大学で、片思いしていた女の子たちに次々再会した あとがき

 どうも、さばりんです。


『大学で、片思いしていた女の子たちに次々再会した』

 無事に完結しました。


 伏線とか、本当は書きたかったこととか書けていない部分もあったり。

 言葉足らずで表現しきれなかったりと、中々難しく物語が複雑になってしまい、皆様には読みづらい思いをさせてしまったかなと実感しております。


 ですが、私がこの作品を書く上で、決めていた事が一つだけあります。


 それは、『9割フィクション、1割ノンフィクション作品』!


 つまりこの作品……1割はなんと筆者の実体験が書かれています!


 もちろん、すべてが真実なわけではなく、とある設定だけが本当で、場面・状況は違ったりしたりしています。


 一つ過去話でぶっちゃけますと、第88話の『積み上げていく関係性』内に出てくるバレンタインのくだり。


 あれ実はすべて実話ですww


 いやぁ……今でも懐かしい思い出の一つです。

 鏡原きょうはらくんと関戸せきどさん、今も元気かなぁー。(もちろん、本当の名前は違いますが)



 この作品に出てくる人物は、一応自分の中でモチーフにした方がいらっしゃいます。

 まあだからといって、境遇や立場や趣味や思考など全く同じわけではないのですが……ww


 どこかノンフィクションなんだろうと探しながら作品をもう一度読み返してみるというのも面白いかもしれませんね!


 まあそんな感じでここまで書いてきました本作なんですけど、相手の家庭事情に首を突っ込むが大枠のテーマでもあったかと思います。


 彼女たちの境遇や関係性には首を突っ込んでぶち壊しても構わない精神の主人公でも、家族問題となると別問題。一度壊してしまった家族問題を修復するのは至難の業です。


 子どもがいれば尚更のこと。家族関係を他人に壊されたことにより、当事者や被害者となり、心に深く傷がついてしまうことでしょう。

 それでも、彼女は彼に助けを乞うのです。

 私のことを助けてほしいと。


 それを乗り越えた先に、本当の関係性を築けると信じているから。

 彼は、その期待に頑張って答えようとします。

 そこに、過去の好きだった女の子たちが関わってきてしまい、様々な複雑な状況を生み出してしまうわけです。


 彼が信念としている『一度好きになった女の子には、悲しい思いをして欲しくない』その思いがあるからそこ、踏み出すのには相当な勇気が必要だったでしょう。


 あなたは誰かのために、勇気を振り絞って助けた事がありますか?

 誰かのために自分を犠牲にしても相手をかばったことはありますか?


 たとえ自分に何も見え帰りが返ってこないと知っていても、目の前で助けを求めている人を助けることが出来ますか?


 そう言った、人生で一度や二度も経験しないようなことを経験しているわけです。

 彼にとっては、今後の人生でどんな問題に出くわしたとしても、乗り越えていける力を培うことが出来たでしょう。


 だから、自分も二度と経験できないような壁を乗り越えていけるよう、頑張っていきたいものです。


 長々と綴ってしまいましたが、このあたりであとがきを終わらせていただきます。

 100話を超えて、超大作となってしまい。

 最後まで根気強く読んでくださった読者の皆様へ最大限の感謝を――。


 さばりん

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