久々に本当の小説を味わう事が出来ました。彼女の恐怖の謎と原因が合わさった時、何故だか心が揺さぶられてしまいました。現実も日常に潜む闇や死とは隣り合わせですが、人はそれでも生きていかなければならない。そんな苦悩に人間味があって好感が持てたし、また同時に考えさせられる作品でした。久々に幸せな時間を過ごせました。ありがとうございます。