第12話 鬼ってなんだろう
ニュートン7月号の表紙に「死とは何か」とデカデカと印字されていました。
コロナでダウンな気持ちが続いているところへ、これはさらに気が滅入りそうなテーマですね。
ツイッターで鬼の文字が入った地名についてフォロワーさんと話していたのですが、実は鬼は死と関係があります。
古代中国では魂魄(こんぱく)という考え方があって、魂は精神を、魄は肉体を司る気のようなもののことを指してします。
魂魄が一致しているときが生で、魂魄が離れ離れになると、それを死と呼んでいました。
魂が天に昇ると神(しん)となり、地上にとどまった魄のことを鬼(き)と言います。日本語でも鬼籍に入ると言いますね。
鬼とは、魄がなにかにのりうつったものと考えれば、日本の妖怪や心霊現象の解明に一歩踏み込めると思うのですが。
人間に対しても「あいつは鬼だ!」ということがありますが、善い魂の部分が抜けている状態と言えるかも知れません。
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