落書きには落書きを・・・

ソロりと部屋のドアを開けて

笑い転げる2人は入口に放置﹏w


美桜は未だ俺のベッドで気持ち良さ

そうに爆睡中グースカピー


俺は散らばったPENを強く握る

意志を強く持たねば国は滅びかね

ない‼


目には目を、歯には歯を

落書きには落書きを・・・ウヒヒ


「ようし、飛び切りの美人に

してやる。」


メガネを取って婆シワ

鼻毛は必ず描いとくゾ

鼻は起きてのお楽しみ‼


頬っぺは(●゚(エ)゚●)俺とお揃い‼


顎には❌❌❌とタトゥー並に

赤く___ ✍🏻カキカキ


「起きるのが楽しみ😊」


オーっと忘れてた

鍵盤鍵盤

赤 黒 赤 黒 赤黒


ドアの前に放心状態のロベルトに


「ロベルト美桜を起こしてコイ

但し笑ったら、縛り首だぞ‼」


命令とアラバ逆らえない!

足腰弱ったロベルトが、

へっぴり腰で美桜を起こしに

ベッドへと向かう。


「美桜、美桜、美桜

起きろー」

軽く肩を揺する。


「う・・・ママ、もうちょい眠うぃー」

ふふっ(ママだって‼可愛い😆)


「美桜、美桜」

ロベルトは美桜の頭をナデナデ

美桜可愛いな❤


(+。+)イテッ


「美桜に触るな‼」

レイモンドが怒りの鉄剣


その声で美桜が起きた。

ガバッ‼

美桜、ロベルト、レイモンド

三人は同時に


無言・・・



∵ゞ(´ε`●) ブハッ!

ッ!! ∵ゞ(>ε<; )ぶっ

(;゚;ж;゚; )ブッ


「ロ、ロベルト・・・さん。」

ニッコリ∵ゞ(>ε<; )ブブツと笑う

美桜の鼻ブヒ🐽と、鼻毛を見て

ブフフフ∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!と笑


眉間に婆シワ

出っ歯は飛び出た赤、 黒 赤黒


う﹏( ,,>з<)ブッハハハハハ


コレ以上は耐えられない

咄嗟にロベルトが縛り首は

嫌だー!と走り出した。


「縛り首、本気にしたのか?」

そう言うとレイモンドはロベルトを

見送った。


《さてと‼》

ベッドにモゴモゴ笑いながら

座る美桜の前に行き


( ´罒`*)✧ニッカと笑い目を

パチパチパチ

すると美桜も笑いを堪えきれず


アヒャヒャヒャヒャと三色の

出っ歯丸出しで目をパチパチパチ

開けても閉めても目


それを俺も見て大爆笑


二人でパチパチ パチパチ

開けても目閉めても目


美桜も我慢出来ないのか?

ぶぶぶーっと吹き出したあと

枕抱えて俯いた。


「美桜、美桜、美桜かおっ、かおっ

顔をアヒャヒャヒャヒャ上げろ〜」


「嫌っ‼ 嫌っ‼いゃあーアヒャヒャヒャヒャ

無理、無理、む∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!」


二人で顔が筋肉痛になるくらい

笑った。


ニカッと笑うと美桜は出っ歯鍵盤

攻撃‼ 出っ歯見ながら目を

パチパチパチぶぶーっと笑いながら

顔を隠しやがる‼

オレも

アハッアハハアハッーく、苦しい‼



二人でよじれながら笑いが止ま

らない!


「美桜ア━━━━━━━苦しい

頼む笑うな、歯が歯が」


「おめーも笑うなーー

ダッダメェェェ━━━━━━━‼」


「ジャッジャャアーアッチ向け

アッチチチーー向けぇー‼」

俺は美桜をアッチ向かせ

フラフラと一歩進むがヨロ

又進みヨロ ヨロ ヨロ



やっとの事で風呂に行き着いた。

俺が風呂のドアを閉めると

あーヒャヒャヒャヒャ

ドタンバタンと音がする。


「あー💦ヴァルタンを

忘れていた。」

ヴァルタンは今腹がよじれている

縛り首だ‼



レイモンドが風呂から上がると

美桜の顔も普通のブスに

戻っていた。


(チッ、ヴァルタンか・・・

余計な事をして、美桜の顔を

城の男達に見せるチャンスなのに‼)



レイモンドはネイビーチェックの

上下を着て、再度現れた。


ロベルトとヴァルタンの声は

かすれていた。


そして会議が始まる午後3時

レイモンドは 二人を連れ会議室へと

向かい見合いはしないと見合いの

差止めに行った。


キャキャキャキャキャ

と庭の方から笑い声がした。

良く見ると美桜が若き商人と

楽しそうに話ていた。


そこへ又何人かの庭師が現れ

美桜を中心に話している

ヴァルタンが


「あれ?美桜だっ・・・‼」


「あれれ?彼氏か?」

その言葉にカッときたレイモンドは

ズカズカズカと楽しそうな

美桜の元に近寄った。



レイモンドの姿にハッとした

若者達は頭を深々と下げた。


「あ、レイモンド様

今からお后様選びの会議ですか?

良いご縁がありますように。」

美桜も頭を下げる。


身分を考えよ‼


レイモンドはそうデカく叫びながら

会議室へとドカドカドカと進んだ!


ドアをバァァァァンと開けるなり


そう言ってロベルト、ヴァルタン

を引き連れてガラシアンの

友人クロードの母上の育った故郷

へと車を走らせた。


今日はクロードが遊びに来い飲もう

と言っていた。

クロードの婚約破棄が決まったらしい。クロードに好きな娘がいたのが

原因と報告を受けた。


あのタラシのクロードが好きな娘

興味津々、ヴァルタンとロベルト

もクロードの学友だ‼

二人も凄く興味が湧いていた。


土産はチーズの御礼を込めて

ザブラル産のエビ10箱

とカニ

クロードの母君の家は大好きだ

ホントの実家の様な気がする。


ロザリーもボブも元気だろうか、

早く会いたい。


さっきあんな事さえ無ければ

美桜も連れてくる気でいた!

見合いも中止するつもりだった。


認めたくはないが

俺は美桜を美桜を娶りたい。


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