第4話 ついに親友に真実を教えていく件について

さて、俺の親友に隠し事をしてしまっているんだが。

これからどうしようか。

とりあえず、早めに言わないといけないし。

だか。このことを言うのか?。

いやいや、そんな迷っている暇はない。

だか、言った後どうなる?。

俺の事虫を見るような目で見られそうだし。

いや、でも誰かに相談した方がいいよな。

しかも、いつも頼りにできる人そして男子。

いるわ!たった一人俺の親友雄二がいるじゃないか!。

よし、言おう迷っている暇はない。

そして、俺はまた雄二の教室に行き、雄二と話すことになった。

今日の放課後俺の家で雄二に全てを話すことを決意した。

昼休みが終わってしまい、俺は飯を食うことが出来なくなった。

くそ、腹減った〜後2時間も我慢できないしなー。

弁当もってトイレで食おうかな。

だけど、トイレで食うのか、今日は姉さんが作ってくれた弁当だし。

トイレで食ったら不味くなる。

我慢するかー。

いや、我慢できない!。行くしかねえ!。

よし、先生に言おう!。

そう思った瞬間先生が神様に思えた一言を言った。

「よしー、今日は飯食った後かもしれんが2時間使ってケーキを作ってもらう。」

おお!唐突だがナイス先生!!。

隣にいる桜さんは辛そうだな。

あまり食べない人なのかな?。

桜 まなは、ため息をしながら言った。

「はー、私あまりケーキ食べれないのよね。」

「どうせなら、スイーツとかが良かったわ」

いや、食えるのかよ!。

てか、昼飯食ったばかりだよな?。

みんな辛そうなのに。

この人もしかしら、めっちゃ食う人なのかも。

そんなことはいいや、早く調理室に行こう。

そして、みんな調理室に行った。

グループで作るらしいんだが人数三人グループ。

で、俺の班は、朝田さんと桜かよ!!。

なんだよ、この班ヤバすぎる。

この先どうなっていくんだ。

まあ、でも二人とも料理できそうだしきっと美味しい物できるだろう。

そう俺は思っていたが違った。

朝田さんが俺の顔見ながら言った。

「あの、坂木くん」

「ん?、どうした朝倉さん」

「私、ケーキ作ったことないし、料理できないですけど。」

「え!、朝田さんが?!」

あの、なんでもできそうな朝田さんが料理できないなんて!。

「いや、大丈夫だよ!俺の桜さんに任せて!」

「朝田さんさんは、ものを持ってきてもらうから頼むね!」

「わかった、そこは任してちょうだい」

よし、とりあえず桜と作る作業するか。

「桜、ってお前何してるんだよ!!」

桜は、卵をわった物をボールに入れた。 それはいいのだが。

お前、卵のカラまで入れてどうするんだよ!。

「え、何やっているって、言われたとおりにしたのよ?」

「卵をわってボールに入れたじゃない」

「したかもしれないけど、卵のカラまで入れてどうするんだよ!」

「うるさいわね!、そんなに言うならあんたがすればいいじゃない!」

「あぁ、言われなくてもするよ!!」

俺と桜は、言い合いをしていたら朝田さんが止めようとした。

「2人とも、喧嘩はしちゃいけないよ」

「ケンカ?誰がこの男と」

「そうだよ、朝田さんこんな女とケンカなんかするわけないじゃん!」

俺と桜は、同時に言った。

「だって俺たち友達じゃないから!」

「こんな。性格悪いやつとなんて!」

そう言うと、桜は、また怒って俺に言った。

「あなたね、性格悪いのはあなたなのよ?」

はぁ?、あいつ前に言ったこと忘れたのか。

もう、どうでもよくなってしまい。

棒読みで返した。

「そおですねー、俺の方が性格悪い悪いですね。」

そういうと、桜は、顔を真っ赤にして調理室から出ていった。

「おい!、あいつまだ授業始まって1時間経ってねえのに出ていきやがった無断に」

「朝田さん大丈夫!、俺が作り直すから!」

