結論。
●PE計画 終わりに ~ただの言い訳~
結論。英語でいい。
こんなもん覚えられるかボケ!!! なんでFF15のキャラ名みたいな状態になってんだよ!! 「ヨーロッパの各言語の中間点を割り出す作業を延々と繰り返せば、おのずと似非ヨーロッパ語が出来上がっていくわけだ。楽ちん楽ちん」ってちっとも楽じゃねえじゃねえか!! なんか発音とか文法とか中途半端にヨーロッパの言語に似てるから、本物のヨーロッパ人が見せたら失笑もんだな。
……いやー、疲れた。この労力を何か他のことに費やしたら、私は偉大な人物になれるかもしれない。
かのエスペラントを作ったザメンホフもこんな気分だったんだろうか。彼の場合自分の作った人工言語をなんとしても広めようと思って文法を簡略化したが、PEは真逆だ。誰も喋れないほど恐ろしく文法が複雑な代物に成り果ててしまった。筆者は「この言語が話せるか?」と言われたら「無理です★」と即答する自信がある。
しかし実は、この言語を作るのにかかった時間はせいぜい二ヶ月である。意外とそんなもんなのだ。
今までの文章を読んで筆者は言語学者なんじゃないかと思った人もいるかもしれないが、こんなものはインターネット環境さえあれば調べて誰でも作れる。正直Wikipedia+Google翻訳クオリティである。筆者はロシア語もフランス語もドイツ語もスペイン語もイタリア語も喋れない。
それに私はどちらかというとアジアの言語が好きで、ヨーロッパの言語はあんまり興味がわかなかったのだが、今回調べてみていいキッカケになった。私と同じように、これを読んだ人がヨーロッパの言語に興味を持ってくれたら幸いである。
もう一つ。
基本的な単語を中心に訳して単語集を作ってみたが、単語数を数えてみたら大体五百ぐらいである。実際よく使う単語がなかったりする穴だらけなクソ辞書ではあるが、次のページで公開しようと思う。
まあこんなヘンチクリンな言語を使いたいという好事家もいないかもしれないが、自分が気に入らない部分を改良するなり何なりしてくれて構わない。私は「こうしたら簡単にそれっぽい架空言語が創れる」というモデルを示したかっただけなので、同じようなやり方でまた全然違うものを作るのも結構。個人の自由だと思う。私より頭のいい人が作ればもっといいものができるだろう。
PEは単語数が千にもみたないので、人工言語というよりはただの架空言語である。しかしネーミングに使うには十分だとは思う。
私のような言語設定厨であれば、PEを参考にして言語の設定を考えるといいかもしれない。
最後に、このムチャな企画で色々とご指導いただいた友達の皆さんに感謝します。
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