフィアお姉様は王位を継ぐつもりで居られます。そこに割り込む方が危ういのではありませんか?
私としましては、お姉様の御心を癒す方向でいって欲しいのですが……」
あー、そうか。復讐をしたいなら第一王女は王位を得ないと始まらない訳か。
こりゃ面倒な事になりそうだ。エヴァンが俺なんかにまで声を掛ける訳だよ。
そんな時「あらぁ、面白そうな話をしておりますわね。私も混ぜて頂けるかしら?」と隣のテーブルに座り、仕切りから覗きこちらをチラ見する女の子が居た。
「エリザベスお姉様!?」
「そーよ。アリスちゃん」と言って意味深に仕切りの反対側にある椅子から俺の方を見るエリザベス王女。どうやら最初から聞ていたようだ。
恐らく、移動する俺達を見かけて付けて来たのだろう。
エヴァンは即座に立ち上がりアリスちゃんの時と同様に臣下の礼を行うが、その彼を手で制して着席を促す。
逆にステラちゃんはエリザベス王女のお付きの人同様に傍らに立ち目を伏せた。
「アリス、私はね、本当は貴方に女王になって欲しいと思っているの。
それが無理ならば私がやっても良いのだけど、お姉様だけは絶対にダメ。
国が滅ぶわ。仮に騎士団が二千五百居た全盛期でも皇国には敵わないの」
その言葉に強い反応を示したのはエヴァンだ。きっとアリスちゃんを王位に据えたいと思っていたのは知らなかったのだろう。
「エヴァン、何を驚いているの。
アリスを王に据えて私が騎士を率いた方が効率的でしょう?
そして貴方達がアリスを支えるの。私の国は人に恵まれているわ。ならばアリスの様な心優しい王の方が上手く回ると思わない?」
「それは確かに。
父とは思いを反しますが、私の願いは国の繁栄。その線も有りですね……」
「あらぁ、臨機応変に考えられる男は好きよ」とエリザベス王女に笑顔を向けられ頬を染めるエヴァン。
けど、ちょっと待って。
「いやいや、それじゃアリスちゃんが可哀そうじゃん!」
そう言って盛り上がる二人に声を掛けたのだが……
「カイトさん、私は大丈夫です。
必要だと言われるのであれば王族の務めから逃げるつもりはありません。
このやりたくないという意思表示はギリギリの我侭なのです」
と、アリスちゃんに止められてしまった。
「……別に私が継いでもいいのだけど、宙ぶらりんが一番争いの種になるのよね。
エヴァンの懸念通り、早期に決めて発表してしまう方がいいわ」
「ですが、ソフィア様を押す声も未だ多くあります。ですから今は足固めが肝要かと……」
「あら、私を押す声が多いと困るの? アリスが通い始めたと聞いたので見に来たのだけど」とそこに新たな乱入者が現れた。
その言葉で察するにこの人が第一王女のソフィアお姉様か。
……あんまり王女には見えないな。
金髪ショートの髪。百五十ちょっとの身長。童顔ながらも荒んだ目。
アリスちゃんに似て凄く可愛いんだけど、乱れた髪やガッツリ防具を着込んでいて、まるで兵士みたいな風貌だ。
反目する話をしていたエヴァンは即座に膝を付き、青い顔で頭を垂れる。
「その様に怯える必要はないわ。
負ける戦争を起しそうで嫌だと思うのも当然だもの。
安心なさい。今はまだ戦争を起すつもりはありません。
勝てると思えるその時までは……」
そう言いながら彼女は、エヴァンをそのままに彼が座っていた席へと着いた。
あー、なるほど。こりゃダメだって言う訳だ。やるつもり満々じゃないか。
そんな彼女にエリザベス王女は目を細め、睨むような視線を送る。
「はぁ……お姉様はお変わりありませんわね。
地上に居る所を見るに、また護衛に怪我を負わせましたの?」
冷たい視線を向けてなにやら不穏な空気をかもしだすエリザベス王女。
その視線を受けたソフィア王女は意に介した様子もなく彼女の問いに答えた。
「ええ、また失敗したわあの子。今度は大人の騎士に護衛させようかしら。
押さえつけろとまでは言わないけど、庇うくらいで怪我をしていては時間がいくらあっても足りないわ」
「……自分が弱い所為だとは考えませんの?」
「才能に恵まれただけで怠け者のあなたには言われたくないわね」
「なんですってぇ……私も討伐には赴いています!
