第18話


「ルシー! ここは通り過ぎて下へ行くぞ!」


飛び交うコウモリの群れを視認した瞬間、俺は叫んでいた。


まさかこんな場所で遭遇するとは。


血塗れコウモリは一般的に洞窟や狭い場所を好むとされている。

奴らは常に群れで行動し、獲物を見つければ仲間にその位置を知らせ、狩りをする。


そう、奴らは肉食で極めて攻撃的な生き物だ。

牙はまるでネズミのように平たく、獲物の肉を抉り取るために発達している。


――――ここに留まるのは危険だ


流れ出た血を見て、そしてさっき見た何かの死体を見てとれはそう判断した。


あれはおそらく、血塗れコウモリの死体だ。


奴らは基本的に攻撃的な性格をしている。

加えて腹が減っていればその凶暴さにも拍車がかかる。

限界を超えると自身の仲間を食い散らす、共食いすら行うのが奴らの習性だ。


しかし共食いはよっぽど付近に獲物がいない限りはしないはず。

だが血塗れコウモリの死体があったということは奴らは既に共食いを行うほど腹が減っている状態だ。


そしてそんな状態の奴らが新鮮な肉を見つけた時どうなるか。

降り立つ予定だった所の地形は今までと同じように開けている。


次の着地地点を探し、再び出発の準備などしていたらコウモリたちに集られる。

再出発が難しくなり、あそこで足止めされることになるだろう。

手痛い怪我を負ってしまえば尚更だ。


「急げ! 少し速度を上げろ! コウモリに集られる前に下へ降りるんだ!」


轟々と音のする風越しに叫ぶ。


この声はあいつに聞こえているだろうか。


下からやってくるコウモリの群れは風に乗ることで通常よりも倍近い速度で接近してくる。


避け損なえばそれだけで大勢を崩し、落下しかねない。

かといって突撃してくるのを追い払おうにも縦横無尽に飛び回る変則的な軌道は迎撃はおろか予測すら満足にできない。


――――厄介だな


空中を移動する俺たちにはコウモリたちを追い払う手段がない。

反撃しようにもあれだけ素早く動き回るコウモリに風を足場にしている状態では満足に攻撃ができない。


「――――ぁ!!」


後ろから小さく悲鳴が聞こえた。

振り返ると、俺の元へ飛んでくるコウモリの倍以上の数が後ろから付いてきているルシーを襲っている。


「くそっ」


風に掻き消されていたせいで気付くのが遅れた。

しかし襲われていることに気づいても俺には出来ることがない。


「ナイフは……っ」


いやダメだ。

こんな豪風の中では投げナイフなど軌道が曲がってしまって狙った場所へなんて行かない。 


下手をすればルシーを傷つけるかもしれない。

ぐっと投擲しそうになる腕を堪える。


「風を使って身を守れ! 壁を作るように動かすんだ!」


飛来するコウモリ達から身を守りながら、後ろへ向けて叫ぶ。

しかしこんなことを言ってもすぐには出来ないだろう。


俺たちはまだ自信を風に乗せて移動する程度にしか風を操れない。

風の形を変え、操作するなんて技術は身につけてないのだ。


――――早く、次の着地場所へ行かねぇと


後ろを振り返る度、ルシーの傷が増えていく。

出血が遠目からでも分かる程にコウモリの牙にやられている。


「っこの!」


俺の元へ飛来してきた一匹に攻撃が当たった。

もはや狙いをつけるではなく、身体に飛んでくるであろう場所に向けて剣を振り回していたのが偶然コウモリの身体にぶち当たった。


――――せめて俺の所へ集まってくれば……!


