愛し愛し愛くしむ

日本語、とりわけ漢字は色んな読み方があるので好きです。しかも、その読み方に深い意味がこめられていたりするから、たまらない。


愛、という漢字がまさにそれ。

愛の読み方には以下のようなものがあります。


①「愛」→「あい」

②「愛し」→「いとし」

③「愛し」→「かなし」

④「愛い」→「うい」

⑤「愛くしむ」→「いつくしむ」

⑥「愛でる」→めでる


……いや待って、素敵すぎる(恍惚


そも、愛には色んな形があるとも言いますが、なんだ、それを一語で表現してるのすごくないか?????え?????漢字すごいな?????


あい」って、最終的には互いを想い合うってことだと思うんですが、そこに至るまでの過程が「愛」という漢字の呼び方すべてに込められてるのが、大変に素晴らしいと思うわけです…。


最初のうちは、い、でたいという気持ちから始まり、

相手が大切になるからこそいつくしむ気持ちが生まれ、

相手とすれ違って、けれど想いを捨てきれなくて、かなしい気持ちをいだき、

けれどやっぱり諦められなくていとしいと思う。


……パーフェクトかよ…(嗚咽

これからも日本語を愛していこう…そうしよう…。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る