お姉様と違って順調なのでこうした時間が取れているだけです!」
「あら、言葉の意図も読み取れないの?
そもそもあなたが立てば私がこんな事をせずに済んだと言っているのです!」
誰か膝をついたままのエヴァンに触れてあげてと思うものの、口を挟めずお姉ちゃん二人の言い合いに発展する様を眺め続ける。
「お二人とも、お止めになって下さい。
エヴァンも座って。カイトさんの隣が空いているのですから」
アリスちゃんが間に入り、漸く言葉を止めた二人。
やっと彼が立ち上がり席に着けたのだが、その所為でソフィア王女の視線が此方に向う。
「あら、見かけない顔ね。新入生かしら?」
「ええ、カイトさんはとても変わっていらして面白い方なのですわ!
私と変わらないくらいの実力ですのに、騎士団を救った英雄なのです!」
「へぇ……それは興味深いわね。何があったのか話しなさい」
いや、だからそれは偶然の賜物だと……そんな事より気にすることがあるでしょ?
そう思って居たのだがアリスちゃんが知っている事の全てを彼女に伝えてくれたのでへんな誤解はされずに済みそうだ。
そして思惑通り興味は他に移る。
「ちょっと待って。騎士団が壊滅したなんて聞いていませんわよ!?」
「ふん。もうお姉さまに付ける護衛はありませんわよ。大人どころか見習いもね。
月の雫にも使用規制が入るでしょうし、大人しくしていて下さいませ」
「……嫌よ。仮に一人でも私は向うわ。私は強くならなきゃいけないの」
また言い合いに発展しそうな空気を匂わせた。
てか、そもそもキツイ所行くから怪我するんじゃないの?
「弱い魔物で数こなせば良いのに。
そっちの方が早く強くなれると思うけど……」
今丁度俺がやっている事だからか自然とそんな言葉を発してしまった。
「そういえばカイトさんは異国の出身でしたね。そういった事例がございますの?」
とアリスちゃんも興味深々な顔を向けた。
やべ、どうしよ。今更、本当は正確なところは何もわからないなんて言えないし。
適当にそれっぽい話しで誤魔化すか?
うん、それでいこう。弱いのでも加護もらえるみたいだしな。
バーナム効果みたいに当てはまりそうな事言えば大丈夫だろ、きっと。
「えっと、例えばシーラットの経験値が二と考えて、その下の階層にいる魔物が三と仮定しますね?
攻撃を一切回避する必要が無いシーラットは、下の階層の魔物の倍速で倒せたとします。その場合、シーラットをやり続けた方が多くの加護が得られるでしょう?」
うん。これなら間違いにはならないはず。何とか乗り切れた。そう思って周囲を見渡せば「経験値ですか?」と疑問を浮かべている。
だがソフィア王女は俺の言いたい事がすんなり理解できた様子。
「魔物一体による女神様への功績を数値化したのですわね?
ですが、得られる経験値とやらはどうやって図ればよろしいの?」
才能によって魔力の上昇量が大きく違う為、計る事は出来ないだろうと彼女は語る。人に寄って必要経験量まで違うので計る事ができないようだ。
過去に実験を行った学者は多々居るそうだが、バラバラ過ぎて話しにならなかったらしい。
「そこは情報を収集するしかないでしょうね。けど、弱い魔物でも加護を得続けられると証明されているのであれば、そこまでの差はないのではないかと思われます。
才能によって違っても個人における一体の貢献値量とやらは変わらないでしょう?
