2021年

第24話 栗まんじゅう怖い

ドラえもんのエピソードで、のび太の好物である栗まんじゅうを、バイバインという秘密道具で倍々に増やしていく、というものがありました。


最初は良かったのですが、5分で倍になっていく栗まんじゅうを食べ切れるはずもなく、ロケットで宇宙の彼方へ飛ばしてとりあえずの解決をみた、というオチでした。


この栗まんじゅうが宇宙空間でも増え続けたらどうなっているのでしょうか。

紙に書いて計算してみました。


5分で2倍なので、1時間で2の12乗。1日で2の288乗。

1年で2の105120乗。


このお話はかれこれ40年くらい前のものなので、2の4204800乗、というとんでもない数字になりました。


計算の仕様が無いのですが、2の冪が書いてあるサイトがあったので、そちらを参考にすると、2の65536乗の時点で、19729桁という、途方も無い数字になっていました。


宇宙空間の総原子数は10の80乗個ほどなので(1の後ろに0が80桁並ぶ数)、

のび太が栗まんじゅうを食べきらなかったせいで、宇宙はとっくにパンクして崩壊してしまっているという世界が、パラレルワールドのどこかであったのだと考えられます。

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