「パウダーパール」

作者 蛙鮫

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★★ Very Good!!

悔しい。
読み終わった後、真っ先に浮かんだ感想がこれでした(笑)
それか! それかよ!!
本格SFかなと思って若干緊張していた体が、急速に緩みました。
ああ、でも読み返してみるといちいち分かります。確かに引火と言えるほどの広がり、繁華街に店が多い、若者(特に女性)大好き、暖かい国から来た……こんなに情報があるのに何故気付かなかったんだろう。
かくいう私も「奴」と出会った瞬間は、「なんだこれ?」と思ったし、買っているのが女子高生ばっかりで素直に受け入れられなかったことを思い出しました。最初に列に並んだ時は妙に恥ずかしかった……。今では普通のことですし、大好きなんですけど。
これから読む方は、オチの一行が命の作品なので、どうか読み飛ばさないようにとお願いしたい。そして最後まで辿り着いたら、もう一度最初から読み直してニヤニヤしていただきたい。その価値がある作品だと思います。こういう出会いがあるから、短編は楽しい。どうもありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

流行しているモノを「奴」と書く事で「奴」とは一体何なんだろう?と考えながら見てると、奴の正体が最終的に分かりプッと笑ってしまいますね。
最高です。
このエッセイからは流行についての考えや流行の存在自体についての考えが伺える為、少しの間流行とは何だろう?と考えてしまいました(笑)