第8話 『世界樹での戦い』これは計画通りなんだよな?
風神のゆかりと名乗ったそれは緑色のとても長い髪の女性だった。髪を頭部で結んでいるのに膝のあたりまで伸びている。髪を下ろしたら引きずるだろう。耳も長く綺麗な顔立ちから見た目はエルフに近い。そしてマントの下は森林地帯には似つかわしくない露出度の高い服を着ていた。カタリが前に出る。
「91」
「93!」
「ふっ、やるな。好みのサイズだ」
「やるなじゃないだろう、いきなり何だ」
そして急にバストのサイズ当てをするカタリ、確かに胸は大きいかなと思ったが。こいつはドラちゃんを丸呑みにした妖怪だというのに見境がないな。いや、妖怪じゃなく風神か。風神って丸呑みにして食うのか?謎だ。
「ゆかりさん」
「ゆかりんでいいのよ」
「じゃあ、ゆかり。ああ、俺は
「私は風来坊だからね、世界をぶんぶん旅してるのよ!」
「へえー」
「ねっ!風神で風来坊って超おもしろくない?!も、超ウケるんですけど!!あはははははは!!!」
「お前だけだ」
この夜中にすごいハイテンションだ。また、クセの強い奴が現れたな。関わると厄介なことになりそうだし、このままお帰りいただくとしよう。
「ホントはね、この森にあるはずの世界樹に行きたかったんだけど見っかんなくてぇ。あれ、いい目印にもなってたのに、どこ行っちゃったのかなぁ」
「ーーーーごめんなさい」
「何で君が謝るの?」
世界樹、、、。この森の世界樹っていったら絶対あれだよな。俺達が天空エリアの雲海から降りたとき見た根元から折れて倒れてた大木。やっぱりあれ世界樹だったのか、、、。
どうしよう、これは何て言ったらいいんだ。俺の仲間が天空島落としを引き起こして落盤による集中攻撃で折ってしまいました。悪気はなかったんです、今は反省しています。でいいのか?いや、よくないだろ、世界樹だぞ。そんな貴重なものに対してそんな。もっと、こう、オブラートに包んでやんわりと申し訳ない感じを前面に押し出して説明を。
「あれならへし折ってやったわ」
「ストレートすぎだろ お前」
カタリは簡潔に答えた。まあ、そう、つまりそう言うことなのだ。結果的に連帯責任だし、あれはもう俺達で倒したようなもんだよな。どうですか風神さん。
「なんですって、、、」
ゆかりは顔をふせ、ふるふると震えている。お、怒っている?!!いや、相手が神なら当然か。ならばここで俺達は世界樹という尊いモノを奪ってしまった責任をとり、彼女に倒されるべきなのかもな。とりあえずとびこからにして頂きたいんだが。
突風が吹いた。風を切る音と共に、ゆかりの身体を小さな竜巻が包みこみ、上昇する風によって彼女を宙へ浮かした。吹き荒ぶ風により、周りの木々が激しく揺れる。やる気だな。まさか、ここでまた神と戦うことになろうとは、、、。
再びゆかりは口を開いた。
「なぁんだぁ!じゃ、世界樹を立てればいいってことね!」
「、、、、、、、、、」
「、、、、、、、、、」
「違う」
「え?」
「根本的に違う」
「え?折れて倒れてるんだよね」
「ああ、折れて倒れちまったって言ってんだよ」
「立てればいんじゃない?」
「アホなのかお前は」
「誰がアホよ」
「カタリ、何て言えばいい」
「褒めればいい。天才だな神」
「神と天才は紙一重ってやつだね、神だけに」
「そこ神じゃなくてバカだろ」
「誰がバカよ」
何か話が噛み合わない。一度整理した方がいいのか?