そう言うと朝田さんなにやら不安そうな顔していた。

てか、クラスのみんな俺の事睨んでね?。

俺がまるで悪いみたいになってるじゃん!。

まあ、俺も少し言い過ぎたかもしれないな。

後で謝るか。

「朝田さん大丈夫俺が後で謝りに行くから」

「そう?、ならいいけど」

にしても、腹減った早く作って食いたい。

そう思いながら作って1時間経ち、無事なんとか作り終わった。

めちゃくちゃ腹減った。

「よし!。食おうか朝田さん!」

皿は三つあって、三人分にケーキをきった。

朝田さん、俺、そして桜さん。

だか、桜さんは俺の言い合いをして今いない。

これは!、桜さんのケーキも食える!。

前に色々言われたからお返しをするぞ!。

そう思っていたが、なんだか胸がムヤムヤして桜さんのは食える気分にならない。

朝田さんも心配してる感じだし。

さすが、学級委員長色んな人のこと大切に思っている人なんだな。

しょうがない、俺が椅子から立ち上がった。

「朝田さん、先食べてていいよ。俺、桜さん探してくるから。」

「いや、私待ってる。一緒に食べたいし」

「優しいな、朝田さんわ」

俺がそう言うと朝田さんは、すこし照れくさそうに笑った。

照れている朝田さん少し可愛いな。

俺は、調理室を出て探しに行った。

どこにいるんだろう、そう思いながら行った。

教室でも行ってみるか。

そして、教室に行ったら一人だけ席に座っていた。

そこには、桜さんがいた。

何してるだと思いながら桜さんに近づいた。

「おい、何してるんだお前は」

そう俺が言うと桜さんは俺の方をみた。

「なにってみたらわかるでしょ?、本よ本」

「本?、なんで本なんて読んでるんだよ」

「あなたが、私をバカにしたから私は心を落ち着かせて本を読んでいるのよ」

俺はなんのためにここに来たのかを思い出した。

よし、謝ろう。

「その、さっきはすまんかった。」

「すこし言い過ぎた部分もある。」

「許してくれないか?」

俺がそう言うと桜は、微笑みながら言った。

「いいわよ、私も言いすぎた部分があったわ」

「許すけどその代わりに呼び捨てで呼んでもえないかしら」

「呼び捨て?、まあいいけど。」

俺は、すこし照れくさそうに言った。

「ま、まな」

俺がそう言うと、まなは、嬉しそうな顔した。

「賢」

俺は、少し桜まなと言う女性を悪く思いすぎだのかもしれない。

そう思っていた俺だが。

「でも、私は、あなたと結婚するのは嫌ですけどね」

「俺だってお前となんてごめんだ」

そう、言いながらお互い笑った。

「さて、行くぞ調理室に」

「えぇ、そうね」

そして、調理室に行ったら、朝田さんが待っていた。

「ごめんな、待たせて」

俺がそう言うと嬉しそうな顔で朝田さんは、言った。

「大丈夫!、桜さん一緒に食べましょ」

食べてる途中にまなは、少し悩ましい顔をした。

「やっぱり、あまりケーキは好きじゃないわね。」

「文句を言うな!」

そう言って俺たちはケーキを食べた。

これで、終わった!!!、そう思っていたが重大なことを忘れていた。

そうだ、俺はこの後俺の家に雄二が来るだ。

そして、俺が今起きている事を言わなければならい。

そして、自宅に帰り、雄二が来るのを待った。

少し経ってから雄二が来た。

「よお、いらっしゃい」

「おう」

そして、階段を上り俺の部屋に来て座って話した。

そして、俺は真剣な顔して話した。

「俺さ、実はまだ話してなかった事があったんだ。」

そう俺が言ったら雄二は、やっと言うようになったかというような顔した。

「おう、なんだ言ってみろ」

俺は、ついに初めてこの事を言った。

「俺さ、実は許嫁が2人いるんだよ」

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