●知識欲全開の吸血鬼

突撃したあと、アドルクがリアの指示を聞きながら適当な厚さに肉を切って、リアが空中に魔力の線でマークを書くとその辺に落ちてる枝が何本も細長い棒になっていった。その奇妙な棒に触ろうとするとサッとリアが全部回収してまた空中にマークを描いたらそのマークから水が溢れてきた。その水でリアが作っただろう木の棒を洗ってアドルクが切った肉に刺していった。そうした手間をかけて遂に、目の前で焚き火を囲むように細い棒に刺した肉を並べて焼く光景が生まれた。

その光景は、何故か見ていると口から水が溢れきた。

「じゅる……っ」

「おい、汚ねぇだろ。よだれを拭け」

「……っ」

何か聞こえた気がするが、このとても神秘的で美しく、なによりも食欲が湧いてくる光景に魅入られてしまってこれ以外のことを考えられそうになかった。

「こりゃあ、飯を食い終わるまでダメだな」

「まあ、そこまで急いでないんだしお腹を空かしたまま話しても何にもならないでしょ」

「ま、それも一理あるか。先に大体のことを話しておこうか?そっちの方が手間が省けるだろ」

「そうね。お願いするわ」

「……やけに真摯的だな。何を企んでやがる」

「失敬ね!あの子のことを考えたら真面目にやらなきゃ誰でもわかるでしょ!」

「もしかしてあいつに惚れたか?歳を考えろよ」

「さっきから違うつってんでしょ!あんた私をバカにしてんでしょ!?あんたから聞いた情報と私が把握してる情報を合わせるだけで不確定要素がどんどん出て来て下手な手を打てないから柄にもなく真面目に仕事してるのよ!このクソゴリラ!」

「なんだと魔法バカ!」

「ねぇ」

「「…」」

真剣に話していると自然と喧嘩する方向へ舵を切った二人に話しかけると、急に固まったように動きを止めた。

そして、二人はアイコンタクトで一度休戦することにし、さっきまで肉を焼いている光景に釘付けになっていた者に目を向けた。

「どうした?」

「肉が無くなったから切って」

「なく、なった?」

さっきまで焼いていたではないか?と疑問に思いつつ、肉があった方を見てみると囲んでいた肉はなく、残っていたのは焚き火と意味もなく刺されたままの木の棒だけだった。

「お前食ったの?!」

「食べたよ」

「なんで?!俺らまだ食ってないぞ!?」

「だって、まだたくさんあるし、我慢できなかったから…」

「最後のが本音だよなぁっ!」

「叫んでる暇あるならさっさと切りなさいよ。時間の無駄」

「えぇっ?!そ、そうだけどよぉ…」

「何よ。文句は切ってから言いなさい」

アドルクはトボトボと大きい肉の塊のある場所へ行った。

「ねぇ、何を話してたの?」

「えっとね、途中で脱線しちゃったからまだ終わってないんだけど、あなたは少なくとも1週間以上はここで暮らすから必要な物を買わなきゃいけないのよ。でも、何が必要なのか分かってないからその打ち合わせね。それで何か欲しいものとかあるかしら。大抵の物は買えると思うわよ」

これを聞いて表情には出していないが、自身に必要なことを中心に、これからどうするか、どうすれば良いかについて考えながら必要な物に考えを巡らせた。

(色々助けてくれてるアドルクやリアへは恩に感じているけれど、現状何かを返せるほどのナニカを持ってない。なら時間が経ってしまうけれど何か出来るようになるまでは先送りにするべき。今はアドルクの仕事の途中だからここに住ましてもらえているけれど、アドルクの物じゃないみたいだしずっと住めるかどうかも分からない。仮にあの家に住まないでこの森に住むとしても、俺に食べ物を探せるとは思えない。なら森の外に行くと考えると、何も知らないし何かをできるとは到底思えない。カリンがどのくらい強いのかは分からないけれど、魔物らしいカリンを倒せるぐらいは強いから冒険者になることは出来そう。でも、戦うっていうのがよく分からないし自信はないな。……あれ?結局は何も知らないからできないんだから、知れば良いんじゃないかな?)

