閑話③ シャベールお兄様のアレ見ちゃいました!




「ねえ、リン、お風呂は入れるかしら」




「はい。フレアお嬢様。ですが、今はシャベール様が入られています。」




「····そう、まだかかりそうかしら?」




「いえ。入られてから時間は経ってますので、そろそろ出られるのではないでしょうか。」




「そう···分かったわ。ありがとう。」




「では失礼致します。」




リンがお辞儀をして、部屋を出てパタンとドアを閉めた。






「ふふふ···やっとだわ···。」




やっと、チャンスが巡ってきたわ!




 ギオレットお兄様のアレ見ちゃった事件から、なかなかチャンスが巡ってこず、5ヶ月待ってやっとこの瞬間がきたわ!




私は早速お風呂セットの準備を始める。


 シャベールお兄様がお風呂に入って、結構時間が経ってるって言ってから早く行かなくちゃ!




 お風呂セットの準備が済んで、いざ出陣!




 お風呂場に向かう途中にお母様の部屋に寄り




「お母様、私は先にお風呂に入ってきますわ!」




と、一言告げて風呂場に向かう。




「えっ?フレア!今がシャベールが入ってますよ!」




お母様のお言葉は、私の耳には入りませんわ!




さっさと立ち去った。








 お風呂場に到着!




 もう服を着替えてる最中ね!




 私は勢いよくドアを開ける。




 バンッ!




「····。」




 居ませんわ···。来るのが遅かったのかしら····。




 私はがっかりして去ろうとしが、考えて見ればお風呂セットを用意してるし、入るかと思い、服を脱いでいく。




 また失敗したわ···。こんなチャンスは当分先まで来そうにないですわ···




 意気消沈でお風呂のドアを開ける。




「「あっ!」」




 シャベールお兄様はまだ、お風呂に入ってました····。




 「フレア?」




 「シャベールお兄様!まだ入ってらしたのですね!」




 私は急いでドアを閉める。




 焦ったわ。


····でもラッキーだったかも。このまま待っておけば見れるチャンスだわ!




 とりあえず着替えなくては!




 下着を履きかけてたら




 ガチャンっとお風呂のドアが開く音がした。




 驚いてみると、シャベールお兄様が立っていた。




 もちろん、全裸で前も隠してませんわ。




 シャベールお兄様のアレがちょうど私の目線と合った。




 うわぉ。やっぱりデカイですわ···。今は絶対フニャ◯ンの状態のはず。




 ギオレットお兄様に匹敵しますわね···。




今回もめっちゃガン見しました!




はっ!今回も恥じらいを見せないと。




「シャベールお兄様、前を···「フレア、今から入るのかい?」」




······。




シャベールお兄様が私の言葉を遮りました。




「はい。」


「なら久しぶりに一緒に入ろうか!」




はいー!?いやいや、いかんでしょ!




「いえ、恥ずかしいですわ。私一人で「恥ずかしくないよ。兄妹じゃないか。」」




また、言葉を遮られました。




「····。」




「フレアが三才の時が最後だね。一緒にお風呂に入ったの。」




そうなんですか···私は覚えてませんが···。




「入ろう!久しぶりに洗ってあげるよ。」




「あっ、いや、シャベールお兄様はお風呂をあがるのでは?」




「うん。そろそろと思ってたけど、こんな機会は滅多にないからね。」




シャベールお兄様は眩しい笑顔をくれました。




「さあ!おいで!」




シャベールお兄様は、私が履きかけてた下着パンツを剥ぎ取り、私が逃げられないように抱っこしてお風呂へ連れて行かれました。




えー!シャベールお兄様、本気ですかー!






 去年までは、お母様とずっと一緒にお風呂を入ってましたが、今年から一人で入るようになりました。今ではたまに、御姉様たちと一緒に入ります。


 凄いんですのよ!湯船に浸かったら、おっぱいがプカプカ浮いてるんですの!




 それはさて置き、シャベールお兄様に抱っこされてます!お互いに全裸です!


恥ずかしさ倍増ですわ!シャベールお兄様は、服の上からはすごくスマートに見えるのですが、かなり筋肉が引き締まってます。今は抱っこされて見えませんが、腹筋も割れてましたわ!




私は椅子の上に降ろされました。




「フレア、髪の毛洗ってあげるから、顔伏せて。」




「シャベールお兄様!私は自分で洗えますから!」




「兄妹じゃないか。石鹸が目に入ったらいけないから、両手で顔を隠して。」




····シャベールお兄様は引きそうにありませんわ。


 私は仕方ないので、直角に身体を曲げ、両手で顔を覆った。




「····フレア、洗いにくから、背筋を伸ばして頭だけ下に向けて。」




「?」


お母様や御姉様たちは、この格好でも洗ってくださいましたけど。


シャベールお兄様は身長が高いからかな?


 私は言われた通りにする。




 シャベールお兄様は、ワシャワシャと私の髪の毛を洗いだした。




 私は手で顔を覆った振りをして、指の間に隙間を作りアレを見た。




···やっぱりデカイわ···。通常サイズでこれって···。


 ギオレットお兄様のアレも驚異を感じたけど···。


兄弟でこれだから、遺伝かしら···。




 などと思っていたら、




 「···パイ◯ン」




 ····シャベールお兄様の呟きが聞こえました。空耳かな?




