第21話 インスタント・ユニヴァース
日本のインスタント食品が宇宙食として国際宇宙ステーションに携行されるそうです。日清食品の品目数がもっとも多く、野口飛行士たっての願いでU.F.O.も採用されました。
この壮大なオチを言いたかったのが今回の任務の目的なのではないかと勘ぐってしまいますが、宇宙空間での争いごとは即・死に直結します。こうしたユーモアがないとギスギスして人類の進歩も望めません。
70度のお湯で湯戻しが可能だったり、麺が飛び散らないように塊状にしたりと工夫が凝らされています。
醤油やマヨネーズも持ち込むそうです。宇宙食と言うとあまり美味しくないイメージがありましたが、こうした日本生まれのものが宇宙に進出すると、将来への希望が湧いてきます。
あとはトイレ問題などもありますが、こちらも日本メーカーが頑張ってくれるのではないかと期待しています。
話はそれますが、インスタントユニヴァース(即席宇宙)と藤原メシヤは大いに関係がある設定になっております。『ハラッパーの真ん中で』と『グランモルナクの密偵』の今後にもどうぞご期待ください。
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