「ちょっと待て。俺が言いたいのは世界樹が折れて倒れちゃったから、立ててももう元には戻せないってことなんだけど」
「だから、世界樹は立てれば元に戻るって言ってるのよ。その倒れた世界樹を立てるなんて、ゆかりんにゃ楽勝ッスよって言ってるのよ。風神さんだぞ!って言ってるのよ」
「え?、、、、、あ、、、つまり世界樹は治るのか?」
「治る!」
「できるのか?」
「できゅる!」
「噛んだ」
そうか。どうやら、この風神様の力で世界樹が復活できゅるらしい。
彼女は最初からそう言いたかったのだろうけど、折れた世界樹を立てれば治るみたいなこと想像できなかったし、何より、説明がアバウトすぎてアホの子なのかと思ってしまった。
「よかったな、これでお前の罪が一つ消えるな」
「俺のじゃなくて、俺達のな!」
「ご覧の通り、私は飛べるけど、そっちは飛べる?暗いから世界樹の所まで案内して欲しいんだけど。あと、ちょっと力を貸して欲しいんだぁ」
「今行くのか?朝になってからでもいいんじゃ」
「場合によっては間に合わぬかもしれぬ」
「よし、すぐに行こう!飛行スキルなら2人共持っている。カタリ行くぞ」
「いや、雪政だけで行ってくれ、オレはここで待っていることにする。2人は眠っているから番をしたいし、この薪を燃やし続けていたら暗くても帰ってくる場所がわかるだろう?まず何より面倒くさい、じゃあ頼んだぞ」
「お前さっきから正直者すぎだろ!少しは発言を自重しろよ!でもまあ戻って来るときの目印は確かに欲しい。わかったよ俺が行ってくる」
「場所がわかれば1人でも構わないわ、行きましょ、ゆっきー!」
「お前も俺をそう呼ぶのかよ」
ゆかりは森を抜け空高く舞い上がる。その後を追い、俺も覚えたての飛行スキルで飛び上がった。空へ出てみると、未だ落ち着くことのない砂塵が遠くの景色を埋め尽くしている。
上空にはいくつか輝く星々があった。これがこの世界の月か、おかげでだいぶ明るい。これならある程度は目標を定められそうだ。
「どっちの方角なの?」
「確かあっちだ、いくつか見覚えのある木や景色がある」
俺はここまできた方向を思い出し、ゆかりを世界樹があった場所まで誘導する。
風神というだけあって空を舞う姿はとても優美だった。彼女の周りを包む風はまるで天女の羽衣のように靡いて見える。
俺の周りを飛び回ったり、宙返りをしたり自由についてきていて、空を飛ぶことを楽しんでいるようだった。
それはいい、だが、彼女は非常に丈の短いスカートを履いている、、、。
「ゆかりさん、あの、そんなに動くと、パンツが見えてしまいますよ」
「問題ないよ。なぜならパンツは履いてないからね!」
「、、、、、、」
俺はゆっくりと顔を下ろし二度とその目を開くことはなかった。
「冗談だよぉ履いてるよぉ。私がそんなにはしたない女に見える?」
「はい」即答
とりあえず開眼。
「ねぇ、じゃあ今どんなパンツ履いてると思う?」
「いや、興味ねぇし、知りたくねぇし、なんでそうなった」
「黒のレースだよ」
「言うんじゃねぇよ!そんなの聞いちまったら、お前のパンツが見えそうになる度に、黒のレース履いてんだったなって思っちまうだろ!」
「あはははっ、冗談だよ。想像してぇエッチだなぁ、ゆっきーは」
そしてゆかりはすごく真面目な顔で言う。
「本当は白のレースなんだ」
「言うなって!」
そうこうしている間に俺達は、最初に天空島から降りてきたであろう場所にたどり着いた。暗くてもわかる。そこは相変わらずの地獄絵図だった。
「何コレひど〜い」
軽い。
「え?これゆっきーがやったの?」
「いや、結果的には俺達が起こしちゃったことにはなるんだけど。事故だったんだ」
「じゃあ仕方ないね」
「いや、仕方なくはないだろ」
「大丈夫!私のやったことの方が10倍ヤバいから!」
「何やりやがった風来坊」
そんなことよりぃ、と風神は世界樹を探し始めた。俺もこの惨事の理由を話すのもなんだったし、あえて追求はしないでおこう。
世界樹は大きいだけあって見渡したらすぐに見つかった。
俺達は近くに降りると世界樹に歩み寄る。ゆかりは世界樹に手を添えた。目を閉じると、ほのかにゆかりの身体中が輝き始める。世界樹の中に何かを探しているような感じだった。
「うん、生きてる」
目を開け、そう呟いた。
この時のゆかりはまるで神のようにしっかりとした顔つきをしていて、俺は少し見惚れていた。そしていつものくしゃっとした顔に戻り俺に話しかけてきた。
「よぉし!立ぁてるかぁ!じゃあ、ゆっきー力を貸してね」
「ああ、で、俺はどうすりゃいいんだ?」
「特に何も、私がゆっきーから力を抜き取るんだ、だからゆっきーは私の身体に触れていればいいだけだよ。本当は私1人でもイケるんだけど、今、小腹が空いちゃって力があんま出ないんだぁ」
「いや、飛竜一匹食っといてまだ腹が減るのかよ、どんな胃袋してんだ、、、。で、力を抜き取るって、どんだけ吸われるんだ?」
「ゆっきーは異世界人だよね、その能力エネルギーを私にプラスするだけだから別に痛くないよ」
「そう、なのか、わかった」
これも異世界人が持つ力の何かに当たるのかな。
しかし異世界人ってわかるもんなんだな、格好が違ったりするからなのかな。もしくはゆかりのように耳が少し長いとか、いや、風神ってことの方が一番理由になるな。