腕や足を何箇所か抉られたが奴らの口は存外に小さい。

抉られた箇所も出血はしているもののそこまで深い傷ではない。


今のように適当に剣を振り回していればある程度の数なら何とか出来る。


それだけに分からない。


何故コウモリ達は俺ではなくルシーを狙うのか。

コウモリ達が俺たちへ攻撃できるのはせいぜい風に乗って飛んでくる僅かな瞬間だけ。


この豪風の為に一箇所に留まり続けることはできないらしく身体にぶつかってきた後はその勢いのまま後方へ消えていく。


しかしそれが何度も何度も繰り返されれば突撃された際にできた僅かな傷も大きな傷へと変わる。


見たところルシーが狙われているのは左足だ。

はじめはそれ程でもないように見えた傷だったが、いつの間にかかなりの血が流れるほど痛々しい傷になっている。


他の箇所は精々血が滲む程度。

あれくらいの傷ならすぐに治るが……。


「っ」


もしかすると。

俺は慌てて自身の身体を確かめた。


最初に傷つけられたのは額。

それからは左手に数カ所、右足もさほど傷はない。


「血に反応してるのか」


俺も一番傷が酷いのは左足だった。

右手は剣を振るうためか全く傷はなく、身体の右側は剣を振り回しやすいために右足も軽傷。

左手は風の棒を握っているが風を操作するために意識からは外していないため軽傷。


一番意識していない左足ばかりに傷を負い、そして傷が増える度に出血は酷くなる。


溢れ出た血の香りに吸い寄せられているとすれば。


ルシーも恐らく同じような流れで傷を負っている。

そして一つの場所を集中して攻撃されれば、ましてやそれが足ならばこの先、移動もままならなくなる可能性がある。


俺はさほど迷わなかった。


依然、風を移動させ、降下し続けながらコウモリを打ち払うために振り回していた剣を止める。


「うっ、くぁああ!」


剣を回転させ、鋒を未だ軽傷の右足へ突き刺す。


異物が身体の中へ侵入してきた不快な感触。


同時に、それを上回る痛み。


熱い。


それは激痛を通り越え、熱した鉄を押し付けられているかの如き熱さへと変貌する。

咆哮し、痛みを紛らわせるために腹に力を込める。


腹だけではない。


無意識に他の場所へも力を入れてしまう。

そうでもないと、右足の痛みに堪えきれなくなりそうだから。


――――痛ってぇ


刺した剣をゆっくりと引き抜く。

泉が湧き出るように、身体を流れていた血が外への道を見つけ、溢れ出る。


「おらぁ! こっちだぁ!」


痛みを怒りに変え、今度は威嚇するように吠える。

鮮血を撒き散らし、乱れ吹く風によって飛び散った血が身体のあちこちへ付着する。


血の臭いに反応するのならば、より強い血の臭いを纏ってしまえば奴らの狙いは俺に傾くはず。

痛みに顔を歪め、前を見据える。

辺りからキーキーと耳障りな鳴き声が風の音に混じって聞こえてくる。


――――来たっ


茶色い塊がわんさかと視界に映る。

狙いは恐らく足。


「あぁぁぁ!」


片手でぐるぐると剣を振り回す。

盾のように回せば正面からの突撃は防げるだろうが、奴らの動きは変則的。


あらゆる角度から迫ってくるのを想定して剣を振るう。

ばちっと、剣にぶつかる感触が手まで伝わってくる。

同時に断末魔のような鳴き声も。


――――来い、全部斬り落としてやる。


右手を動かし続け、剣を右に左に薙ぎ払い、斬り込み、振り上げる。


縦横全てに剣の軌跡を残すつもりで、剣を振る。

狙い通り、足を傷つけてから俺を狙うコウモリ達の数が増えた。


「――――、大――――、!!」


後ろでルシーが何か叫んだ気がしたが、聞き取れない。

ばち、ばち、と時折剣にコウモリが当たる感触がやってくる。


「ぐっ、痛ぅ」


が、数が増えた分突撃を喰らう回数も増えた。

今も斬り払いが終わったタイミングで上から下へと移動しながらコウモリが突撃してきた。


抉られたのは左足。

傷つけた右足の出血もかなりのものだが、元から出血していた左足の方の怪我もひどくなってきた。


時間が経つのはこんなに遅かったか。


そう思えるほど、長い間、コウモリ達からの攻撃を受け続け、いい加減に身体も重たくなってきた。


――――くそっ、どこまでついてくるつもりだ、こいつら


もう随分な距離を進んでいるはずだ。

途中、いくつか着地できそうな場所があったにもかかわらず、こいつらが付き纏ってきたせいでその全てを諦めて進み続けているのだから。


――――そろそろ限界だ。


一度どこかに降りるか?

しかしここには、この巨大な谷にはあのコウモリ達を振り切ることのできるような地形は存在しない。


崖から生えるように平たく、あるいは丸く伸びた地形が目につくばかりで、入り組んでいるようなそんな地形は見えない。

斬り殺したコウモリの数もたかが知れている。

全滅させるなど、到底現実的ではない。


「――――! あそこ! グローー」


その時、ルシーからの声が少しだけはっきりと聞こえた。

隙を見て振り返る。


コウモリを斬り払うのに忙しく、途中から様子を見れていなかったがさっき見た時より怪我がひどくなっているということはなさそうだ。


――――ちゃんとこっちに誘導できてたか


俺が振り向いた事に気づいたルシーは身振り手振りで必死に何かを示そうとしていた。


――――えー、と? 下?


そして促されるようにルシーの指差す方を見る。

轟々と激しさを増す風の中、薄く目を開けて見る。


あれは、何だ?


