第9話  それは、確かに奇妙な事件であった

「...それ...それは....」

エレン姫の問いに対して、言い詰まってる俺。

生物学と化学が超苦手な俺に、それについて上手く説明できるのか?いや、絶対にないよね。で、隣の梨奈を見てみると、彼女も俺の困り顔を見兼ねたか、少し苦笑して助け舟を出してきた。

「...えっと、エレン..さん...じゃなくて!..姫,殿下?」

「エレンで宜しいですわ。立場的に<神の聖騎士>である貴女の方がわたくしより上なんですから。」

「..そう?じゃ、エレンさんでいいよね?」

「さん付けもいりませんわ。この世界の救世主たる貴女にそう呼ばれると、なんか恐れ多すぎますわ。なので、好きに呼んで頂いていいですわよ。」

と、梨奈の逡巡とした切り出しに対してそう呼ぶように勧めた優しい笑顔を浮かべたエレン姫である。彼女がそういうのだから、きっとため口でも大丈夫だろう。さっきから<神の聖騎士>なんとかをずっと口にしてきたから、きっとそれに関係してるんでしょうね、俺達への待遇って。


「じゃ、さっきのエレンの質問に対して、あたしから説明させてもらうよ。実は、彼は、あたしたちの世界において、<黒人>と呼ばれてる一部の人間族なのよ。正確に言えば、<人種>といった方がいいのかな..。でね、<黒人>っていうのはね、あたしたち<日本人>と呼ばれてる人種より肌色が全般的にもっと黒いのに理由があるのよね~。その理由とは、あたしたちの世界の人間の肌にある色素メラニンの量が<日本人>より多いから。なんでそうなったのかと聞かれると、黒人っていうのは日本人よりもっと日差しの強い処から産まれてきたの。でね、先天的な理由として、そういう遺伝子を持っている人種は赤ちゃんの時から、肌色が黒いよ。強烈な日差しから受ける紫外線を上手く遮断するためには黒い肌色の方が効果的だからなの。ここの世界の住民はどういう人体構造や化学反応を起こすからわからないんだけど、少なくとも、あたしたち<地球人>はそうなるよ。」


と、何やら訳わかんない言葉を羅列していた我が梨奈先生であった。ああー俺も居眠りせずによく授業を聞いておけばよかったなー。まあ、確かにメラニンという単語は聞いたことあるけど、どうやって詳しく説明するのか全然だよね。と、そう思いながら、エレン姫の反応が気になって見てみると、


「...こく..じん?...めら..にん?...一体何の事を言っていましたの?」

ぽかんとした顔で怪訝そうに梨奈を見たまま言葉の意味が分からない様子である。まあ、当然だよなぁー。同じ世界からきた俺も分からなかったし、文明も遅れている異世界人に、且つ世界そのものの理も違うここの魔法っぽいモノが使える住民に対して、その科学的な事についてどうやったら理解しろっていうの?


「まあ、まあ、いいんじゃない?別に。違う世界からやってきた神の聖騎士様なんですから、きっと何か特殊な訳があって<リルナ>という世界の住民であるわたし達が到底理解できないような事情があるんでしょう。」

「エリーもそれについて気にならないかな....。だって、別の世界の人達なんでしょー?なので、肌色が黒かろうと青かろうとなんでもいいじゃん~?ね~~。」

と、エレン姫の納得いかない顔に対して、そう気楽に反応を示した、暢気な表情を浮かべている緑髪ショットなネフィーと鼻歌交じりに言う、三つ編み茶髪セミロングなエリー。女の子らしい愛くるしい顔をしてなんか可愛いね、エリー。


「殿下、正直に申しますと、好奇心で無粋な質問を<神の聖騎士>様であらせられる彼等に尋ねるのもどうかと存じておりますよ。彼女も時間や気遣いの元に親身になってお答えになられましたし、それくらいにして頂けませんか?」

と、さっきの件と違って、あの二人の意見に同意した紫ポニーテールっ子であるローザさん。


「....うぐ....まあ、それも一理あるかもしれませんわよね!わたくしとした事が!好奇心が抑えられなかったとは言え、彼の世界の事情も知らずに無粋な事を聞いてしまって本当に後悔しますわ。うん、分かりましたわ!異世界から来てもらっている<神の聖騎士>の皆さんなんですから、きっとわたくし達には想像もつかないような理が元世界にあるんでしょうね。さっきの説明、確かにわたくしには意味分からない単語がいっぱい出てきて分かりませんでしたが、お気遣い、真に感謝しますわ。」

と、何事もなかったかのように梨奈に感謝の言葉を述べたと同時に微笑むかと思うと、今度は俺の方に向き直ると、


「...こほん!さっきは失礼な事を聞いてしまって、申し訳ありませんわ。貴方のお肌色がどうであろうと、<神の聖騎士>さんの一人である事に変わりはありませんので、さっきのわたくしの軽率な言動について許してもらえませんの?」


