第24話

「わたし、武くんとのちゅー、好きかも…」





一通り、キスタイムを終わらせ満足げにしていると、実花さんから嬉しい報告が聞けた。もちろん、大好きな実花さんとのキスは、俺も好きなので、とても嬉しい。



『そう言って頂けて何よりです。僕も実花さんが好きです…!』




ゼロキョリ実花さんが軽く驚いていると、言い間違いに気付いた。実花さんとのキスじゃなくて、実花さんに対して再告白してたね。まぁ、良いんだよ。どっちも同じ意味だし。




「ふふ、武くんってば…! 嬉しいこと言ってくれるんだからっ!」





酔いが覚めつつあるのか、本気で照れてる実花さんが世界一可愛く見える。そんな可愛い彼女の可愛い声を聞くために、ウィークポイントを攻めてみることにした。




「ひゃあっ…! 急にやったら…だめっ!」





耳が赤くなっていたので、 パクッと咥えてみるとご覧の有り様である。そうか、実花さんは耳が弱いのか。そう結論に至り、中で舌を左右や円を描くように動かしてみると、予想通り喘ぎが大きくなった。





「ひゃん…! ソコ、弱…いから、舐めたら…ダメ…なのに! あっ…あぁん…あんっ…!」





膨張持続しっぱなしの半身が、動きたそうにしているけれどまだダメだよ、と動きを封じる。脳では分かっているけれど、いかんせん体は正直なモノで、自然と腰が動いてしまっていた。





味は塩っぱく、仄かに香るバニラが欲を掻き乱し、耳を重点的に攻める。可愛い、可愛いよ実花さん。その声が聞きたくて何度も何度も舌で遊び続ける。





ふと、右手で実花さんのスカートをめくり、終点へと手を伸ばすと、既に開戦準備は整っており、口周り同様に体液で押し寄せていた。





『ふふ、実花さんってば、こんなビチャビチャに濡れてたんですね。可愛い。』





耳元で囁くと、途端に顔を真っ赤にする実花さん。普段は小悪魔系でエスっぽいんだけど、酔いが覚めて形成を逆転されると、俯くように恥ずかしがっていた。貴重な実花さんが見れて、とても嬉しいぞ。





『可愛いよ、実花』





その言葉で、実花さんは心臓の鼓動を早くさせていた。普段俺の前では、年上の女性として余裕を見せていたが、今はあまり余裕が無いように見える。これはもしかして、攻撃のチャンスなのでは? と思い、スカートに手をかけ、スルスルと脱がしていく。そこには、キラキラした液体が太ももを伝って延びていた。





「みっ…見ないでっ! 恥ずかしいから…」






この液体は男性で言う先行液みたいなモノなのかな? と考えて、太ももに光るソレを舐めてみた。ぷるんとした太ももの舌触りは良く、その液体は口内へと溶けていった。味は塩っぱいので、汗みたいなものだと考えて良いはずだ。最終布に手を掛け、コチラもスルスルと脱がしていく。終点を覆う布はその液体でグショグショになっており、絞ったらバケツに溜まりそうだ。





「ね、ねぇー、恥ずかしいよー」





最終布をマジマジと見て、考察にふけると実花さんから声が上がる。空色の下着は清楚な実花さんにぴったりだと思っていたが、当てられちゃったかな。






さぁ、お楽しみはこれから。実花さんの脚を持って、終点を凝視しよう。昨日はもっと見たかったけど、電気が暗かったからな。幸いにもココは照明を調節できるみたいだし、すこーしだけ薄暗くしておこう。ダイヤルを切り替えて、ピンクから黒を混ぜた色に変化する。雰囲気バッチリだ。





次は、終点~。終点~。実花弁ですー!お降り口は…顔を近づけて、実花弁を見る。照明のせいではっきりは見えないけど、キラキラした液体がたっぷり排出されていて、欲を掻き乱す。





「あんまり、マジマジと見ないで…」







恥ずかしそうに脚を閉じる実花さん。でもそんなことは許しません。強制開脚させて、弁を指で弄る。突いてみると意外にもプニプニしてて無限に触れそうな気がした。実花豆さんも健在で、液体にさらされているからか、きらりと光っている。





「うひゃあっ…! ダメだ…よぉ! 気持ちっ…いいよぉ!」






実花豆さんを、外気に触れさせないように指や舌で攻める。実花杯の喘ぎよりもワンランク高い喘ぎが、脳内を占めてくれるので、もうひと頑張りすることにする。





「ああっ…あぁん…だめぇ…!」






終点を口で覆い、舌を実花豆、実花弁行ったり来たりを繰り返す。その間、実花杯を左右同時に籠絡させることにする。おでこに細々とした実花草が、ちょこんと乗っかるが、そんなのは些細なもの。本行為に及ぶ前に実花さんは、何度も昇天しかけたそうだ。






そろそろ、俺の方も舌が疲れてきたり、半身からこぼれ落ちる先行液がパンツにくっ付いて、大変だったりするので、実花さんに脱がせてもらった。日の目を浴びたことで、元気になった半身は、実花さんに咥えられ、勢いに拍車をかける。上下する頭ぶりは、扱いを良く知っており、それ以上やると出ちゃうタイミングも熟知しており、弱い刺激を与え続けられていた。







『み、実花さん…出ちゃいますっ……ふっ…! はぁ…!』





出そうで出ないもどかしさを味わい、心が切なくなる。もっと、もっと…刺激が欲しい。






咥えるのをやめると、今度は上半身に頭を移動させ、未熟な蕾に舌を伸ばしてきた。舌先を当てると、仄かに感じる気持ちよさ。そうか、一応男もココ性感帯だもんね! と保健の教科書の一文を思い出すなんて、まだ俺にも余裕があるみたいだ。

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