殿下の見合い‼

おっはようございマッース。


あれから1ヶ月いよいよ今日は

大事な見合い‼

ちゃんと男前にする為美桜は

コーデや、髪のテクを美容師

にポイ投げしたくなくて頑張った。


いやぁ自分を褒めあげたい!

今日努力の結果を出す様な気分‼



朝が来ました

朝だぴょ﹏ん。


じゃ・じゃ・じゃ・じゃ﹏ ん♬♩

じゃ・じゃ・じゃ・じゃ﹏ ん。♪♩

右手には猫ジャラシ😸0¥

道端産でえぇぇーすっ‼

(イネ科、エノコログサ)


今日は見合いだから何が何でも

7時に起こして念入りな支度を

させろと念を押された。


姫様達は昨日、ザブラルグルブ入り

を済ませている。

1泊150万‼Σ(●Д●;)ってナニ?

五人ダヨ、750万ダヨ

税金の無駄使いじゃね?


「まあ、いいけどっ‼」

プンコプンコの美桜は意気揚々と

入って行った。

それを見つめる3人の目は嬉しそうに

ワクワク


シッ☝

カチヤリと静かーにドアを開け

「ぉと立てるなょ、ソロソロ始まるから

レイモンドは、感がぃぃからな‼」


ロベルトが先頭を切って入って

来た。


「期待裏切らないブスダナ‼」

クロードが美桜を見て呟いた。


ポコーン(+。+)イテッ!

「美桜はブスだが

良い奴なんだぞ!」

クロードの後ろにいたヴァルタンが

クロードの頭を叩く‼

「シッ、シ━━━ッd((ˊ皿ˋ ;)静かにシロ」

ロベルトが嗄れた声で注意⚠


既成事実を作る予定でレイモンドの母親が購入した、煌びやかなン千万 ‼のソファーの後ろから

ポン、ピョン、パンと頭をだして、

美桜とレイモンドを覗く、いや

見守った。


いっちにいさんしぃ

にいにいっサン

さんにぃさんしぃ、よんにっサン

「準備体操おーわりぃ💪💥」


3人は美桜の体操見てクスクス、クスクス

ソファーから目だけだして、

我が殿下を見守った。


眉毛にモジャモジャ猫じゃらし


「う〜ンん?」

ほっぺにモジャモジャ猫じゃらし


「“ん?う〜ん。“」


美桜はレイモンドの上に跨り

首筋を狙った。

「やめ・・・やめ・・・ろ‼」


レイモンドは両足でガッンと美桜の腰を挟み上下に揺さぶった。


身長180越え、70キロのレイモンド

には156の48キロの美桜は、軽々

と持ち上げられ顔が上に行くと

髪は下に行き顔が下に行くと

髪は上にながれ、(๑﹏๑;)目も

グウルグル


美桜も危険を感じレイモンドの

髪を掴むガシッ‼


「イッ━━━━タッ離せ💥﹏w﹏ 」


「ぎゃぁぁ━━・゚・(。>д<助けてー💦

レイモンドぉ━━━━━━━━グエツ」

ハアハアハアハア


「て、て、手を離せ━━━━つ‼

ウオリャー」


「ギャア﹏止めてぇ﹏

ハアハアハアハアだだずげろ﹏ウエーオエー」


レイモンドの脚は長いし

美桜は華奢だし容赦なく

ブォンブォンぶり回す、美桜の掴む

右手が両手で髪の毛にしがみつく!

必死‼


ヤバい

3人は既成事実用のソファーを

飛び越えベッドに向かった。

3人は美桜をぶり回すレイモンドを

押さえつける時、美桜も引き剥がし

にかかる。

三人は美桜のピンクの

フリフリレースの可愛いブラと

モッチりと丸い膨れ上がった谷間

を覗いてしまった。


3人の手が緩んだ時3人は同じ

場所に釘付け

(,,-_-,,)(๑º º๑)( ⸝⸝•。•⸝⸝ )

プルリンとした谷間ははだけて

“ウフッ結構モッチモチ“


レイモンドが気づいた時は三人の

顔がニヤケていた。


ペチ、パチ、ゴン

ムカついたレイモンドは


「勝手に見るんじゃねーよ😠」

ドスの聞いた声で睨みつけた。


「ハアー助かったー」

胸のボタンをぺちぺちぺちと

止めながら美桜は昇天。.ʚ😇ɞ .。


ふーッと息を吐くと真上から

「君、大丈夫?気分悪くない?」


気遣ってくれるイケメンは・・・

ボーッとした頭をシャキッとさせる

人物だった。


ウッ┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡

声を出す前に胸が落ち着かない‼

鳩が豆鉄砲食らったような顔で

動揺しながら、固まっていた。


然しクロードは気にも止めず


「美桜宜しくね!」

と、ガラシアンで見た変わらね

優しい顔を向けて握手して来た。


泣きそうになる目を止め

「は・・・い。」

と呟いた。


何も感じていないクロードを

見ながら

『此処も去らなくちゃいけない。』

そう感じていた。


自分は・・・多分レイモンドが好き‼

そのうちレイモンドは、お見合いを

して、婚約者が決まると思う。


潮時と言う言葉を使うのなら

まさに今だろう。

クロードにもそのうちバレてしまう。


美桜は乱れた服を整え

ボッサボサボサで猫じゃらし

の二本刺さった髪を整えながら

ペコリと頭を下げて出て行った。


レイモンドが風呂に入り

何時ものように洗い上げる。


そしてフキフキ;;;;;;