と、礼儀正しく俺の方に向かって頭を下げてきたエレン姫の謝罪の言葉に動揺した俺ではあるが、ふと彼女の折り曲がっているセクシな女体の曲線や稜線を集中して見ると、制服の露出が一番目立たしい胸元になんか形の良いデカくて、ぽよんぽよんとしたおっぱいが目の前に揺れているぞ!うううおおおおおおー!と心の中でテンションを上げながら凝視してしまうと、そこにいる梨奈に強く睨まれた。おいおい!何もしてないだろう?ただ目の前にあるものを見てるだけだし?いかん!血流があそこへ流れるのを阻止するために念仏を唱えてエレン姫のお顔に視線を移動させた。

「いや、許すも何も、誰でも目にしたことないものに関して、興味津々になるのは普通の事ですし、そんなに気にすることないと思いますよ。後、頭を上げてもらえますか?あなた、お姫さんなんでしょ?」

と、彼女に言った。

「あ...ありがとうございます!神の聖騎士ー」

「ルイズ。早山ルイズです。」

「え?」

「俺のの名は早山ルイズです。今度はそう呼んでくれて嬉しいですよ。」

「はーはい!早山さん、ですよね?他のお方のお互いの自己紹介は次におかあーネネサ女王陛下のいる饗宴場で行っても構いませんので、さっそく行きましょう?」

「「「「はい!」」」」

と、元気な声を出して、頷きあった俺達4人であった。


で、2分も経たない内に豪華な絨毯が敷かれた廊下を歩いてきた俺達9人がたどり着いたところは、修飾の施された分厚い扉を目にした。


「では、開けますわよ。」

扉を開けるエレン姫に、俺たち8人も彼女の後ろについて、中へ入るのだった。


「あーあー!神の聖騎士さんよのうー!お主たち!」

と、何やらすごい形相でこっちを早足で向かってきてる30代後半らしい外見をしている装飾がいっぱいついている青いローブを身に纏っている長い金髪を靡かせている女性。彼女の頭部を見てみたら、綺麗な黄金色な王冠をつけているから察すると、彼女こそ、さっきからずっと耳にしてきたネネサ女王陛下だな。


「先程の件では本当に悪かったのう!ユリン卿に先へ出向かいにゆく必要がないとゆってしまった所為でお主達の命に危険が及びそうになってたところじゃった。まさかエレンのやつがそんなに遅れておったとは思っておらなんだ。浅はかな判断を下してしまい、王族としてあるまじき行為じゃったよ!どうか、妾を許してもらえるかのう?」

と、早口を立てて必死に謝罪を口にしてきたネネサ女王陛下と思われる人物であるが、一体何の事だ!?


「(....お母様....)......ああ!!」

と、いきなり大声を上げるエレン姫に全員が彼女の方に向き直った。

「おかあさーこほん!陛下!それをおっしゃるなら、わたくしの方にも責任がありましたわ!とある出来事の所為で、不覚にもわたくし達が神の聖騎士である皆さんの救援に翔けつけるのに遅れてしまいましたの!それで、皆さん四人がのあの「サカラス」という神滅鬼の襲撃によって危うくお命を落としそうな状況を作ってしまいましたの。」

と、真剣な顔になって女王陛下の隣に並ぶと、彼女に倣って俺たち4人に向かって頭を下げてきた!さっきの肌色の件といい、いつまで俺らに謝罪してきたり頭を下げていたいんだ、このお姫様は??俺たちより地位が高い癖に自分を卑下にし過ぎてなんか可哀相に見えてきたぞ!頼むよ、頭をあげてくれいー!


「「「「私(ワタシ)(わたし)(エリー)も悪かったです!!」」」」

と、ユリンさんを含めた他の4人の少女も彼女二人に並んで俺らの方に頭を下げてきた!なんじゃ、こりゃー!隣にいる仲間の3人を見回して見たら、彼らも俺と同じく、困った顔をして頭をかいているところである。


「....えっと...これはどういう状況にあるか説明してもらえます?」

「あたしも何がなんだか、さっぱりわかんなくなってきちゃったよ。ルーくんの言う通り、何か説明してよー。」

「僕も知りたいですね。どういう事情があったかにせよ、僕たちがこうして生きてこられたのもユリンさん、エレンさんや他の子たちが助けてきてくれたからですし、そんなに深刻になって謝罪する必要がないんじゃないー?王族に貴族の方々なんでしょ?」

「私も春介や他の3人に賛成です。王族ともあろうお方が私達のように異世界からやってきた平民に頭を下げていい訳がありません。どうか、皆で座って、お食事等を御馳走にしながら状況説明をお願いできませんか?」