「どこに触ればいい」
「胸でいいよ」
「よくねぇよ」
「え?揉みたいでしょ」
ゆかりは自分の胸を持ち上げそういう。
「どいつもこいつも、俺が胸を揉みたいって顔でもしてるってのかよ!揉みたいわけねぇだろ!」
「オレは揉みたい」カタリはそう言った。
「おい!!今、いないヤツの声したぞ!!!どうなってる!!」
「ふふっ、折角のチャンスだったのに。残念だったねぇ」
「はしたないぞ風神!肩でいいか?」
「いいよ、じゃ、少し離れよっか」
俺達は世界樹から数十メートル距離をとる。ゆかりは世界樹に向き直ると両手を向けて詠唱を始めた。今までより強い風がゆかりから吹く、まるで台風のようだ。
「ぬんっ!」
ゆかりが力を込めると世界樹は風に煽られ少し浮かんだようだった。スカイツリーのような長さの大木が浮き上がる様は衝撃的だ。十メートルほど上がったところで世界樹はそのまま上下にふわふわ浮いている、今のゆかりの力ではここまで上げるのが限界ということなのだろう。
「どうぞ、ゆっきー!」
「お、おう」
俺は彼女の肩に手を伸ばす。
しかし、肩でいいか?と、つい言ったものの、こいつ布地の少ない服着てるから肩剥き出しなんだよな。いくら風神でも直に女の子の身体を触るのはちょっと気が引ける。できれば服の上から触れたいんだけど。背中は出てるし、腹も出てるし触れれるところがあまりない。
あと、触っても大丈夫なところといったら、、、。よし。
「ゆかり、触れるところを変える」
「ほえ?」
俺はそう言って、彼女の腰骨のスカートの部分に両手を添えた。ここなら肌を露出していないし、布地はあるし、問題ないはずだ。
「うひゃほへ!!」
ゆかりは、びくんと反応した。俺の身体からスピリチュアル的な何かがゆかりの腰を通して身体に伝わっていく感覚がわかる。俺には連帯責任で手に入れた相当量の潜在エネルギーがあるからこれは十分に力になれるはずだ。なぜか身体をくねらせ身悶える風神。
「ゆっきー、、、だめっ!」
「え?」
「私っ、、、そこ、、、弱いのぉぉおぉりゃぁぁ!!!!」
そう言ってゆかりは流れ込むエネルギーの奔流に我慢しきれず、世界樹に向けている手を大きく上にふりかざした。すると爆発したかのような突風が巻き起こり、あたり一面を嵐が吹き荒れる。
大嵐を受け、上空へ吹っ飛ぶ世界樹。
「あ、あああああっ!!!」
空へと登っていく世界樹を見送る俺。
一方、その頃。天空島跡周辺では、未だに帰る場所を失った飛行種の生物達が悲しく漂っていた。楽しかった天空島の生活でも思い出しているかのように、黙したまま羽ばたき続けるのだった。
突如として、下方より世界樹のボディーアタックが襲い掛かる。
「グギャア!!」「ゴアアッ!!」「ブゥアアアッ!!」
避けきれずに直撃を受ける飛行種の群れ。夜の天空エリアで巻き起こる衝突音と悲鳴のオーケストラ。世界樹はその辺りで上昇をやめると、今度は垂直に落ちていった。
「いやぁ、飛んでっちゃったね」
「お、おい。これは計画どおりなんだよな」
「そんなわけないじゃん、ゆっきーが悪いんだからね、いきなり私の敏感なところに触れてあんなに流し込んできてぇ」
「それは、なんていうか肌に直接触れるのは抵抗があってだな、、、。あと、その言い方やめろ表現がいやらしいわ」
「あ、見てゆっきー、世界樹が落ちてきたよ」
空を見上げると、たしかに落ちてくる世界樹が見えてきた。
「こっちにきてないか?!おい、離れるぞ!!」
俺達は落下位置を確認すると急いでその場を離れ森の奥へと身を隠す。数秒たたずそれは地面に落ちた。静かな夜の森に恐ろしいほどの爆音と砂埃と衝撃波が巻き起こる。
落下地点を中心に木々は薙ぎ倒されていき、森の奥へと退避していた俺達も木々の隙間を抜ける突風に巻き込まれた。
振動が収まり、俺達は世界樹の方へと向かう。木々を抜けると、世界樹はもともとあった根の部分の近くに垂直に立っていた。
「よぅし、立ったね!何はともあれこれで解決だ!」
「立ったけど、、、。あれ、、、上下逆じゃね」
世界樹は見事に枝葉の部分から逆さまに地面に突き刺さっていた。折れた部分が上を向いている。これは見た感じを例えるならアフリカのバオバブの木のような形だ。ああ、またやらかしちまったのか。
「ゆかり、もう一回だ、もう一回やりなおそう」
「えぇえ、無理だよ。めっちゃ刺さってるし、立てるのと引っこ抜くのとじゃ全然違うんだから。」
「じゃあ、世界樹はこのままなのか?」
「そだね。あ、見て、世界樹が息を吹き返したよ」
世界樹は、ほのかに七色の光を放ち始め、その輝きで暗闇の森を明るく照らしていた。葉の一つ一つがまるで雨水を浴びたかのようにキラキラと輝き、空気を浄化していくようだった。さすが伝説の樹、ユグドラシル。
上下逆だけど、、、。いや、むしろ何故あれで生き返ったんだ。
世界樹をぼーっと眺めていると、中から大きな魔物達が現れた。
「貴様らか!!俺達のすみかの世界樹を折ったり飛ばしたりひっくり返したりしてるのは!!!」
人の言葉を話すその魔物は二足歩行の銀色のトカゲだった。あれはきっとリザードマンだ。
「私は治そうとしたんだよ!実際、復活したんだからいいでしょ?!」
「風神!