ルシーがいち早く気づいたもの。

それはぐるぐると渦巻く風が壁のように進路を塞いでいる後継だった。


今俺たちは下に向かって降りている。

下から吹き上げてくる風は向かい風となり、崖の上へと昇っていく形だ。


だが、今目の前に広がる風の壁は崖上へ向かって吹くのではなく、一定の場所へ留まり続けている。

それはまるで巨大な川の流れを上から眺めているような景色。 


風の川。


風でできた大河だ。


その実態は水ではなく、風の渦が集まっているものだが、目で捕らえられるほどぎっちりと集まったその風圧は本物の川以上に強い力が流れているだろう。

もはやあの中がどうなっているのか想像すらできない。


ちらとさらに視線を移せば横へ流れていく大河の中から一箇所だけ、風向きの異なる箇所がある。

恐らく大河の下と見られる場所から大河を突き抜けて吹き上げる。


崖上へ向かう風。


あれは一体何なのか。

しかしぱっと見ただけではわからない。


――――まぁあそこへ向かうのだけはなしだな


横へと流れていく大河。

あの不可思議な部分は俺たちとは真逆に風が流れている。

わざわざ向かい風を選ぶ道理はない。


「ふー」


このまま進み続ければやがてあの巨大な風の大河にぶつかる。

あれを避けようにも留まればコウモリがやってくる。 


これまではほとんど通り過ぎるようにぶつかってくるコウモリを振り払っていたに過ぎないが、移動を止め、一箇所に留まるとなれば本格的な戦闘をはじめなくてはならない。


――――どっちをとるか。


ルシーの意見も聞くか?

どちらを選んでも危険には変わりない。


「んぉっ?」


迷っているとぐいっとどうに巻き付いていたロープが締まった。


「突っ込もう! もう行くしかないよ!」


随分と勇ましい。


その顔は不安そうではあるが、既にどうするかは決まっているらしい。


「よし! なら突っ込むぞ!」


あの風の大河を通り抜けるなら。


俺は今引っ張られたロープを逆に引っ張り返し、ルシーを手繰り寄せる。


「わぁ!」


飛び込んできたルシーをしっかり腕の中で捕まえる。


「あの中は恐らく今までにない風圧がくるはずだ。逸れたらそこで終わりだと思え」


ルシーは突然引っ張られたことに目を白黒させていたが、俺の言葉に正気を取り戻すと力強く頷いた。


「行くぞ、しっかり捕まっとけ!」


「わかった!」


がっとしがみついてくるルシーを確認し、正面を向く。

依然コウモリ達の鳴き声は聞こえる。


――――あいつらを振り切るくらい、速く


左手の風の棒に意識を集中。

今俺ができる限りを尽くして風を身体の側の風を操る。

後ろへ風を吹かすことで前へ。


強く、勢いをつけることでさらに加速をつける。


生身に比べればこれでもまだ遅い。

だがそれでもコウモリの鳴き声は少しだけ、遠くなった。


常にこの速度をだす必要はない。

あの大河に突入するまで保てさえすれば。

風のを纏い、風を吹かしながら、風を切って進む。


そして、


「来るぞ!」


――――巨大な音が、衝撃と化して身体を襲った。


身体が風の大河へ突入した途端、とてつもない轟音が耳を貫く。


――――耳がっ


遠目で見るのと、中に入るのとでは訳が違う。

まだ距離があったころに見た大河はゆっくりと流れているように見えた。


外側からは、目で見た限りでは、これ程までに強い風が吹いているとは想像だにしなかった。

否、強風が襲ってくることはわかっていた。


――――これはっ


思わず腕の中にいるはずのルシーが飛ばされていないか確かめる。


いる。


小さく縮こまって、身体を丸めているルシーは確かに腕の中に収まっている。

ぎゅっと強く抱きしめて、脇を閉める。

風が隙間を通らないように風の通り道を塞ぐ。


尋常ではない風の圧。


これは身体の周囲を風で纏っていなければ一瞬で身体を流されていた。

風の棒により集め、身体の周囲を渦巻く風が横から来る風を受けているのだ。


そして今、その周りを渦巻く風を貫いて俺たちの身体に大河の風が吹き付けている。

度が過ぎた強風はもはや大きく柔らかい何かで殴られ続けているような不可思議な感覚を引き起こす。


耐えろ。


この勢いに身を任せてはいけない。

この風圧に抗って、前へ。

横から殴りつけてくる巨大な塊に負けないように。


――――そうだ、風を操れ。横から来る風を受け流せ。ただし身体は流れないように。


左手に意識を集中。


万が一にも飛んでいかないように、手が白くなるほどに握り締める。

強く握りしめたことで風の棒からほんの少し、波動が伝わってくるのを感じる。

この不思議な感覚を、腕を伝い、全身に巡らせ、外へと繋げていく。


――――受け流した風の中から少しだけ、風を毟れ


そしてそれを前へと進む力と変える。


少しずつ、少しずつ。


横から叩きつけられる風の一部を集め、巻き取り、周囲を纏う一部にする。


負けるな。


流されるな。


強く自分に言い聞かせながら、思い出したように腕の中のルシーの存在を確認し、前へ。

普段使わない部分をふんだんに稼働させているせいか、頭が痛い。


ガンガンと割れそうになる痛みは風の力のせいか、はたまたこの風の大河の影響か。

常になり続ける轟音に耳がおかしくなり始める。


――――まだか。


まだこの大河を抜けないのか。

踏ん張るために力を入れ続けた手足は既に先ほどのコウモリから逃走する時から酷使し続けたせいで痙攣し始めた。


ーー後、どれくらいだ?


