あとがき

あとがき

2021/09/29


 ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。本当に嬉しいです。大感謝です。感謝してもしきれません。ありがとうございます! 自分で言うのもあれなんですが、下手くそな作品だったと思います。それでも最後まで読んでくれた方に大きな感謝を。


 ここでは「あとがき」を書いてみようと思います。約二年もの間連載していたので言いたいことがたくさんあります。書いていなかった時期もありますが、その間もこの作品のことを忘れたことはありません。ずっと頭の隅っこにありました。目標とした十万文字には達しませんでしたが、満足しています。約二年間ありがとうございました。最後に、これまで考えてきたことをここにまとめてみます。


 まず、小説を書く難しさについて。小説を書くことは楽しいですが、それ以上に難しいです。自分の頭の中にある想像を文章に落とし込むことは非常に難しいです。実際に書いた文章と理想の文章を比べて悲しくなります。本当はもっとおもしろくなるはずなのになあ、と何度思ったことか。しかし、それは仕方ありません。それが私の実力だったということです。悲しいですが現実です。


 次に、競技プログラミング(以下、競プロ)について。私は競プロが好きですが、得意ではありません。競プロの実力も知識も乏しいです。そして当たり前のことですが、小説には自分が知っていることしか書くことができないのです。つまり、私には競プロについて書けることがあまりに少ないのです。競プロについてほとんど何も書けないと言っても過言ではありません。勉強不足です。競プロをもっと勉強してから出直してきます(と言いつつ、しれっと一年後くらいに競プロ小説を書き始めるかもしれません。そのときはよろしくお願いいたします)。


 競プロ小説についても一つ。私は競プロと小説の組み合わせには大きな可能性があると思っています(私はうまくいきませんでしたが)。もっと競プロ小説をたくさん読みたいです。だから、今この文章を読んでいるあなたにお願いしたいです。ぜひ競プロ小説を書いてください。あなたの競プロ小説を読ませてください。競プロが好きで小説が好きなあなたならば、きっとおもしろい競プロ小説が書けるはずです。ぜひそれを私に読ませてほしいのです。


 あと、競プロ小説についてもう一つ。競プロ小説を書く場合、競プロを知らない人にも届けるべきかと思っています。というのも競プロ人口は増えてはいますが、まだまだ発展途上です。競プロerだけを対象にした小説だと非常に読者層が薄い気がします。だからこそ競プロを知らない人でも楽しめる小説こそが望まれると思います。


 小説を書き始める方に僭越ながらアドバイスを一つ。小説を書き始める前にプロットを作成しましょう。できることなら物語の最初から最後までを作ってから小説を書き始めましょう。そうしないと私のようになります。プロットなしでも書ける人はいるとは思いますが、プロットを作っておいて損はないです。あと、文字数を目標にするのはあまりおすすめしません。義務で執筆しているような感覚になります。趣味で書くのなら楽しむことを一番に。


 思ったよりも書くことが少なかったですね。以上で「あとがき」を終わりにします。本当にここまで読んでいただいて誠にありがとうございます。何か少しでもお役に立てたら何よりです。それでは、また。

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