「またって、お前、以前も世界樹にお住まいの皆さんに迷惑かけてたのかよ」
「そのようなことがあった気がしなくもありません」
「今度こそ許さん!者ども、出てこい!!!」
リザードマンがそういうと世界樹の中から次々に緑や赤の色をしたリザードマン達が出てきて俺達の周りを囲み始めた。しまった、退路を断たれてしまった。これは無事に帰れそうにないな。
そして群れの中から強そうなリザードマン達が数人こちらに歩み寄ってきた。
屈強なリザードマン達と向かい合う。
「鋼のグリード!」
銀色の身体をしたリザードマンが名乗る。
「高速のヴィシャス!」
小さく細身のリザードマンが名乗る。
「剛腕のバルファス!」
筋肉質な体つきのリザードマンが名乗る。
「不滅のダイマン!」
人一倍大きなリザードマンが名乗る。
「乱舞のアデット!」
雌型のリザードマンが名乗る。
「オレはオルキヌス・オルカ!」 「、、、は?」
髪の逆立った男が現れた。
「ボクは
青い髪のチビが現れた。
「アタシは
狐耳の少女が現れた。
「そして!ゆかりん!!」 「ちょ、おい、そしてじゃねぇよ」
俺達2人の真横に並ぶように謎の人間達が現れた。1人はB系ファッション、1人はウェットスーツ、1人は着物と、この場に似つかわしくないし接点すら無さそうな奴らだ。どこから現れたとか、どうやってきたとか全く見当がつかないのだが、いきなりそいつらは俺達の側でリザードマンに向き合っていた。
「ふふんっ!これで5対5だね!!」
ゆかりはこの状況に何の疑問もなく、彼らを暖かく迎え入れていた。もしかして俺やカタリ達がこの世界にやってきたように、風神の力でどこかから召喚したとでもいうのだろうか?
「なあ、ゆかり。この人達、誰なんだ?!」
「え?、、、知らない人」
違った。
「嘘だろ!なら少しは疑問をもてよ!何、ナチュラルに知らない人を仲間に加えてるんだよ!後、お前らも誰なんだよ?!どこから出てきた!!」
「説明は後だよぉ!まずは目の前の敵を倒すことが先さぁ!」
「ファイターは助け合いでしょ!」
「展開なら仕方あるまい!」
「役者は揃ったようだな。では始めようかぁ!!」
銀色のリザードマンがそう言い指を鳴らすと、身体や心臓がズンズンと響くほどの重低音の曲が流れてきた。止まらない疑問符、再び、どういうことか分からず俺は首を回し周りを見る。湧き上がる歓声、ライトアップされる俺達、小刻みに揺れるリザードマン達。
「ゆかりさん、、、これは。何が始まるんだ、、、」
「決まっているじゃない!もちろん!!」
一呼吸あけ、リズミカルに音楽に乗る彼女は力強く言い放った。
「ダンスバトルで勝負よ!!!」
「説明をしろぉぉぉ!!今、一番重要なんだよそこがぁぁぁ!!!」
問いかけはどこかへ投げ捨てられ戦いが始まった。バトルは熾烈を極め、一進一退の攻防を繰り返した。リザードマン達の身体能力と豪快さに意表をつかれて苦戦を強いられたが、トリッキーな動きと観衆を味方につけたパフォーマンスで俺達は一歩も引かなかった。日が登り始める頃、ついにその戦いは終わりを迎える、、、。
俺達は、、、。
ダンスバトルに勝ったのだった。
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