ふっと気を抜いた時、全身を持ってかれそうな衝撃が身体を襲う。


「っっ!!」


それはもちろん大河の風の仕業だ。

俺が気を抜いた事で周囲に集めていた風の緩和が一時的になくなった。


声にならない声を上げ。

果たして自分がそんな声を本当に上げたのかすら聞こえない中。

一瞬で持っていかれそうになった身体の周りをすぐさま風で包み込むことで事なきを得る。


しかしこれは俺が操作したのではない。

腕の中を見れば、きりりと凛々しい表情で上目遣いに俺を見るルシーの姿。

咄嗟に俺が担当していた部分を補ってくれたようだ。


――――助かった。


どうせこの至近距離ですら何を言ってるのかは伝わらないだろう。

だから俺は感謝の意味を込めてルシーの頭を二回、軽く撫でた。

集中を切らしてはならない。

意識は常に周りの風を操ることに割く。


それから、どれだけの時間そうしていたのか。

ふと唐突に身体が放り出される感覚と共に、音が消えた。


「っ」


身体全体にのしかかっていた風圧が嘘のように消え、身体が軽くなった。


「抜けた!?」


ぎゅっと閉じていた目を開ける。

そこには地面があった。

崖から伸びているのではなく、視界一杯に映る地面が。

上を見る。

そこには今抜けてきた巨大な風の大河。


「やった! 抜けた!」


腕の中から喜びの声を上げてルシーが飛び出してくる。


「あぁ! やったな!」


ふわりふわりと残った風を纏いながら、ゆっくりと降下する。


地面へ足を下ろす。


靴で軽く地面を叩く。


びくともしない、しっかりとした感触が帰ってきた。


ということは。


「ここが、龍谷の底か」


ようやく辿り着いた目的地。


風の大河のせいで耳がおかしくなっていたのかと思ったが、異様に静かな場所だ。


「ここのどこかに龍が……」


ぽつりとこぼしたルシーの言う通り、今回の目的は龍の血。


国落としの要だというあの笛を起動させるための素材。


「ここからどうする?」


おそらくもう半日以上も宙に浮かんだ状態が続いていた為に身体に掛かっていた負担も相当なもの。

ここから捜索まで行うとなればいつ限界を迎えてもおかしくはない。


「うーん、そうだなぁ。とりあえず痛いし、治療してから……それから考えよ」


ルシーはそう言って、だくだくと未だに血を流したままの左足を見せる


「うっ」


その傷を見て、俺も自分の惨状を思い出した。


見なくては治療できないが改めて傷を見ると痛みが増す気がする。


「痛いの?」


「いや、これくらい今までにも何度も」


「私がやってあげようか?」


にやにやしやがって。


俺が喚き散らす姿でも見たいのか、こいつは。


きっぱりと申し出を断って、ひーひー叫びたいのを我慢して薬を塗り込む。


ルシーの言う通りに互いに負傷した箇所の手当てを済ませ、これからの予定を話し合う。


「私はとりあえず動けるからこのまま進んでも大丈夫だけど」


そうは言うもののその表情には疲れが見えた。

口では平気だと言っていても自分でも知らぬうちに限界がきていることはままある。


それに本音を言えば俺は少し休みたい。

風の操作は普段使わない神経を使い続けていたようなもので、全身の倦怠感がひどい。


「俺は少し休みたい。お前も随分疲れてるみたいだし、どうだ?」


「いいよ。キミが協力してくれるんだから焦りすぎも良くないと思うし」


「じゃあ、決まりな」


ぐっと伸びをしながら地面へ倒れ込む。

強張っていた筋肉が緩む。

同時に両足の痛みも強く感じるようになったが、意識を逸らして無理やり誤魔化す。


仰向けに転がった視界の先には今通り抜けてきた巨大な風の大河が流れている。


――――何とか死なずに来れたな


そして今からも死なないし、死なせない。


大きく吸い込んだ空気は地上よりも少し冷たい。

目を閉じ、身体全体でそんな小さな違いを感じながら、束の間の休息を過ごした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る