「ねぇ、知らないことを知る方法って何かある?」

「知識を身につける方法ってこと?私に聞くこともできるし、学校に通うことも一つの方法ね。あとは、本があるわ」

「がっこうにかようって何をするの?」

「学校っていう場所があるんだけど、そこでは魔術の使い方とか武器の使い方とか、あとは国の歴史とかを習うわね。そういう学ぶための場所に行って勉強するための場所よ」

「くにのれきし?」

「人が集まって村、村が大きくなれば街、街よりももっと大きくなったら都市、都市が複数集まったものが国。その国ができるまでの過程を歴史って言うの」

「勉強って何をするの?」

「知らないことを知ることは大抵勉強って言うわね」

「へー、便利な場所だね。行ってみたいなぁ」

自分が知らない場所で知らないことを知ることが出来ると思うだけでワクワクする。

「学校なんて行かなくても魔術なら私が教えてあげられるし、本も読めばいろんなことが書いてあるからためになるわよ」

「本って買えるの?」

「買えない本もあるけれど滅多にないわね」

「じゃあ本が欲しい!」

「分かった。他に何かある?」

「んー、今はないっ」

「わかった。何か思いついたら教えてね」

「うんっ」

新しく知れたことの興奮でさっきまでよりも元気になり、思わずニコニコとしてしまう。

「切ったから肉を洗ってくれねぇかぁ?」

「終わったみたいね。続きはお腹いっぱいになったからにしましょ」

「うんっ」

「なんでそんなに仲良くなってんだ?」

「そんなことより切った肉を纏めなさい。私もお腹すいてるんだからさっさと洗って焼くわよ」

「おぉ?ま、大したことじゃねぇみたいだしいっか」

アドルクはリアに雑にされたにも関わらず、いつものことと流しているのか気にした様子もなく作業に移っていった。

それから2人が今度こそ食われてなるものかと虎視眈々と肉が焼きながら隙を見て、食いしん坊がさっき食べた肉の味を思い出してまた口から水を出しながら肉が焼ける様をじっと見るという構図が暫く続いた。

「あー、もう食えねぇ」

「あんな特上肉をお腹いっぱい食べるなんて、とっても幸せぇ」

「…」

肉を食べ終わると3人揃ってその場で寝転び、各々が食後の余韻に浸っていた。それから少し時間が経つと食後の休憩も済んだのかアドルクとリアが立ち上がり、ドラゴンを解体した後の部位をリアが持つ袋に入れ始めた。

だがまだ余韻に浸っていた奴は普通に考えて入らない大きさの袋にどんどん袋以上の大きさのドラゴンの死体を入れていく様子に目をパチパチとして困惑の表情をした。

「その袋って何?」

「「あ」」

質問をすると2人は一瞬固まったが、すぐに作業を続けながら質問に答えた。

「これはアイテムバッグって言って、袋以上の量の物を入れることができる魔道具よ」

「どうやって?」

「魔道具っていうのは、魔物の素材に魔術紋を書いて魔術的効果を付与した物なの。これはちょっと高いけれど、安い物でも1万とかするんじゃないかしら」

「へー、安くても乾パン100個の価値があるんだ」

「計算が早いのは良いことだけれど、その表現の仕方は物を作った人に失礼よ」

「なんで?」

「あなたが乾パンのことが大好きなことは十分知っているけれど、森の外の人の大半は乾パンのことが好きじゃないの。好きじゃないものの価値と比べられても嬉しくないでしょ?」

「なんで好きじゃないの?」

「……そういうものだって覚えておいて。お願いだから」

「(リアにはたくさん教えてもらったしなぁ。このくらいは譲らないと)分かったよ。でも、なんで俺が外に行くことになってるの?」

さっきは頭の中で考えていたから、心を読まれない限り何を考えていたか知られるはずはない。けれど、まるで森の外に行くことがもうすでに決まっているようなことを言っていたリアに疑念が湧く。

「え…っ。えーっと、えーっと」

狼狽たように見えた刹那、リアは視線をあっちこっちに彷徨わせ始めた。

「お前の事情が特殊すぎるからちょっと調べやなきゃいけなくてな。もしかしたら記憶が戻るかも知れないだろ」

「このアホォッ!」

「グボォッ!」

仕方なく助け舟を出すようにアドルクが喋ると、リアがアドルクの顔へ全力の飛び膝蹴りをくらわせた。くらった当のアドルクはよほど強い力で蹴られたのかかなりの勢いで飛んでいき、木にぶつかってそのまま気絶した。

そんなアドルクに後から参加していたカリンが近づくと

「ブゥっ」

数秒じっとアドルクを見ていたカリンは、アホヅラで気絶してるアドルクを鼻で笑うと後ろ足で土を被せて去っていった。

「んー?」

その行為に意味を見いだせず首を傾げる。

「あはは、ま、まあ、あんな奴のことは置いといてさっきの続きを話しましょ?」

「うん?」

よく分からないが特に重要性はないと判断して話を続けることに同意した。

「えっと、アドルクから聞いた買わないといけない物から話すわね。着替えを含めた服、食べ物、メモ取るようの紙とペン、鞄またはアイテムバック、これは遅くなるだろうけど仮の身分証、武器、適当な魔道具ってところね」