美桜が着替えを用意する

今日のスーツは紺色の上下

ストライプの美桜が大好き、

お気に入りのスーツだ‼


もう直ぐ他人の旦那様か・・・

絹のサラリとした白のシャッに

モスグリーンのネクタイ

色を締めるようなエメラルドグリーンのネクタイピン


姿見の鏡の前でスーツの上着を

ピッ引っ張り前かがみでネクタイを

グリグリ


髪を櫛で整えオールバック

パラリと額に落ちるひとかたまりの

髪が❤

男の色気を醸し出す。

これじゃあ・・・姫様達はタマラン

だろう。


そんな美桜をレイモンドはチラッ

と美桜の凄い形相の顔を見て

うわっギョッ


「あ💦(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…

回りを安心させる為なんだから

心配は無用だ‼」


と美桜に言ったが美桜は信じない。


さっき見た姫様軍団は

スタイルバッグンの・・・

まあそれなりの人もいらしたが

ฅ(´A`)ฅ

・・・美人が多かったかぁーなぁ!


エロいエロモンドだから

選びに選んで直ぐ飛びつくと断言

できる。


ボン、キュッ、ボン☆

お待たせしましたー

ン千万のソファーの出番か‼アハハ




美桜も王太子付きのメイドとして

仕事をこなす。


姫様一人一人にお茶をだし

その中でお淑やかで綺麗な姫様を

見つけた。

ルチアマンダ国エミリア様

と書いてある。


出回っている噂とは全然違っていた。


控えめで美しい姫様だ‼

暫く姫様達と穏やかな談笑が

続いていた。


レイモンドにもお茶を出す。


綺麗な姫様達を前にして

カプチーノとは言えず

大人のオレを強調したいのか


「ブラック」

とおっしゃいま・し・た・。」


『なーるほどね。見栄っ張りめ!

ならば見てロ』


超濃いめの大人の味2倍の

苦い苦いコーヒーをいれてあげた。


“アチ"チ"なアチ"チ"なコーヒーを

ど━━━━━━━━━━━━ぞ‼


足を組んでアチ"チ"なコーヒーを

掴めず親指と人差し指がカップの

とっての所でアチアチアチチ・・・チ

諦めたのか放置状態ククク


少しして気分を変える為か

コーヒーに恐る恐る手を伸ばされ

パチっとつまんでホッとした

様子でカッコ良くコーヒーを

飲んでおられます。

苦そう。

(;゚;ж;゚;)ブッと来るのを我慢我慢

カッコイイ男はがまん。


昼がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

メニューの説明にシェフ登場‼


何年に1回しか美桜が食べれない

フカヒレのスープ出没‼

メインは子牛の頬肉のトマト煮


お淑やかな姫様達は、少食?

前菜もお残しされてます。


(残さず食えよ!牛の身になれ‼)

と心で呟きながら配膳する。

後はデザートで終わり。


殿下は今度はコーヒーはパスされ

紅茶をご所望されました。


よくよく煮出して渋いしぶーい紅茶

を出してあげました。ヒヒヒ

さすがー大人の男

渋すぎる煮出した紅茶はブラック

にも負けない奥深い黒


殿下は脚を組みながら平気な(✘﹏✘ა)

顔で?カッコ良く頂いて

おられます。(>👅<`๑)テヘ

さすがー大人

王太子となれば格が違うねー

(≖ᴗ≖๑)ニヒッ

姫様達はもうウットーリ︎💕︎💕


私達メイドは、側近と執事とを

残して退散デッス‼


レイモンドをチラ見したら

アヒャヒャヒャ鼻が伸びてるーw

それにニヤケておられますじゃー


見合いは渋々?

(”`Д´”)ハァ良く言うよ😠

ノリノリじゃん。

会話も弾んでおられます😠



10時に始まったお見合いも

既に五時‼

夕方になってやっとご帰還され

やけにご機嫌であられます。


さてさてこうなれば私はご無用

であります。


ここからは主君とメイド

ハッキリとした壁を作らねば!


メイドごときの心配する事では無い。

いっぞやの吐き捨てられたセリフ

が聞こえて来る。










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