第17話 ゲームは一日一時間っていうけど守ってる奴は多分いない
*なんか色々とめんどくさくなってきたので今回から普通にアヤ→かばんと表記します
「というわけでお前らには新しいゲームの案を出してもらう、見事採用されたやつにはジャパリまん1年分くれてやる」
トモカズがフレンズ達に語りかける
「いやどういう訳なんですか?」
かばんが突っ込む
「あぁ…色々説明すんのだるいから↓の*から遡ってくれ」
トモカズが指を指す
「いやいやなんですかその丸投げはッ!」
かばんが叫ぶが…
*
「ああ?新しいゲームを作れだぁ?なんだよいきなり」
トモカズはギンギツネから旅館に呼び出されていた
「えぇ実はキタキツネが『ゲームに飽きた…新しいゲーム作って』って言い出して…」
「あぁ…そういやあれだけだったからなぁ…確かに他の客からも色々言われてるからなぁ…めんどくせえけど考えてやるから、めんどくせえけど…」
「めんどくさいって二回も言ったわね…」
*
「というわけだ、誰か何かあるか?」
するとサーバルが勢いよく手を上げた
「チンチロやろぉッ!チンチロッ!」
「出動だ魔力シゴロ賽じゃねえんだよ、大体お前はその言葉どこで覚えた、却下だ却下、大体ガキも来てんだからそんな危ねえもんやらせるわけにはいかねえんだよ、もっと心が汚れた大人達の遊びなんだよ」
次はコウテイが手をあげる
「ならこれならどうだろうッ!一時間私を叩き放題ッ!ああ…考えただけでもゾクゾ…」
「「「キケン、キケン」」」
コウテイが言い終わる前に大量のラッキービーストが外に運び出していった
「はい次の案があるやつ」
するとかばんが手をあげる
「無難にシューティングゲームとかどうでしょう」
それに対してトモカズは
「シューティングゲームか…まぁありだな…敵はセルリアンでも出しときゃ」
「いえトモカズが的で」
「は?」
「迫りくるトモカズを撃つんだって」
「いやいや色々おかしいだろ、大体俺一人だけ出すってか?シューティングゲームでもなんでも…」
「そこはほら、増殖でもしてもらって」
「しないしないトモカズさん増殖しない」
その後なんだかんだあって結局シューティングゲームに決まった…的はもちろんセルリアンであったが…
「……飽きた、新しいゲーム作って」
キタキツネはすぐに飽きてしまった
「あなたねぇ…」
「ははは…これが成功すれば俺は…ふふふ…」
研究室のような場所で男が一人で笑っている
ガチャ
「ん?ああ来たか、待っていたよ君が来るのを」
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