 シャベールお兄様のアレが少し大きくなった気がします。




「······。」




「パイ◯ン····」




今度はバッチリ聞こえましたわ。




「···シャベールお兄様、まだ洗い終えませんの?」




 私は早く、この状況から離脱したくて言った。




「···そうだね··お湯をこれからかけるから、入らないように目を閉じてるんだよ。」




シャベールお兄様はそう言い、お湯をかけて綺麗に石鹸を洗い流す。


そして髪の毛を一本に纏めてねじり、上にやり髪留めをした。髪留めは常時お風呂場に置いているのです。




手慣れてますわね。流石ですわ、シャベールお兄様。




そしてシャベールお兄様は、自分の手に石鹸をつけ始めた。




シャベールお兄様!まさか!


この世界では、身体を洗うのは手で洗っているのです。


 手だけでは隅々まで洗えません!前世の記憶を生かし、タオルで洗ってます。石鹸の泡立ちがイマイチですが、隅々まで洗えるので満足です。


お母様や御姉様方に教えたら、気に入ってくれて大喜びしてましたわ。御姉様方がお友達に教えたりして、今はお嬢様方に広がっているとのことです!




「シャベールお兄様!身体は自分で洗います!」






「もう手に石鹸つけたから。」




そう言い、首から洗い始めた。




背中を洗い···何か自分の手ではないから変な感じですわ。




シャベールお兄様は胸に···




私はその手をガシッと掴んで止めた。




「シャベールお兄様!あとは私がしますわ。恥ずかしいですし!」




シャベールお兄様は、私が掴んだ手を取り払い、


「ダメだよ。最後までやらせて。フレアも八歳だし、こんな機会もうないと思うから。」




ええ。もうこんな機会はございませんわ。




シャベールお兄様は洗うの再開した。




シャベールお兄様、私はおっぱいはないですが、胸を念入りに洗われてますね···。




胸からお腹、脇腹と洗っていく。




そして




「フレア立って。でないと洗えないから。」




·····。




シャベールお兄様、楽しそうですわね。私は忍耐力を試されてるというのに···。




私は黙って立ち上がった。




そして、下の方へ手が伸びました。




シャベールお兄様は意気揚々と下を念入りに洗ってます。


多分無意識だと思いますが




「パイ◯ン」「パイ◯ン」と呟いてます···。




お尻も丁寧に念入りに洗ってくれました。




洗い終わって、すかさずシャベールお兄様は私を片腕で持ち上げ、湯船の中へ。


洗われるだけで、こんなに疲れたのは初めてですわ。




「·····。」




「フレア、そんな端にいないでこっちにおいで。」




シャベールお兄様は笑顔で手招きします。




「····私はここでいいですわ。」




アレも見せて頂きましたし。




するとシャベールお兄様は私の方へ来て、隣に座った。




シャベールお兄様は頭を、撫でてくれました···が!




急に私を抱き寄せ、自分の足と足の間に私を入れ背面座りをさせた。




 ぎゃー!!




「シャベールお兄様!私はそんなに小さなお子様ではありませんわ!」




 シャベールお兄様はフッと笑い




「私にとっては、小さな可愛い妹だよ。」




····くさいセリフですわ、シャベールお兄様。




「·····。」




 抜け出したくても、がっちり足と手でガードされてます。


 後ろから抱きしめられてる状態です。




 「フレアは可愛い妹だよ。」




 シャベールお兄様、目が腐ってます。あまりに周りに美人が居すぎて、美的感覚がおかしくなったのでしょう。




 ····背中に少し硬い物が当たってますわ··。




 「フレアは母上に似てるから、こっちも大きくなるかな?」




 シャベールお兄様、ぺったんこな胸をもみもみしないでください!セクハラですわ!


 しかも硬かった物が、もっと硬くなってます!


 変な想像してませんか!?シャベールお兄様!




 「シャベールお兄様、胸をもみもみするの止めてください。」




 「あっ、ごめん。ついね。」




 ついねって!




 暫くは、シャベールお兄様から離してもらえず、のぼせてしまいました。




 シャベールお兄様は平然となさってます!私よりずっと前にお風呂に入ってたのに何故!?




 動けなくなった私を、シャベールお兄様が介抱してくれました。




 シャベールお兄様が、私の身体をふきふきしてくれてる時に、意識が朦朧としながらも、チラッと最後にアレを見させてもらいました。




 シャベールお兄様···それは完◯ちですよね?半◯ちではないですよね?ね?




 私は意識を飛ばした。






 気がついたら、いつもの間にかベッドに居ました。




 今日はシャベールお兄様の見てはいけないものを見た気がします。 




 しかもとんでもないことがあったから、疲れが半端ないですわ。




 シャベールお兄様と一緒にお風呂に入るなんて···。




 兄弟揃って、アレを見せて頂きました。そしてそれは二人とも規格外(フレア意見)とも分かりました。




もう別にお父様のはいいかな····。




······やはり!あの二人の生産者の人の物は確認しないと!




 今度はお父様よ!絶対に見てやるんだから!




 懲りないフレアでした。 










 

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