と、俺たち3人の状況説明の催促に加えて、そういって場を取り仕切ろうと提案した有栖川さん。こういう時の有栖川さんって結構、行動力が半端なく高いね!さすが、有栖川財閥の跡取り娘として毅然とした対応ができるよう育成されてきたんだろう。短いスカートをひらひらさせながら、黒タイツを履いているスタイル抜群な女体をセクシに動かせて彼女達の近くに歩いていった。落ち着いた雰囲気を醸し出している有栖川が女王陛下達の近く前に達すると、彼女もあちら側に倣って頭を下げたのでそれに続いて、残りの3人である俺らもそれと同じように行動した。なんか、10人揃ってお互いの側がそれぞれに頭を下げ合うのって、端から見れば、きっと奇妙で軽快に見えて面白おかしく笑いそうになる光景であるなあーこりゃー!


と、全員がそれぞれの用意されている席に腰を下ろすと、先に声を発したのはエレン姫である。

「初めからお話させて頂きますわよね、女王陛下。放課後になって、こちらにいる3人のチームメイトと一緒に王城へと帰ると、「彼のものがこの世界に現る」という低い声が直接、頭の中に聞こえてきましたので、それに集中してみたらなんか視界がいきなりばちっと雷が炸裂したかのように光ってぴかっとなりましたので、それに触発されたかのようにユリン卿が今日、神の聖騎士様を召喚するために「聖なる神の使者を仰ぐ演舞」なる儀式を行う予定があると思い出しましたの。」


彼女の話に対して、俺たち9人は静かに彼女の方に目線を逸らさずに真剣に耳を傾けて聞いていた。エレン姫も俺達を見回した後、表情を引き締めて話を続ける。


「それを思い出した途端、人通りのいる街中であるのにも関わらずに、探知系の現紙術、<ノクト>を使ってみたら、確かにディグラン平野のある方向にわたくし達と違って、異質な感じを含む神使力の波動を察知しましたの。きっと、神の聖騎士さんであると信じて、そのディグラン平野を皆と一緒に向かっていきましたけれど、到着する前に、飛んでいた途中から前方の何キロも前に煙が地面から空へ昇っているのを見ましたの。視線を下へと向けて発生源を確かめてみたら、人らしきものを見つけましたの。倒れているかと思しきその人影を目にしたわたくし達は慌てて降りていって様子を確認しに近づいて見ると、なんか60代か70代らしき老けている見た目をしている女性が気絶して動かずに横たわっていたのを発見しましたの。何度も身体を揺すっても目覚めずに意識があるようには見えないので、心配になって彼女の身体を抱き起こして見たら、なんか服のあっちこっちが破れていてそこから存在を覗かせている裂傷から血も大量に流れてきましたので、オスハイート嬢に治癒系の現神術、<小聖白息レーシア>を使うよう命じたら、傷のある箇所が塞がらず一向に癒えないのでちょっと焦っていましたわね。」


と、そう証言したエレン姫が当事者に含まれた他の3人の少女達、ローザ、ネフィーやエリーを見回した。彼女達が頷いたのを確認すると、こう続いた、


「で、20分も<レーシア>を何度もかけていて癒えないままなので、必死になって治そうと究極級の治癒系の現神術、<大聖白神風アラナントス>をまたオスハイート嬢に頼もうと声をかける途中に、なんの前触れもなく、いきなり、腕に抱きかかえているところの彼女の身体がいきなり、透けて見えるかと思うと、突如として消えてなくなりましたわ!それはもう、綺麗さっぱりどこにでも!完全に」


エレン姫の証言に対して、俺達全員が驚愕とした顔付きになって、信じられないように彼女の言い放った言葉の意味を理解しようと考え込んでいる。


おかしい!本当におかしすぎるよな、あれ!それはまるで、エレン姫達が俺達のいるところへ到着するのを邪魔しようと企んだ何者かによる妨害行動であるに見えてきたじゃないか!だから、それで遅れてきたんだよね、なあ、梨奈!梨奈に視線を少しだけ移動させてると、彼女も俺に気づいて、厳かな表情でうんと頷いて会釈をした。


「それ、本当かのう、エレンよ?」

「はい、大母神であらせられるシェレアーツ様の名に誓って、嘘偽りのない出来事でありましたわ。貴女達もそう見ましたわよね?」

「当然です、殿下!ワタシも確かに彼女が透けて消えたのをしっかりとこの目で見ました。」

「わたしもそうですよー。あれは疑いようもない事実です!だって、わたし達の目が正常で働いていたんだとしたら、絶対にそれが起こったという事になるに違いありません!」

「エリーもみましたよ~!なんか、すんごい光景だったよねーあれ!!思い出しても信じたくないくらいですよ~~。」

それぞれに証言に対して裏づけを保障した3人だったが、なんかエリー一人だけテンション高すぎないかー?子供かよ、お前は!?


