第28話 好球必打

 チャンスに三振という場面が多いと感じます。

 打ってやろうという気合いは尊重しますが、空振り三振のスコアブックを細かく見ていくと、ストライクゾーンに来たボールの空振りよりも、ボール球に手を出した空振り三振のほうが多いのです。


 大魔神佐々木投手のフォークボールはみな苦しめられましたが、落合さんは.444という対戦成績を残していました。


 どうせ打てないフォークボールは振らないと決めていたからです。そしてストライクゾーンに来るストレートを待ってヒットにしていたのです。


 変化球を待つ場合もありますが、「カーブを狙っていけ」ではなく、「ストライクゾーンに来るカーブを狙っていけ」が望ましい戦略です。


 今後のドラゴンズ打線の繋がりに期待です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る