さっきも質問したけれど、何故こんなにも準備がいいのかが気になる。話してくれなさそうだが。

「本って俺が言わなくても買うつもりだったんだね」

「ああ、私が言った本っていうのは全書って言う言葉の意味がたくさん書いてる本のこと。あなたが欲しいって意味ではこれが1番近いでしょうけれど、常識なのにいろいろ知らないが沢山あるみたいだからあなたのために買うのは童話とかその辺ね」

「童話って何?」

「子供が文字を覚えたりするための本ね」

「そう言えば文字って読めるの?読まなきゃ本は読めないわよ」

「わかんないよ。でも、知るための方法があるのと無いのじゃ違うと思うから、本がないよりはマシだと思う」

「それもそうね。分からなかったから聞いて、文字を教えることでも読み聞かせることでもやってあげるから」

「ありがとう」

外に連れ出すのもあるけれど、この親切にいろいろ助けてくれることも気になってきた。

多分誤魔化すだろうけれど。

「あとは、何かあったかしら…?」

リアは懐からメモを出して一つ一つ自分が言った内容と合わせて不備がないか確認し出した。

「ねえ、ドラゴンの食べなかったところってもらって良い?」

「素材のこと?んー、ドラゴンは高く売れるからねー」

どうしようかしら、と考えているリアにかなり助けてもらっているのでこれ以上迷惑をかけたくないと、もらうことを諦めることにする。

「大した理由もないから悩むぐらいならいいよ。でも、触るだけならいいでしょ?」

「ええ、それならいいわよ。でも傷をつけないでね」

「分かった」

ドラゴンの素材へ近づくと、その場に蹲み込んで一つ一つ傷つけないように丁寧に触っていく。

(この鱗、俺の剣を防いだとは思えないほど柔らかいんだ。切ったところと部位が違うからかな?)

数えられない程ある鱗の半分くらいを丁寧にかつ適当に触っていくと、どれも最初に触ったものとほとんど感触が変わらなかった。もう一度剣をぶつけて試してみたくなるが、傷をつけたらダメだと思い、別の素材を触る。

(鱗の下にあった皮はカリンのよりも厚いんだ。でも、これも俺の剣を塞ぐほどの耐衝撃性能を持ってるように思えない)

また劣化しているとしか思えない触り心地の皮も、何故なのかは詳しく調べることができないので違う素材を触ることにする。

(白くて細長いの、確かアドルクは骨って言ってたかな?リアと話してたからあんまり覚えてないや。とりあえずこれは骨って言う名前で呼ぼう。骨は触った感じ鱗よりも硬そうだけれど、大きさの割に軽いね。…ちょっと振り回してみても大丈夫な感じだし、剣みたいに攻撃に使えそう)

その時、手が滑り、ぶんぶん振り回していた骨が手からすっぽ抜けて地面に叩きつけられた。

「わああああっっ!?」

傷つけないように注意していたにもかかわらず、手からすっぽ抜けるなんてミスをしてしまったことで慌ててしまい、目が覚めてから1番と思えるほど声をだして慌てて骨を抱えて傷がついてるかを確認すると、まるで最初から何もなかったように傷一つついてなかった。

「よかった……」

約束したのにほとんど時間が経っていないうちにやってしまったと慌てていた分、全く問題がなかったことに安堵した。

そこでふと、骨の丈夫さに気づいた。

(適当に振っていたけれど、あれだけ勢いよく地面に当たったならそこら辺に落ちてる枝なら簡単に端折れてるはず。なのにかすり傷すらないってことは骨自体にも相当な強度があるって考えたほうがいいみたいだね。あれ?肉は知らないけれど、鱗と皮ですら俺の剣が簡単には通らないのにそこにそこそこ硬いらしい骨も加わってるってことは、ドラゴンってめちゃくちゃ硬いんだね)

ドラゴンの硬さについて気づいてしまい、神妙に頷いていると視界の端に光を反射して紅色にキラキラと光る石を見つけた。

気になったので拾ってみると、中からそこそこの魔力を感じた。

(魔力量は俺よりもかなり下だし、俺の魔力より少しだけ薄い感じがする。薄いって何がだろう?あ、ドラゴンって美味しかったけれど、あんまり強くないのかな?)

どんどん疑問が浮かんでは違うことに気を取られることを繰り返し、一つのことに気がついた。

(アドルクの解体作業を思い出してみたら、肉から外の部位に魔力はほとんど残ってなかった気がする。他のに比べて沢山魔力を持ってるこの石がどの部位に有ったのかは分からないけれど、肉より外側にはなかったように思う。だとしたら体内の中心に近づけば近づくほど魔力の中心点に近づくのかな。その中心がこの石だとしたら、これはドラゴンにとって1番大切な物、って考えれるね。俺にはこんな石はないし、他の物で代用してるとしたら、それが俺にとって1番大切な部位ってことになるのかな?)