「だから、それで遅れてきたんじゃったのう、エレンよ。」

「はい、そうですわ、女王陛下。予測不可能な出来事であったとはいえ、わたくし達の本来の任務をこなそうと優先せずに他の事に気を取られている未熟な対応をしてしまったから神の聖騎士様である彼らのお命を危険に晒してしまいましたの。その判断を下したのは他でもないこのわたくしですし、もし罰を与えるならばわたくしだけにして下さいませんか?他のチームメイトである3人は何も悪くありませんので。」

「そんな、殿下!」

「それはいくらなんでも、自分勝手ですよ、エレン様!わたし達はチームメイトなんですから、もしエレン様がそのように自分一人で全てを抱え込もうとなさる事ぐらいなら、全員が同じようになった方がわたし達としても望ましいですよ!ねえ、エリー?」

「エリーもさんせいですよ!エレンっちが一人で罰をくらうぐらいなら、エリーや二人もいっしょの方がいい!ですよー!」

と、それぞれが思い思いにエレンさんを庇おうとした。ああ、これは春介の奴からして見たら、きっと美しいガルーズラブに見えるんだろうな。彼に視線を移すと、なにやらうっとりとした顔になって見入ってるぞ、おい!と、そんな事を思って、女王陛下の決断を聞こうと彼女の方に向き直ったら、女王も俯いて何かを考え込んでいる途中で、こちら全員を見ようとしない。誰でも何か言おうとせずに黙っていると、


「女王陛下、僭越ながら、少しだけ意見を述べさせて頂いても宜しいでしょうか?」

と、その沈黙を破ったのは他でもなく、黒タイツに包まれた綺麗で長い脚を組み替えて不適な笑みを浮かべた我らが一縷の綱である大手財閥の令嬢、有栖川姫子さんでいらっしゃった!


「.......よかろう。神の聖騎士である御主なら、きっと何か考えがあって提言してきたんじゃろう。じゃ、聞かせてもらおうかのう?」

彼女の問いに対して、厳かな表情を崩さぬまま促したネネサ女王陛下である。


「話を聞く限り、確かに、エレン姫達が目の前の老人を助けようとしたから、私達への救援が遅れてしまったという事らしいでしたが、それはつまり、目の前に危機に陥っている者をほっておけないからこそ出来た行動でしょう?例え素性がわからない者であっても、大事なのは助けようとした志や純粋な心を持つ方が評価されて然るべき事です。なぜなら、私達の元いた世界からしたら、困っている人を助けようとするのはとても立派な行為だと思いますよ。なので、どうか私達に免じて、彼女達への罰を免除して頂けないでしょうか、女王陛下?」


と、頭を下げている有栖川さんの申し立て....というか、嘆願に近いものを聞かせられて触発されたか、ユリンさんも女王に向かって頭を下げて声を発した。

「私も有栖川様の申し立てに賛成です、女王陛下。どうか、彼女達4人を許して頂けないでしょうか?確かに彼女が遅れていたから、神の聖騎士様であらせられる四人の命を危険に晒せそうになったんですが、運よく私が先に間に合って到着して持ちこたえてみせたので結果はこの通り、何事もなく無事に帰ってこられましたよ。なので、どうかこの件について不問に通して頂けないでしょうか、女王陛下?」


ヤバイ!なんか春介のいう通り、ガールズラブっていいものだなぁー。


「はあーー。わかったよ、お主達。最初からただの軽い罰を与えようかとも思っておったんじゃったが、こうもみんなにせがまれると、聞いてやらずにはおられないよのうー。じゃから、宜しい。この件については不問に通すよ。でも、あの老人の事、明らかに不審すぎるので何者であるかを調べる必要が出てくるのう。なので、宮廷のヴァルキューロアの精鋭部隊、<6英騎士レギナ>や隠密調査隊、<ニルバーラ>を動かして、調査に当たろう。いいな、エレンや御主達のチームメイトでおる<エレン王族直下隊>よ?」


「「「「かしこまりました、我が女王陛下!」」」」


と、事無く事態が収まったのである。


「では、神の聖騎士でおる御主達の正式な自己紹介、頼めるかのうー?」

そう尋ねてきた女王陛下だったので、地球組である俺達4人も女王の方に向き直りながら座りなおして、お互いの顔を見合わせた。はい、ここから始まるんだよね、真相が。俺たちがなんでこの世界へ転移してきたか、なんで聖騎士とかなんとか呼ばれてきたか、全てが........明らかになる時が来た!隣の席に座っている我が幼馴染である赤髪ツインテールな梨奈をみると、彼女も俺に視線を移してはまたお互い緊張感を高めてから、女王陛下に視線を戻して始めの方は梨奈からになるというように、席から身を起こして先に声を発した。


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