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友人の会社は倒産に追い込まれた [730文字]」への応援コメント


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    いろいろな想像と解釈が膨らんでいます。
    行きの宇宙船で隣の席だったときから既に(地球人に見えていたけれど中身は)カーミュック星人だったということですよね。

    主人公を助けてくれたのは、単純な親切心からなのか。
    それとも、地球人のコネが欲しかっただけなのか。

    主人公にとって彼の存在はありがたい神のようなものだったのでしょうけれど、ご友人から見れば会社を倒産させた悪魔のような存在で。
    「誰しも良い面も悪い面も併せ持つ」という意味のお話なのかな、と解釈しています。


    <追記>
    丁寧なご返信ありがとうございました!
    とても奥の深い設定があるのですね。

    「奴隷にスらせた」と知り、納得しました。
    主人公にとっては、自分の知らないところで既にロックオンされていたってことですね。恐ろしい。
    「私の未来は決まった」という一行目の言葉にとても深い意味があると知って驚きました。まさか最初からすべて仕組まれていたとは。

    「信用はガタ落ち」という言葉にも、確かにそうなるだろうなあと思わされました。
    私の想像よりもずっと、カーミュック星人が悪役非道なキャラで震え上がりました。財布を持ってきてくれた親切心にすっかり騙されました。
    そして、こういうキャラも創造できる南雲さんすごい! と思いました。

    作品への理解が深まりました。
    解説をしてくださってありがとうございます!
    m(_ _)m


    <追記2>
    またご返信をくださってありがとうございます!
    隣の席の人、カーミュック星人に連れて行かれちゃったってことですね……。
    なんと恐ろしい(((・Д・;)))

    「これはこういう意味かな?」とか「こういう設定ってことかな?」などと想像を巡らせて楽しませていただいております。
    自分だけの解釈を見つけることも、また楽しさのひとつであり。
    そうやって楽しむことができるのは、もととなる作品がしっかりしているからこそだと思います。

    これからも南雲さんの作品を楽しみにしています。
    (*´ω`*)

    作者からの返信

    >ハルカさま
    コメントありがとうございます!

    実は、行きの彼は本物だったけれど、助けてくれた彼は入れ替わり済み、というつもりでした。
    入れ替わる際に主人公がそれなりに名の通った地球人だからそっちの方がいいぞと言われたカーミュック星人が、それならば信頼させていい仕事につけてもらおうと画策したと。

    スリはカーミュック星人が購入した奴隷で、スらせた後に警察に突き出しつつ、主人公に恩を売りました。

    異星人、しかも悪名高いカーミュック星人を紹介した主人公は、罪に問われる事は回避可能かもしれませんが、信用はガタ落ち、後悔も残るでしょう。

    なので最初の一文が、未来は決まった、なのでした!

    意外と真っ黒なお話だった……

    〈追記〉
    更に考えてたことがあったのを思い出しました。
    主人公は自分がヤバい状況に追い込まれ、救われたと思っていたのだけど、その実、もっと救われたかった人(カーミュック星人に入れ替わられた隣の席の地球人)がいたという。
    主人公は、その彼を助けられる可能性もあったという、やつ……。

    全くもって説明出来てない裏話もりもり短編ですみません!( ˊᵕˋ ;)💦
    いや、ハルカさんの考えてたストーリーでもありよりのありなのです!
    答えの明記していない短編です故!

    私のストーリーは、分岐する一つの物語として受け取って頂けたらと思いますm(*_ _)m

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