第13話 写真部同好会の謎

昼休みのチャイムがなって三分後に教室に向かった。

教室ではもう静かで教師の声もする、もう授業は始まっていたのだ。

これはまた先生に呼ばれる、今日は怒られる日なのではないかと疑ってしまった。

俺は静かに教室のドアを開けまるでずっといたかのように静かに自分の席に戻ろうとしたが。

「おい、坂木なにずっといたかのように席に着こうとしてるんだ」

完全にバレてしまった。

「いや~少し腹を壊しちゃって」

俺は軽い感じで言って嘘をついた。

「ならちゃんと職員室に行って紙に書いてもってこい」

「すんません」

はぁ~なんで俺ばかりこんなはめに

俺は疲れた表情をして自分の席に着いた。

隣にいた桜は俺をチラ見していた。

「なんだよまな今絶賛落ち込み中なのだが」

俺がいうと少し微笑んだ顔をして俺に言った。

「あら、それはどうしてなのかしら」

まるで昼休み俺がなにをしていたのか知っているかのような口調だった。

「お前さては俺が昼休みなにをしていたのか知っているんじゃないか?」

「なんのことかしら」

俺は小声で昼休みの事を告げた。

「おい、お前に言われた通り謝ったぞ、もちろんあっちも謝ってきたが」

「どうやらあれはあの子が撮りたくて撮ったのではなく写真部同好会というやつらに言われてしかたなく撮ったらしい」

俺がそのことを告げると桜はクスっとした表情をした。

俺はそれを見て少しイラっとしてしまった。

「なんだよ、なにがおかしいだよ」

俺が言うと桜は俺の顔をみて言った。

「あなた本当にそんな同好会があると思っているの?」

「は?」

俺はコイツが何を言っているのかよくわからなかった。

たしかに俺は沙夜から聞いた。

写真部同好会があるといったいどーゆことなんだ。

俺は桜に質問をした。

「もしかしてそんなものないってことか?」

「自分で聞いてみればいいわ」

桜は素っ気ない感じで言った。

「おい、教えろよ」

俺が桜に尋ねるとなにかやな足音が聞こえてきた。

俺は恐る恐る前を向き上を見上げてると。

「おい、坂木いい度胸してるな、授業に遅れたと思ったら次は授業中に話しかけてるとはな」

先生は怖い表情で笑顔を見せた。

俺は笑う事しかできなかった。

「先生俺は・・・」

「教室から出てけ!!!!」

先生は怒鳴り俺はすぐ教室を出た。

(たく、教室に出てけっていつの時代だよ)

俺はそんなことを思いながら教室の前で立っていた。

(こんなところにいるのも暇だし少し歩いているか)

俺は教室から離れてぶらつきに出た。

こんな静かな学校は始めてだと思った。

当り前だ、今は授業中。

外を見てみるとグランドでサッカーをしているくらすもいる。

中には歌っているくらすもいる。

音楽の授業なのだろう。

そんな感じでぶらついていたら授業が終わるチャイムが鳴り始めた。

これで授業が終わったし帰りのホームルームだ。

今日が学校が終わるのが早いのだ。

俺は自分の教室に戻って席に着いた。

桜はなにもなかったかのような顔をしておりいつも通りな感じだった。

だがそんな感じに桜を見てイラついた。

当り前だろなぜ俺だけが怒らなければならないのだ。

俺は少しオラついた口調で話しかけた。

「おい、まなお前が早く教えなかったから怒られたじゃないか」

俺がそういうと呆然とした表情で「私は言ったわよ本当にそんなのあると思っているのって」

「まあ、あなたは小さい脳みそだからそんなこともわからないと思うけれど」

「な、誰が小さい脳みそだよ!」

俺は怒鳴りながら言った。

「はぁ、あなたはすぐ怒る癖やめたら?」

「私が恥ずかしいわ」

俺はもともとこんなに怒らないひとだったのだ。

こいつに会わなかったときまでは。

俺はしばらく黙った。

「はぁ~しょうがないわね、もう一回言ってあげる」

「あなたが言っている写真部同好会なんてないのよ」

桜はあきれた感じで俺に伝えた。

「後は、あなたが調べなさい」

「私は用事があるから先に帰るわ」

そお言ってまなは俺を通り過ぎて行った。

「あ、おう」

俺は桜に言われたことが真実なのか自分で調べることを決意した。

まず俺は職員室にいき先ほど授業をおそく出たことを紙に書きにいかなければならない。

職員室に向かっている時くるみがいた。

正直いって今はあいつに会いたくない。

俺は違うルートから職員室に向かうことにした。

裏側から職員室に向かい、すこし歩いたらついた。

俺はなかに入り、挨拶をした。

「失礼します、授業遅れたので紙書きにきました」

俺が言うと一人女子先生が俺に近づいてきた。

「あら、坂木また先生を怒らしたんだって?」

俺に親し気に話しかけてきた先生の名は安川先生だ。

「あ、安川先生またおこられちまいました、あはは」

俺は軽い感じでそういうと先生はため息をしながらメモ長で俺の頭まポンと当ててきた。

「お前はもう少し大人になれ」

「俺は十分大人だと思いますけどね~」

「どこがだ、お前はまだまだガキだよ」

そう言って先生は職員室から出て行った。

俺はまだガキか、そうかもしれないな。

俺は紙を書いて先生に渡した。

俺は渡した先生に写真部同好会があるのかを訪ねた。

「先生あの、写真部同好会ってうちの高校にありましたっけ?」

俺が聞くと先生は不思議そうな顔をしながら言ってきた。

「何を言っているんだ君はそんな同好会ないよ昔はあったけどね」

やっぱり桜が言ったどおりそんな同好会はなかったんだ。

「わかりました、すいません変な事聞いて」

俺は礼をした後後ろ向き職員室からでようとしたら。

「あ、でもたしか写真部をつくりたいって言ってきた人

いた気がするな」

俺はすぐ先生のほうに向いた。

「それ誰が言ってきたんですか?!」

俺は先生の顔を近づき圧をかけていた。

「名前はしんあないけど」

先生はそう言った。

「そうですか、ありがとうございます」

そう言って俺は職員室を出た。

誰が写真部を作りたかったのか、もしかしたらなにか関係してるかもしれない。

さっそく誰が言ったのか探らなければ。



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