だから自分に合うレベルの魔物を効率よく倒す事が肝要じゃないかと……」
どれだけ経験値の量や討伐の時間が変わるかもわからない。だから正直本当の所はわからないけど、命を失うリスクもあるし絶対にそっちの方がいいだろ。
「た、確かに。私も無理をして先を急いだものより、見合う場所でやり続けたものの方が強くなれるなんて話を聞いたことがあります。
女神の愛に差があるとか才能の差とか言われてもおりますが……」
と、エヴァンが援護してくれた事により、ソフィア王女は「どこまで落とせばいいのでしょう」と真剣に計画を立て始めた。
そして「あなた、私のところに来なさい。その知識、必要だわ」とソフィア王女に見初められてしまった。
待って、適当言っただけなんだ。俺が行っても何の役にも立たないから。と言いたい所だが、言ったら言ったで怒られる。
どうしよう。と困っていたのだが「お姉様、カイトさんは私とダンジョンに行くんです!」とアリスちゃんからの待ったが掛かる。
どうやらアリスちゃんは姉の両方と関係が良好の様で、反目していた二人の姉が声を揃えて『アリスには危険だわ』と待ったを掛ける。
そして当然叱責は俺の方へと向う。
「あなた、何を考えて居るの!?
可愛い私のアリスをダンジョンに向わようだなんて」
「まさか、人目の無い所に連れ込んで手篭めにしようとしているんじゃありませんわよね?」
「えっ……? 手篭め、ですの……?」と、時が止まったかの様に此方を見るソフィア王女。
それにエリザベス王女がすかさず説明を入れた。
「カイトはアリスの外見が好みなんですって。
契約魔術で確かめたから気持ちだけは本物ですわ」
「……これは見過ごせませんわ。
直ちに兵を呼びなさい! この男は即刻処刑します!」
ちょ! どうしてそうなる!!
「お待ちください!
ダンジョンに連れて行って欲しいとお願いしているのは私の方です。
カイトさんは悪くありません!」
おお、アリスちゃん! ちゃんと言ってやって!
「そ、それに……手篭めになんて……しません……わよね?」
何でそんな自信なさ気なの! しないからっ!
「当たり前でしょう!
そもそも、俺の目には美しく見えると伝えただけじゃないですか!
正直、外見というならソフィア王女も凄く可愛いと思いますし、エリザベス王女も……その……えーと……ぼちぼちいいんじゃないかと……」
と、順番に姉妹の事を言うつもりで居たのだが、エリザベス王女で言葉が詰まる。
「ぼ、ぼちぼち……そんな表現をされたのは初めてですわ。
結構きますわね。これ……
エマ、これ私も兵を呼んだほうがいいのかしら?」
「いえ、この程度の虫、エリザベス様であればご自分でやれるかと……」
頬を引くつかせ青筋を立てるエリザベス王女。ちょっとお付きの人!?
いやいや、確かに言い淀んだけども、ブサイクじゃないんだよ?
日本で可愛いかと聞かれれば素直に可愛いと言えるだろう。
百人に聞けば九十五人はそう言うはずだ。
けど、他の二人はアニメのヒロインの中でもトップクラスと言える外見だからね?
「と、とにかく綺麗なものを綺麗だと言っただけで処刑されるのはごめんです。
一般人の俺には恐ろしくて耐えられないので帰らせて頂きます」
うむ。ここは戦略的撤退だ。
いや、完全撤退だ。気分で処刑なんてされてたまるか!
「お待ちなさい! まだ話しは終わっていませんわよ!」
うぐっ、とエリザベス王女に強い口調で言われて思わず足を止めたが……
「お姉様、いつも私が言われていることを言われただけではありませんか」
「そうね。そういえばあなた『それくらいで怒ったりしませんわよね?』とか私に言ってたのに、自分が言われれば許して上げないの?」
「そうですわ。エリザベスお姉様は恵まれているのに心が狭いんじゃありませんか」
「うぐっ……アリスにはそんな事言った覚えないのに……」
そうして彼女が劣勢になった為、もう一度「失礼します」と頭を下げて走りさった。
そして俺はダンジョンへと帰り、取り合えず飯の時間までと今日の事を不安に感じながらもシーラット狩りに勤しんだ。
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