応援コメント

1.刻印」への応援コメント

  • いきなり猟奇的な話をしてしまって非常に申し訳ないのですが、手を切り落とした場合、獣の刻印を持つ者は、他の者と見分けがつかなくなりますか?

    自分の子どもが忌み子であることをバレないようにするため、こんな処置をとる親もいるのかなあ、と思ったので聞いてみました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    面白い考えですね。
    結論から言わせていただきますと、手を切り落とした場合、見た目状では刻印待ちとは分からなくなります。
    獣の刻印持ちが普通の人と違っているところは、手に刻印があることと、悪魔の魔法が使えるということだけです。

    ですので、自分(親)の不利益を減らすという目的で、自分の子供が忌子であることを隠すために手を切り落とす親も中にはいるかもしれません。
    ですが、悪い言い方をするなら、そんな親はもっと酷いこと(殺したり、捨てたり)する可能性の方が高いです。

    そもそも、獣の刻印持ちが実社会において、どのように不利益を被るかという点についてですが、実のところ、差別主義者からの差別以外には存在しません。
    例えば、差別主義者が働く会社では働かなくなったり、差別主義者が経営する店で買い物できなくなったりだとか、社会的に評価されにくくなったりだとかです。
    もちろん貴族の中にも差別主義者はいますので、貴族がらみのことでは差別されることが多いです。

    それに、手を切り落とすほどの偽装とまではいきませんが、手袋などで隠すこともできます。
    会社や学校、ギルドなどでは開示義務があるので、手袋で隠した程度では完全な偽装とまではいきませんが、それでも外見的には刻印持ちとはわかりません。

    それらの点と片手を失うことにより生じる不便性を天秤にかけた上で、子供のことを優先に考える親は、手を奪うという選択をあまりしないかもしれません。
    そのあたりは人それぞれです。身分や地位によっても変わるかもしれません。