ドラゴンの解体された部位と魔力からドラゴンの致命的な急所を見つけ、それを自身に当て嵌めて考えてみる。

(アドルクとリアがこのドラゴンを倒したって言ってたけど、ドラゴンにとって大切なこと石が無事なのはこれが壊れなくても死ぬってことだよね。じゃあ、逆に石だけが壊れたらどうなるんだろう?まあ、安全な状態じゃないのは確かだよね。て言うことは最低でもドラゴンにとって大切な部位は2つあるってことなんだ。俺はどこにいくつあるんだろう?)

自身の体内にある急所を魔力を操って探すが、全身をくまなく探しても全く見つからない。

(ないのかな?生きるのに必要だからドラゴンは持ってるって考えないと、無駄に死ぬ可能性が高くなる部位が多くなるって事になるんだし。なんで必要なのかは分からないけれど、作ってみようか)

ドラゴンに必要で自分に必要ないと考えられないので、急所を作るために観察材料として石を間近で見る。

(さっきはよく見てなかったから気がつかなかったけれど、これって魔力がそのまんま石になったみたいなことになってる。少し面白いかも。これを参考に、俺の体内に石を作ってみよう)

剣を作ったように魔力を固めるイメージで体内に石を作ろうとしてみる。

「うん、これじゃないね」

(これは剣と同じで俺が操作をやめたら消えるみたいだから失敗だね)

もう一度、じっくりと石を観察する。

「うーーーーーーん………」

「ぅ、んぅう」

「あ、起きた」

どうやらドラゴンの解体した素材を考察さていたらかなりの時間が経っていたみたいで気絶していたアドルクの目が覚めたようだ。

「ああ?なんで俺は外で寝てたんだ?」

「あんたがお腹いっぱいになったからって勝手にぐーすか寝てたんでしょうが」

アドルクは気絶した原因を忘れたようで、リアがここぞとばかりデタラメを言っていた。それに気づいてリアを見るとこちらと決して目を合わせないようにしているのかアドルクをじっと見ながら話をしている。

それにアドルクは大して気にしていないのかグッと背伸びをすると空を仰いだ。

「おー、結構いい時間だし、仕事に行くか」

「何がいい時間よ。普通に考えたら仕事を始めるのに遅いわよ」

「うっせ。この依頼にそんな細かい指定はねぇんだから気にしなくていいんだよ」

「はいはい、何か問題が起こっても知らないからね」

「えっ…」

リアの何気ない一言にアドルクは一瞬だけ固まると、すぐで早足で家に戻ると自分が作った剣とは比べられないほどに大きな剣を背中に着け、いつも持っていっている鞄を肩にかけて出かける準備を済ませた。

「早っ」

「じゃ、行ってくる」

「ねぇ、アドルク」

「ん?」

早速仕事に出かけようと歩き出したアドルクに声をかける。

「仕事について行っていい?」

「えっ」

今度は驚きながらも困惑しているような、微妙な表情をした。

「いいんじゃない?どうせこの子に襲いかかる度胸がある魔物なんてこの辺にはいないでしょ」

「カリンは初めて会った時に突進してきたよ」

「「えっ」」

「ブゥッッ?!」

2人同時に驚き、まだ覚えていたのかとカリンが目を剥いて怯えた態度になる。その様子に首を傾げて不思議そうな表情で2人と1匹を見る。

「ま、まあ、カリンが特別だっただけだろ」

「そう、ね。カリンだけだと思うわよ。それに大抵の魔物ならアドルクが対処できるし、実際にアドルクがここの調査を始めてからなんの異変も起きてないんでしょ?」

「んー、この前なんかデカい魔力反応が一瞬出て消えてなったけど、それ以外に変なことはねぇな。それに起きた直後にこいつが出てきたし、アレはこいつが起きた理由かもしれねぇしな。今日はそこら辺を探ってみるか」

「そんなのがあったのね。あ、そういえばこの前魔力が少し乱れやすかったのもそのせいかも。ま、私は今日中に買い物を終わらせようと思うから、参加するとしても明日か明後日ね」

「ちょっと面倒事の予感がするが、依頼だし調査しねぇ訳にゃいかねぇからな。さっさと終わらせるのは悪いことじゃねぇし、俺の方でも軽く調べてみるわ」

「あんたに出来たらね」

「喋ってねぇでさっさと行きやがれ」

また喧嘩するのかと見守っていると、何やら通じ合った様子で2人は各々仕事に行った。

「おら、行くぞ」

「うん」

アドルクは森の方へさっさと進んでしまったので後を追う。

「そういや聞いてなかったな。ま、期待はしてないんだが、お前の名前って分かるか?」

「知らない」

「そうだよなぁ。呼び辛くて仕方がねぇな」

2人は雑談をしながら異変が起こった場所を目指して進んで行った。

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